「Smart Kids」は第二言語教育の専門家チームによって開発された、QQ Englishが提供する子供向け英会話コースのメインカリキュラムです。Smart Kidsでは、オンライン教育における豊富な経験を持つ開発チームにより、日常英会話のための語彙や英文法などの必要な知識、さらには英語圏文化に触れることのできるコンテンツがバランスよく体系化されています。英語をこれから学ぶキッズ向けには「Smart Kids pre-Starter」と「Smart Kids Starter」をご用意しております。更に、本編のレッスンでは、それぞれ8つのテーマが設定されており、学習を積み重ねていくことで場面に応じた英語表現力を少しずつ養っていけるよう設計されています。
レッスン前の予習やレッスン後の復習として、学習内容(語彙やフレーズ)を確認することが出来ます。読み書きの練習に加え、単元ごとに付いている“QRコード”を読み込むことでリスニング力やリーディング力の向上を図ることが出来ます。
※各テキストはQQ Englishのオンラインストアよりご購入頂くことが出来ます。現時点ではebookでの販売は予定しておりません。
テキストをご購入された方には、「学習計画カレンダー」と「できたねシール」をプレゼントしております。お子様の学習意欲を引き出すために、そして計画的な学習サイクルを定着させて、しっかりとオンライン英会話学習の効果を上げる為に、学習計画カレンダーと「できたねシール」をご活用ください。(「できたねシール」は1回に複数冊ご注文の場合でも1枚のみのお届けです。)
復習として、別紙の「学習のカレンダー・記録」を使って、 楽しみながら学習を進めてみましょう。 「学習計画カレンダー」は、レッスンの予約をした後に、「ひにち/ようび/ユニット/せんせいのなまえ 」まで記入してください。レッスンが終了してから、「がんばったこと」を書いてもらってください。次に、頑張れそうなことを考えるきっかけになります。保護者の方からも、「がんばったこと」の横に、花丸や「よくできました」とコメントを書いたり、テキストの付属シールをお子様と一緒に貼ってご活用ください。学習したことや、頑張った点を振り返るなどして学習意欲を高めるツールとしてご利用頂くことができます。
「学習の記録」は、何を学んだのかを振り返るきっかけになります。大人とは違い、未就学のお子様や小学校低学年のお子様にとっては「25分間のマンツーマンの英語レッスン」を集中した状態で受講することはとても大変です。そのため、レッスンが終了した後に、学習したことをしっかり記憶に定着させるための時間も設ける必要があります。一度に沢山はできないので、お子様が「この言葉(単語)を使いたい!」と思った単語を1つでも聞き出し、お子様にゆっくりと書いて頂くことを促してあげてください。こちらは、オンラインレッスンだけではなく、テキストの中のQRコードで復習した時にもご活用頂くことができます。英語学習は積み重ねが大切です。一つ一つの学習を、楽しく無理がない状態で継続出来るように、お父様お母様にもサポート頂ければと思います。
①予約時間:同じ曜日・時間・教師で予約する。特に“朝学習”がおススメです。
脳がリフレッシュした朝の時間は、新しい知識を覚えるような学習が効果的です。朝、いつもよりも30分早く起きてリフレッシュした状態でレッスンを受けることで、その後の一日の行動にもメリハリがつくようになりますし、お子様も疲れていない時間帯に英語学習することで、楽しみながら英語学習を継続することができます。
②お子様と一緒に学習計画を立てる。
受け身ではなく、能動的な学習ができる行動を促すきっかけになります。自分で約束したことは守る気持ちも出てきます。
③レッスン30分前の準備:英語の世界に身を浸せる環境を整えてみる。
活動例):Smart Kidsテキストの中のQRコードで英語の歌・会話を再生する。Smart Kids Bookの文字を指でなぞる。お気に入りの英語の音楽を流す。英語の絵本の読み聞かせをする。など。
英語を習得するには、言語処理が自動化されるまで繰り返し英語を使うことが必要です。特に第二言語習得で重要視されているのは、「気づき」です。言語の形式に気づかせることが、学びにおいて重要な役割となります。気づきを高める要素には、(1)インプット, (2)アウトプット,(3)インタラクションなどがあります。お子さんにとって、関連性の高くより身近なできごとを英語で発話する機会を作っていきましょう。
(1) インプット
レッスンで学習した英語は、授業以外でも頻繁に聴く必要があります。Smart KidsのBookを使って読み聞かせをしてあげてください。Smart Kids Bookでは、注意が必要なところは赤文字で書かれています。赤文字の下にさりげなく人差し指を添えながら読んで、違いに気づきやすくなるようにしてあげてください。1番と2番は「何が違うかな?」
