アメリカの入国審査で聞かれることは?英語が話せない人にもオススメの英語フレーズ
本記事では英語が話せない人向けに、アメリカの入国審査で使えるオススメの英語フレーズを紹介しています。
英語を話せる友人との海外旅行や同行者がいる海外出張の場合、英語を話す機会はそれほど多くないかもしれません。またそうでない場合でも、翻訳アプリなどのテクノロジーが発達した現在では、英語が話せない人でも十分に海外旅行を楽しむことができます。
しかし、アメリカの入国審査は一人ずつに行われるため、全員が英語を話す必要があります。
「Sightseeing(観光)」などの単語レベルで回答しても問題ありませんが、単語が分からない場合やより分かりやすく回答する場合には事前に準備が必要です。
ぜひ最後までご覧いただき、スムーズに入国審査を乗り切りましょう!
アメリカの入国審査の流れとシーン別の英語フレーズ
ここでは、アメリカの入国審査のシーン別にオススメの英語フレーズを紹介します。
パスポートの提示
空港に到着したら、まずは入国審査の列に並びます。
自分の順番になると係員に入国審査に誘導され、そこでパスポートの確認が行われます。
パスポートを提出する際は、入国審査官から以下のようなフレーズで質問されます。
質問:May I see your passport? / Can I see your passport, please? / Passport please? / Passport!
意味:パスポートを見せてください。
回答は以下のフレーズがオススメです。
回答:Here you are.
意味:どうぞ、こちらです。
回答:This is my passport.
意味:私のパスポートはこちらです。
指示や質問フレーズは担当する入国審査官によって若干異なります。
ご家族で渡航した場合はご家族と一緒に入国審査を受けることができるため、全員分のパスポートを一度に提出しましょう。
入国審査官からの質問
パスポートを提示した後、入国審査官から簡単な質問をされることになります。
質問事項は大体決まっており、基本的には「入国の目的」や「滞在期間」、「滞在場所」などが質問されます。
以下では質問と回答フレーズを質問内容ごとに紹介しています。どれも事前に準備しておけば簡単に回答できる質問ばかりなので、参考にしてください。
入国の目的
質問:What is purpose of your visit?
意味:アメリカに来た目的は何ですか?
質問:Are you here for business or sightseeing?
意味:仕事と観光、渡航目的はどちらですか?
回答は以下のフレーズがオススメです。
回答:I’m here for business (sightseeing).
意味:仕事(観光)で来ました。
「Business」や「Sightseeing」などの単語のみで回答しても問題ありません。
滞在期間
質問:How long are you going to stay? / How long will you stay in this country?
意味:どのくらい滞在する予定ですか?
質問:How many days are you staying?
意味:何日間滞在しますか?
回答は以下のフレーズがオススメです。
回答:For 7 days.
意味:7日間です。
回答:Until 31st December.
意味:12月31日までです。
滞在場所
質問:Where are you staying? / Where will you stay?
意味:どこに滞在しますか?
回答は以下のフレーズがオススメです。
回答:I’m staying in 〇〇hotel.
意味:〇〇ホテルに泊まります。
回答:At my father’s house.
意味:父親の家に泊まります。
「〇〇hotel」などの単語のみで回答しても問題ありません。
職業
質問:What is your job? / What is your occupation?
意味:仕事は何をしていますか?
回答は以下のフレーズがオススメです。
回答:I’m a student.
意味:私は学生です。
回答:I’m a company employee for 〇〇.
意味:私は〇〇社の社員です。
「Student」や「Company employee」などの単語のみで回答しても問題ありません。
その他の質問
質問:When will you return to Japan?
意味:いつ日本に帰国しますか?
回答は以下のフレーズがオススメです。
回答:I’ll go back to Japan on December 31th.
意味:12月31日に帰国します。
質問:How many times have you ever been to the United States?
意味:今までアメリカに来たことはありますか?
回答は以下のフレーズがオススメです。
回答:No, it is the first time. / It is the third time.
意味:今回が初めてです。/ 今日で3回目です。
アメリカの入国審査を乗り切るためのポイント
英語が話せない人がアメリカの入国審査を乗り切るためのポイントは以下の通りです。
- 入国審査時のポイントを把握する
- 事前に入国審査の流れを予習しておく
- メモを用意する
一つずつ解説していきます。
入国審査時のポイントを把握する
まずは入国審査の質疑応答のポイントを把握しておくことが重要です。
入国審査の質疑応答のポイントは以下の通りです。
- はっきりと、簡潔に回答する
- 聞き取れなかったら聞き返す
- 文章での回答が難しい場合、単語で回答する
入国審査場は時間帯によっては非常に混雑しており、声が聞き取りづらいことがあります。はっきりと、簡潔に回答することを意識しましょう。
また、入国審査官の質問が聞き取れなかった場合は、遠慮せずに「Excuse me?(何て言いましたか?)」や「Could you say that again?(もう一度お願いできますか?)」などのフレーズで聞き返しましょう。
聞き返すことは恥ずかしいことではありません。
そして、文章での回答が難しい場合は単語で回答しても問題ありません。
本記事でも紹介していますが、英語が難しく感じた際は「Business」「Company employee」などの単語で回答しましょう。
事前に入国審査の流れを予習しておく
特に英語が話せない方は、事前に入国審査の流れを予習しておくと良いでしょう。
予習しておくことで、本番で緊張しないための安心材料にもなりますし、スムーズに入国審査を通過することにも繋がります。
本記事でも紹介した通り、入国審査の大まかな流れは以下の通りです。
- 空港に到着したら、入国審査待ちの列に並んで順番を待つ。
- パスポートを入国審査官に渡す。
- 入国審査官の質問に英語で回答する。
基本的には上記の流れに沿って進行するため、各詳細内容を本記事で確認しておきましょう。
メモを用意する
入国審査の質疑応答に自信がない方は、事前にメモを用意しておくと良いかもしれません。
入国審査官の質問事項は大体決まっているため、質問事項と回答内容を記したメモを用意しておきましょう。
当日、「質問の意味は理解できたけど英語で回答ができない」といった状況になった場合は、メモを取り出して落ち着いて回答しましょう。
入国審査の練習には英会話「QQ English」がおすすめ!
本記事では、特に英語が話せない人に向けて、アメリカの入国審査で使えるオススメの英語フレーズを紹介してきました。
アメリカの入国審査を乗り切るために入国審査の流れやポイントについても解説しましたが、入国審査の練習には「QQ English」を使った英会話がおすすめです。
入国審査では入国審査官の質問を聞き取り、それに対して英語で回答する必要がありますが、「QQ English」ではこの「質問の聞き取り」「英語での回答」を練習することができます。
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ぜひ「QQ English」で英会話を練習して、入国審査やアメリカでの会話を乗り越えましょう!