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更新日:2024年2月21日 ビジネス英語

benefitと profitの違い、同じ「利益」でも違う?

benefitと profitの違い、同じ「利益」でも違う?

英語の単語には、細かいニュアンスがあるため、似たような意味を持つ単語でも、文脈や状況に応じて使い分ける必要があります。

今回ご紹介する単語は「Benefit」と「Profit」。どちらの単語も「利益」と和訳されるので、とても意味が似ていますが、細かな違いがあります。

本記事では、「Benefit」と「Profit」の意味の違いについて解説し、それぞれの単語の例文をご紹介していきたいと思います。また、記事の後半では、この2つの単語以外で「利益」という意味を持つ英単語をご紹介します。

「Benefit」と「Profit」の意味

まずは、「Benefit」と「Profit」の意味の違いについて、見ていきたいと思います。

(1)Benefitの意味

Benefitは、「(人や社会に幸福をもたらす)恩恵・利益・便益」という意味で、「人のためになる利益」を意味します。

つまり、「Benefit」は金銭的な利益だけでなく、個人や組織、社会が享受する利益全般を指します。

(2)Profit の意味

Profit」 は、「(金銭上の)利益や儲け」を表し、金銭的かつ財務的な利益を意味します。

「Profit」 は、ビジネスシーンや経済に関連するニュースなどでよく目にする単語です。海外の企業に勤める場合、この「Profit」 という単語は毎日のように聞くことになるでしょう。

このように、「Benefit」が「人や社会に対して与える利益」を意味するのに対し、「Profit」は「金銭的な利益」を意味するという違いがあります。

「Benefit」と「Profit」の使い方

前章では、「Benefit」と「Profit」の意味の違いについて、解説しました。

続いては、「Benefit」と「Profit」を使ったフレーズや例文をご紹介していきたいと思います。

(1)Benefitの使い方

まず、「Benefit」を使ったフレーズや例文をご紹介していきます。

①単語・フレーズ

英語

日本語

long-term benefit 

長期的な利益

benefit concert 

慈善コンサート

fringe benefit

福利厚生

「Benefit」は名詞だけでなく、動詞の役割も持っているため、「benefit from」で「~で得をする」という意味や「benefit +人」で「人に恩恵を与える」と表現することができます。

②例文

・This medical benefit is available for everyone living in this city.(この医療給付はこの市に住む人全員が利用可能です。)

・We are working so hard for public benefits. (私たちは公益のために一生懸命働きます。)

・Physical exercise has the benefit of maintaining health.(体を動かすことにより、健康維持の恩恵を受けることができます。)

(2)Profit の使い方

次に「Profit」を使ったフレーズや例文をご紹介していきます。

①単語・フレーズ

英語

日本語

net profit 

純利益

gross profit 

粗利益

profit margin

利益率

profit and loss

損益

profit-sharing

利益分配

②例文

・Profits in this company have been increasing over the last three years. (この会社における利益は過去3年で上昇し続けています。)

・It is expected that profits are quite limited with this policy.

(この政策では利益はかなり限定的と想定される。)

・The company experienced a significant profit increase because of high productivity of the employees.(その会社は、従業員の高い生産性により、利益が著しく増加した)

その他の「利益」を意味する英単語

ここまで、「Benefit」と「Profit」の意味の違いや、実際の英文での使い方についてご紹介してきましたが、英単語には、「利益」や「恩恵」を意味する単語が他にもあります。

(1)Advantage 

Advantage」は「利点」や「優れている点」という意味を持ちます。物事が優位に進む場合にこの「Advantage」を使って表現することが多いです。

例文:Leaning English can be a great advantage when you want to appy for international company.

(英語を学ぶことは国際的企業に応募するときに有利に働くだろう。)

(2) Gain 

Gain」は「何か手に入れたもの」を表し、物理的なもの、そうではないもの(能力や知識、人間関係など)のいずれのケースでも使うことができます。

また、「Gain」は「利益」という意味も持ちますが、ギャンブルなどの比較的ネガティブな文脈で使用されることが多いです。

例文:His continuos efforts contributed to a significant gain in professional way. 

(彼の継続的な努力は、仕事において大きな実りとなった。)

(3) Merit 

Merit」という単語は複数の意味を持ちますが、日本語の「メリット」と同じように、物事の「利点」を表す際によく使われます。

例文:The boss compared the merits and demerits of this policy.

(上司はこの政策のメリットとデメリットを比較した。)

(4) Earnings

Earnings」は「収益」や「収入」を意味します。しばしば「個人の収益」を表現する場合に、「Earnings」が使用されます。

例文:My earnings have been increasing over the past few weeks.

(私の収入は過去数週間で増え続けている。)

(5) Return

Return」は何かに投資した(または挑戦した)際に、獲得する「利益」を表します。

日本語の「ローリスク・ローリターン」「ハイリスク・ハイリターン」という表現と同様に、投資を行なった結果、得られる利益を指します。

例文:We are advised to assess the risk to gain substantial returns in the future.

(私たちは、将来大きな利益を得るために、リスクを評価するように勧められた。)

まとめ

本記事では、英単語の「Benefit」と「Profit」の違いについて、解説してきました。

日本語では、どちらの単語も「利益」と翻訳されることが多いですが、実際のニュアンスや使われ方は異なります。今回ご紹介した各単語の使い方や例文を参考にして、日々の英語学習に役立ててみてください。

本記事も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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