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QQ Englishオンライン英会話でカランメソッドをやってみた(後編)

「Filler (場つなぎのwellやyou knowというフレーズ)でさえ許されない」ということでした。
間髪入れずに「えー」とか「あー」とか言わずに答えるスキルが身につく、ということですね。
ということで25分間、このカランメソッドハードコアを体験してみました。
“Is the table large or small?”
“Is the box small or large?”
というような感じでどんどんと質問されます。
絵を見ながら視覚的に情報を得ながら、
早い質問にフルセンテンスの短縮形でひたすら答えていきます。

25分間体験してみた感想は?

さて、あっという間の25分間が終わりました。
結構疲れました…。
さて、感想は?
大きく分けると感じたのはこの3点でした。
1、話す量がかなり多いタイプのオンラインレッスンである
2、単純作業の中で得られる発見がある
3、定期的に繰り返す価値がある

1、話す量がかなり多いタイプのオンラインレッスンである、に関して。

オンライン英会話のレッスンでよくあることの一つに
先生の方が話す分量が多く、聞き手に回ってしまう、というのがあります。
様々なレッスン教材があり、色々なことをレッスンの中でやっているとは
思うのですが、生徒側の方が先生より話す、もしくは同量程度話すように
なるには相当の発話力が必要です。
普通に会話をしていて先生と同じくらいの英語の量を話すスキルは
相当のものだと思います。
最初のうちは当たり前ですがそんなことはできなくて、
どうするといいか、というとレッスンの内容を工夫するしかないんですね。
インタビュー形式のレッスン教材を選んだり、ディスカッション教材を
選んだりするとこちらが答えることが進行の中に含まれているので
ある程度話す量が担保できます。
カランメソッドのいいところは短文ではあるけれど、1レッスンの中の
発話の量が相当多い、というところだと思います。
こちらが色々気にする必要なく自然と発話する量がこれだけ含まれている
レッスンスタイルは特に英語を始めたばかりの方、まだレッスンに慣れていない方
にオススメだと感じます。

2、単純作業の中で得られる発見がある

先生に、「このレッスンって生徒の中には退屈だと感じる人いませんか?」
と聞いてみました。
「確かに最初のうちはそう感じる生徒は多いかもしれないね。
僕の生徒で以前、台湾人の女の子の生徒がいたんだ。
彼女はフリーカンバセーションもままならない状態で、僕から見て
このまま会話を続けていても効率的には会話力は伸びないだろうと感じた。
だからカランメソッドを勧めて何度かやったんだけど、
すごく退屈で面白くない、と感じてたようだった。
でも、ある日、彼女が驚きの表情で僕に話してくれたんだ。
『先生!カランメソッドで練習した文章で普段も何も考えずに使えるんだね!』
って。そう、彼女は日頃の会話の中で
カランメソッドの効果を実感したんだ。
そこから彼女は真剣に取り組むようになり、
その後数ヶ月で全プログラムを終えたんだ。
終わった頃にはかなり実際に話せるようになっていたんだよ。」
というエピソードを先生は教えてくれました。
確かに似たような文をひたすら繰り返す中で
退屈だなあと感じる人はいるかもしれません。
ただ、僕がやっていて気づいたのは
「それでも間違えることがある」
ということと、「リテンションの練習になるなあ」という感覚。
簡単だなあと感じながらもよくよく自分の音声を後で聞くと
ところどころ間違えたりしています。
反射的に答える、というプロセスの中で細かなエラーが起きているんです。
これは同じことを繰り返し、近いプロセスの反復だからこそ気づけたことです。
リテンションというのは記憶の保持のことで、この文脈では言われた英文を頭の中に
残しておく力のこと、を指します。
読んだ英文、聞いた英文を頭に残す力って鍛えないと
伸びないんですよね。
日頃から緊張感のある中で英語を使う人たちは自然に伸びていくのかも
しれませんが、なかなか全ての人にそういう機会があるわけではありませんよね。
そういう意味ではカランメソッドは発話と正しいインプット、両方に効くように
感じました。

3、定期的に繰り返す価値がある

そうは言ってもやはり反復作業はどこか退屈さを感じてしまうものかもしれません。
カランメソッドはそれだけをしていればいい、というコンセプトではありません。
実際、先生に「これはこれだけで有用なものか?」と聞くと、
「これはあくまで基礎的な土台を作るものであって、他にも総合的に
英語の力を伸ばしていく必要がある。
自然な会話、文法の勉強、フレーズの強化、リーディングなどのインプットなど
総合的に取り組む中でそこにカランメソッドを取り入れるといいと思う。」
と言っていました。僕もその意見に大賛成です。
だからこそ、1回やって終わり、全プログラムを短期間でやって終わり、
にせずに、他のものと組み合わせながらある程度、中長期的に取り組むのが
いいのではないかと思います。
どれだけ英語力が伸びても、その度に発見のあるレッスンだと思います。
終わったら、先生もこんな優しい笑顔に!(笑)
あっという間の25分でしたが、とても有益な時間でした。
とにかくたくさん話して反射を鍛えた、そんな感覚があります。
またこれを継続して、その後の経過も報告できたらいいなあと思っています。
カランメソッドにチャレンジしてみたい方は
こちらのリンクから、ぜひトライしてみてくださいね!