「営業マン」は英語で何と言い表す?例文や関連語句、会話例もご紹介!
英語で「営業マン」はどう言い表すかご存知ですか?職業に関する話題が出た時やビジネスシーンでよく使われるワードですから、覚えておくととても便利です。
今回は「営業マン」や「営業」の英語表現とともに、営業マンに関連した英単語も一緒にご紹介します。
ニュアンスの異なる3つの「営業」を表す英単語
「営業マン」を表すワードには「営業」という単語が含まれています。
そのため、「営業」を英語でどう言い表すかを先にご紹介したほうが分かりやすいでしょう。
3つの単語の持つニュアンスの違いに注目してみてください。
1.business
businessは、日本語の「営業」よりも幅広い意味を持っています。
自社のサービスや商品を売り込む活動だけでなく、経営や取引など利益を追求していくための活動全般を含むことを覚えておいてください。
He has been energetically engaged in business activities recently.
(彼は最近、精力的に営業活動をしています。
2.sales
salesは「営業」の英語訳として一般的です。
製品やサービスの販売というニュアンスがあり、日本語の「営業」に近い意味合いを持っています。
常に複数形になる点に注意が必要です。
I was ordered to be in charge of sales in this region.
(私はこの地区の営業を担当するように命じられました。)
3.operations
operationsもbusinessと同様に、幅広い意味での「営業」というニュアンスがあります。
常に複数形になる点に注意してください。
That company’s operations have been gradually declining.
(あの会社の営業事業はだんだんと衰退してきました。)
「営業マン」を表す英語
営業マンを表す英語は大きく分けて3つあります。
前項で解説したニュアンスの違いを頭におきつつ、解説を読んでみてください。
1.sales representative(sales rep)
「営業」を意味するsalesと「代表者」や「担当者」を意味するrepresentativeが組み合わされています。
近年では男女の区別がある単語を使うことを敬遠する傾向にあるため、このワードを用いることが多いようです。
sales repと略した言い方もよく使われます。
The sales representative met sales targets every month.
(その営業マンは毎月売上目標を達成しています。)
2.salesman
「セールスマン」は日本語にも浸透している表現なので、覚えやすいでしょう。sales represetativeよりもややカジュアルな言い方です。
男女の区別を出したくない場合は、salespersonと言うと良いですね。
Every time the salesman visits our company, he provides us with valuable information.
(我が社を訪れるたびに、その営業マンは有益な情報をくれます。)
3.businessman
日本語のビジネスマンはoffice worker という意味合いが強いですが、英語の場合は営業マンという意味もあります。
経営者や管理職など、重要な立場にいる人というニュアンスがあるため、この単語を使う際には注意が必要です。
The businessman has led the team with charisma.
(その営業マンはカリスマ性を発揮してチームを率いてきました。)
「営業マン」に関連した英単語やフレーズ
ここでは「営業マン」に関連した英単語やフレーズをご紹介します。さまざまなビジネスの場面で使えるので、ぜひ覚えてください。
- self-employed/self-employment
(自営業) - corporate sales
(法人営業) - business policy
(営業方針) - sales operations
(営業戦略) - operating profit
(営業利益) - sales meeting
(営業会議) - business activity/sales activity
(営業活動) - sales experience
(営業経験) - business performance/business result
(営業成績) - sales performance
(個人の営業成績) - business report
(営業報告書) - walk-in sales
(飛び込み営業) - branch office/sales office
(営業所) - distribution center/warehouse
(営業倉庫)
こうして営業に関連したワードを見てみると、businessとsaleを使った単語が多いことに気づくと思います。
前述した通り、businessとsaleは幅広い意味での「営業」の意味を持つためでしょう。
sales representativeなど今回のキーワードを使った会話例(オフィスにて同僚同士の会話)
sales representativeやsales activitiesなど、今回のキーワードを使うと実際にどんな会話ができるのか見てみましょう。
場所はオフィスで、外回りから戻ってきた営業マンと会社に残っていた同僚の会話シーンです。
I’m back.
(戻りました。)
Thank you for your sales activities.
(営業活動お疲れ様。)
Hur?
(あれ?)
Why is this pamphlet here?
(このパンフレットはどうしてここにあるの?)
A sales representative from Company A left it there.
(それは、A社の営業マンが置いていったよ。)
Has the person in charge changed?
(担当の人変わったの?)
There was a business card with the pamphlet, but I don’t know him.
(名刺がパンフレットと一緒にあったけど、知らない人だよ。)
I heard that Mr.Yamada, who often comes to our office, was promoted to Sales Manager.
(よくウチのオフィスに来ていた山田さんは営業部長に昇進したらしいよ。)
Oh that’s great!
(えー!すごいね!)
He has steadily improved his sales results.
(彼は営業成績をどんどん上げていたんだ。)
I’m jealous.
(うらやましい。)
Let’s work harder from now on.
(僕たちも、これからがんばろう。)
まとめ
今回は「営業マン」を英語でどう言い表すか、例文や関連する英単語とともにご紹介しました。
日本語の中に浸透している語もあったため、覚えやすかったのではないでしょうか。
「営業」を意味する英単語は、それぞれ少しニュアンスが異なっていることも分かりましたね。違いをしっかりとマスターして、実際の会話でもどんどん使ってみてください。