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更新日:2023年12月15日

長文英語が頭に残るコツ【5選】意味がよくわからなくても何とかなる!

仕事やプライベートでも英語を使う機会が増えている昨今、こんなふうにお困りのかたはいませんか?

英語の原稿を人前で読む時に、英語らしく強弱をつけて読めるようになりたい!

会話はできるけど、文章になるとどこで区切って読めば良いかわからず、目で追うので精一杯。 焦りから早口になってしまい、相手に理解してもらえないことがしばしば。

なぜこうなってしまうのでしょうか?それはただ、簡単に読めるようになるコツを知らないからです。

英文を読むのに内容を完璧に理解する必要はありません。知らない単語やフレーズがあろうが、発音に自信がなかろうが、コツを掴んで練習するとあっという間にスラスラ読めるようになるんです。

その結果、長文英語を読むことが楽しくなるだけでなく、聞き手にとっても聞きやすい英語を話すことができるようになり、ご自身のリスニング力のアップにもつながります。 それでは、スラスラ読むための5つのコツをご紹介しましょう。

 

読みやすくする下準備

きれいに読み上げるにはその下準備が重要です。これをしっかりやっておくことで何度読み直しても同じように読むことができ、コツが掴みやすくなります。

慣れてくると、この下準備をしなくても自然に読めるようになるだけでなく、英語の理解度もアップするので面倒がらずにやりましょう。

まずは原稿のコピー(タブレットより、まずは紙で準備することをお勧めします)を用意してスタートです。

コツ1. 文節で区切る

まず文節を『 / 』(スラッシュ)で区切ります。

この区切りは息継ぎをしてもおかしくない場所となり、この『 / 』と『 / 』の間は「必ずつなげて読む」という目印になります。

I have to get up / early tomorrow /to go on a business trip. I know the girl / who is playing piano / in the classroom.

主語と述語を省いた中身の部分で、スラッシュの間は最小の意味がなす文となり、スラッシュ以外のところで息継ぎをすると文としておかしくなります。

I have / to get / up early tomorrow to / go on a / business trip.

どこで区切るかわからない!という声が聞こえそうです。

簡単な文節の見つけ方は、at, on, in…などの前置詞(Preposition)や、that, who, which, when…などの関係代名詞(Relative Pronoun)、and, but, yetなどの接続詞(Conjunction)、を目印に探し、その単語の手前に『 / 』(スラッシュ)を入れて区切りましょう。

ひたすら見つけて区切ります。『 , 』(コンマ)や『 . 』(ピリオド)だけで十分読みやすい文はスキップしてかまいません。

コツ2. 読めない単語ピックアップ

コツ1. を進めながら同時進行で、読めない単語・自信のない単語・この前調べたけど思い出せない単語など、いまの時点であやふやなものは、かたっぱしから丸をしておきましょう。

全文チェックし終えたら、一気に辞書で調べます。調べるポイントはアクセントの位置と発音の読みがなの2点です。

アクセントとなる部分の母音(a,e,i,o,u)の上に、チョン( ‘ )と書き込んでおきましょう。文中に何度もでてくる場合は、くりかえし何度も書き込んでおくことをお勧めします。

「どこかに一度書き込んだからいいや」と記憶力に任せると、結局調べなおして時間の無駄になるパターンが多いもの。くりかえすことで覚えやすくもなります。

ついでにこの単語をノートにつけておくと、思い出の単語帳が出来上がるのでオススメです。その場かぎりで良い方は、原稿コピーに書き込むだけでかまいません。

ここで注意したいのが、日本語にもなっている外来語。バナナ、バニラ、トマト、ポテト、インターネット…これらは日本語のアクセントと違うため、気をつけなければいけません。怪しいと思う外来語は全て調べて、自信を持って『バナーナ!』といいましょう。

相手が聞きやすくなる読み方

続いて読み方のテクニックです。読みとなると発音は避けて通れませんが、あえてここでは省きます。以下のコツを抑えて堂々としっかり読みましょう。

コツ3. ピリオド・コンマ・フレーズでポーズの長さを変える

ポーズを制するものは読みを制す!

要するにボーズとは、英文を読む際の「間」です。「ポーズを決める」事ではありません。 文章以上に訴えかける「間」ですが、ここではピリオド・コンマ・フレーズ、それぞれ3カ所に注目します。やり方はとても簡単です。

ピリオドの後は2カウント、コンマの後は1カウント、フレーズは0.5カウント、心のなかで数えて読み進めます。こうする事で早口で焦って読んでしまったり、平坦な棒読みになることを防ぎ、聞き手にとっても聞きやすくなります。

慣れないうちの無言の2カウントは長く感じ、そわそわと不安な気持ちになってしまうかもしれません。でも、大丈夫!自信を持ってどっしりと構えるつもりで、ゆっくりカウントをして読み進めましょう。

コツ4. 文頭と文尾のテンションを変える

文頭は声高くテンション高めで読み始め、それ以外の区切り(上記で区切った文節やコンマ)の後はローテンションで読み始めましょう。そうすることで棒読みになることを防ぎ、文章が流れるように綺麗に聴こえます。

また、文中の区切った部分(文節やコンマ)の語尾は「まだ文が続いています」というアピールも込めて気持ち語尾をあげます。

逆にピリオドで終わる際は語尾を下げて読むことで文の終わりをアピールします。 コツ3の「ポーズ」と合わせて気をつけることで、長文がとても聴きやすくなります。

コツ3とコツ4は実践上のテクニックなので、頭で理解するよりやってみる方が簡単です!

コツ5. リンキングをマスター

複数の単語を連結して発音するリンキングをチェックしましょう。これを覚えることで英文が格段に読みやすくなります。リンキングなんてわからない!という方もこの辺は馴染み深いのではないでしょうか。

good bye(グッバイ) nice to meet you(ナイストゥーミーチュー)

グッドバイ、ナイストゥーミートユーとは言いませんね。

リンキングとは、単語の一部をオーバーラップさせたり混ぜたり脱落させたりする事で言いやすくしているものです。ネイティブスピーカーは自然に行う事なので、これを一語一語きちんと読もうとするととても不自然になり、聞き取りにくくもなります。

スムーズに英文を読むためには、読みやすさや聴きやすさの点からもリンキングは重要なテクニックです。何からやっていいかわからない方は、句動詞(Phrasal Verb)をチェックするのがおすすめです。

stand up(スタンダップ) walk in(ウォーキン) chill out(チラウ) put in(プリン)

のように、動詞+前置詞または副詞のセットでよく使われる句動詞のほとんどは、リンキングで読まれます。ちなみに句動詞ではありませんが、アメリカで人気のバーガーショップ、「in and out」(イン-ナン-ナウト)もそうですね。

リンキングは細かく説明しようとするとたくさんの法則があるのですが、『句動詞』を極めるだけでもかなり効果的で、そのうちにリンキングのコツは十分つかめてくるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。以上の5つのコツを掴むと、難しい英語の長文も簡単に読む事ができるようになります。初めは作業になれるまで大変に感じるかもしれません。

しかし繰り返しやっていくことで確実に慣れていき、そのうちにどんな長文でも「コツ2. 単語を調べる事」さえしておけば、スラスラ読めるスキルが身につきます。

5つのコツを実践すると「うまく読めない/伝わらないスパイラル」から解放され、自信を持ってスラスラ読めるようになるだけでなく、あなたのリスニング力も確実にアップしている事でしょう。

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