(2) アウトプット
アウトプットには、英語を発話するだけでなく、英語を書き出すことも含まれます。特に書くということは、発音と文字を関連づけて覚えるの役に立ちます。Smart Kids Bookの「Questions and Answers」(Book2から)を活用し、質問と回答を声に出して読んでみてください。何回か練習してスムーズに読めるようになったら、文章を書き写してみてください。音の切れ目と文字の切れ目に、気づくことができるようになります。
文字を読み慣れていない場合、文章の切れ目がどこだか分からず、ひとつのまとまりとして認識していることがあります。例えば、「Whatsthis?」と聞き取った音は後から、「What’s this?」と単語に分解しながら理解していると言われています。一度に沢山のことを覚えるのは大変です。聴く・話すに慣れてきたら、書くスキルへ進むようにお試しください。書くことが苦手な場合は、無理をせずに読むだけにしてください。保護者の方が、隣で読みながら書くジェスチャーをすると、書くことに興味がわくかもしれません。お子さんの場合は、学ぶ準備ができるレディネスが整うまで、気長に待つことも重要です。
(3)インタラクション(意味のあるやりとり)
英語で少し会話ができるようになると、意味のあるやり取りを長く続けられるようになります。Smart Kids Bookの「Question & Answer」を活用して、お子さんにも「質問をする役」をやってもらうようにしてください。
慣れてきたら、日常生活に関連した質問文を作ってみてください。その方が、覚えたフレーズを頻繁に使うので、効率よく覚えられます。
お子様が上手に書けたら“Good job!”と全力でほめましょう。運筆力も養いながら、楽しくライティングも学びます。
子どもが字を書き始めるようになるのは大体4歳くらいからで、3歳から書き始める子どももいれば、5歳でも書くことにあまり興味を示さないお子様もいらっしゃるかと思います。そんな中、「ひらがなも上手に書けない段階で、アルファベットを書くことは難しいのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ライティング力において大事なのは、まず鉛筆や紙を使って「文字を書く」という行為自体を覚えさせることだといわれています。
実は、画数や線、形状からすると、アルファベットのほうがシンプルで書きやすいので、ひらがなよりも早く書くことができるようにもなります。最初は鉛筆を握って、紙に線や円を書き、「運筆」の初歩段階から始めながら、オンライン英会話のレッスンの進行に合わせてテキストの中のライティングにも挑戦しましょう。ひとつ書けたら”Good job!!”と笑顔でほめてあげましょう。お勉強とはせずに、遊び感覚で、記号を学ぶようにアルファベットに慣れ親しむことが重要です。Smart Kids Starterでは、レッスン中もABCソングを用いて楽しく学びます。ぜひ、レッスンの後は、楽しくABCソングを歌いながらアルファベットを書けるように応援してあげてください。書けたら、次に、そのアルファベットを発音することも重要です。テキストに掲載されているQRコードを活用し、正しい発音を聞きながら発音してみましょう。
Smart Kids Pre starterやStarterにもライティングのページがございます。Smart Kids Starterでは、アルファベットだけではなく、フォニックスと一緒に学習します。ここで、各アルファベットの“大文字”と“小文字”を区別して覚えることが重要です。大文字と小文字に相当する日本語の文字はありません。そのため、Vとvのように形が同じでサイズが小さくなるだけの違いであれば簡単に覚えられますが、Rとrのように一見まったく別の文字が同じアルファベットであることを理解するのは意外と大変です。
幼少期から、アルファベットとフォニックスを学び、アルファベットを書き慣れることで、次に「読む」ことが出来るようになります。
Smart Kids Book1からは、本格的なコミュニケーションを学習します。その準備段階として、Pre Starterでは“英語に慣れ親しむ”ことから始めます。そしてStarterでは“英語学習に入る前の準備として、アルファベットに慣れ親しむ”工程にうつります。
中には上手に書けない字もあるかもしれませんが、最初のうちはうまくできなくて当然!
と受け止めてあげてください。上手に書けたところに目を向けて、「よく書けたね」「上手になったね」とほめてあげましょう。子どもはほめられるとうれしくなって、また自分から書きたいという気持ちをかき立てられるはずです。「できたねシール」を活用しながら、無理がない状態で楽しくライティングにもチャレンジしてみましょう。