社会人の英語力向上のために実践すべき8つのコト

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更新日:2024年8月27日 コーチング

社会人の英語力向上のために実践すべき8つのコト

日々の仕事に家事に趣味にと、何かと忙しい社会人。
「今年こそ英語力アップを…」と年始に思っていたはずが、今年も早くも後半戦です。

目まぐるしい日々の中で、いかに自分のモチベーションを保ち、時間を捻出し、英語学習サービスやアプリを味方に付けたら良いのでしょうか?

ここでは、英語学習歴25年(TOEIC950 / 英検1級)・社会人歴13年の筆者が、「社会人が英語力向上のためにすべき8つのコト」を、具体的な調査や指標を元に掘り下げていきます。

 

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今、英語の勉強でこんな悩みはありませんか。

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英会話初心者の方もご安心ください。あなた専属の日本人コンサルタントが、目標設定から達成まで一緒に伴走します。無料カウンセリングを受付中のためご興味ある方はお気軽にお申し込みください!

 

1. “For what?”をとにかく明確に

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「自己研鑽・自己啓発としての英語学習」
に留まっていてはいつまで経っても実力は伸びません。

「勉強している自分」に酔っている場合ではありません。

For what?(何のために)の目的意識を明確することが大切です。

例えば:
ー社内で海外駐在ポジションを狙う
ー外資系への転職を目指す
ー海外旅行・外国人の友人を増やしたい

といったような目的が挙げられるでしょう。

学習目標の明確化はモチベーションの維持にも繋がりますよ。

関連記事)第二言語習得理論から考える英語スピーキングの効果的な上達法

2.適切な試験で実力を正しく把握する

English test

リーディング・リスニングを測るTOEIC

社会人の間でもっとも一般的な英語試験といえばTOEICですよね。

しかし闇雲にTOEICを受けて「XXX点だった」と凹んでいるだけでは何も分析できていません。

かつ、TOEICはリーディングとリスニングの力を測る試験であることを念頭に置いておきましょう。
(※別途、ライティング・スピーキング用の試験もあります。)

リスニング・スピーキングを測るVERSANT®

「相手の発話を聞き取り、英語で応答する」という、リスニング・スピーキングに重点を置くなら、それに特化した試験を受験する必要があります。

その一つが「VERSANT®」です。

VERSANT®はリスニングやスピーキングの力を測る試験です。

ロンドンを拠点とし、世界70か国で事業を展開する世界有数の教育サービス企業「ピアソン」によって開発されました。

この高度な言語認識・自動採点システムであるVERSANT®は、国内外のグローバル企業での採用のほか、米国防総省などの政府機関でもそのシステムが導入されており、非常に信頼性の高いテストとなっています。

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3. 目標レベルを正しく設定する

Mountain Valley
自分の動機付けになるよう、例えば「外資系への転職を目指す」といった目標を掲げることは先にも述べた通り大切ですが、その目標に到達するための所要時間や学習方法を具体的に落とし込んでいくことが必要です。

自分はどのくらいの英語力を目指すのか、そこに到達するのにはどのくらいの学習時間がかかるのか。

正しく設定、把握するようにしましょう。

そこで一つの指標になるのが次に紹介する「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」です。

CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)とは

「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR: Common European Framework of Reference for Languages)」とは、言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが可能な国際標準です。

日本の文部科学省が定める英語の学習指導要領にも取り入れられています。

CEFRのレベルは、大きく次の6段階に分けられています。

「基礎段階の言語使用者」(A1ーA2)
「自立した言語使用者」(B1ーB2)
「熟達した言語使用者」(C1ーC2)

社会人が目指すならB1-B2レベル

社会人の多くに馴染みのあるTOEICをCEFRとの対照表によると、おおよそ

・CEFR B1レベル:TOEICリスニング・リスニングで各275点以上
・CEFR B2レベル:TOEICリスニング400点以上・リーディング385点以上

と言われています。
B1〜B2レベルを目指すことが「ビジネス英語者」としては一つの指標になるでしょう。

標準的会話レベルへの所要時間:350-400時間

具体的な学習時間について見てみましょう。

CEFRでは、ある外国語の初学者が、例えば「仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる」(CEFR:B1レベル)ようになるには、350-400時間かかると言われています。

1日1時間勉強してもざっくり1年はかかる、ということですね。

専門的・抽象的・複雑な会話レベルへの所要時間:+150-200時間

ここからさらに上の「自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる」(同B2レベル)に達するにはさらに150-200時間の訓練が必要と言われています。

「英語母語話者とも緊張せずに流暢に幅広い話題について英語を話せる」(B2レベル)を目標に掲げるならトータルで500-600時間、人によっては700時間は見積もった方が良いということです。

4.長期計画で目標を見据える

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1日に何時間捻出できるか?

仮に半年後・B2レベルを最終ゴールと定め、600時間をそこまでに捻出しようとすると、

600÷6ヶ月=100時間 ≒1日あたり3.3時間

を捻出する計算になります。

休日なら何とかできそうな気がするけれど、平日は早朝の1時間、仕事後に2時間を捻出すると思うと、かなりストイックですよね。

出社前の慌ただしい時間に朝活で1時間、仕事で心身が疲労した夜に「好きなドラマもYouTubeもSNSも禁止して2時間勉強せよ!」というのは非現実的ではないでしょうか。

ゴールは長期目標で

ゴールを1年後とした場合、

600÷12ヶ月=50時間 ≒1日あたり約1.7時間

の計算になります。

1週間あたり約12時間の見積もりになるので、これであれば平日1.5時間、土日合わせて4-5時間、だいぶ現実的になってきますね。

それくらい、外国語を習得するというのは長期的な時間がかかるもの、ということがお分かりいただけたでしょうか。

5. 自習とオンライン英会話レッスンを組み合わせる

Online Study
とはいえ平日1.5時間というのもなかなかなものです。

繁忙期、会社の飲み会、出張、思うように時間が取れないのが社会人の悩みどころですよね。

目標時間の一部をオンライン英会話のレッスンに充てる

仕事や家事で忙しい一日の中で、目標学習時間のうち全てを自学自習に充てようとするとなかなかのエネルギーが必要になります。

そこでおすすめしたいのが、目標学習時間の一部をオンライン英会話のレッスンに充てて時間配分を組み立てるということ。

例えば、QQEnglishが提供するBoost Coachingの学習プログラムでは1回50分の「カランメソッド」と1回25分の「英会話レッスン」を並行して受講することで、効率的かつ着実にビジネス英語の実力を培って行くことができます。

50分のカランメソッドのレッスンを予約し、残りの40分は予復習に充てる。
時間が厳しい時は25分のレッスンを選択する。

週末はその週のレッスンの全体復習に、また、平日受講できなかった場合は週末にまとめて、などという風にリズムを作ることができます。

具体的なレッスン内容は次の通りです。

1回50分・週6日のカランメソッド

Callan Method Texts
1回50分・週6日
のカランメソッドでのレッスンでは、会話のキャッチボールの要となるアウトプットの基礎力を徹底的に鍛えます。

カランメソッドはイギリスで50年の歴史があり、世界30カ国以上で使用されてきました。
QQEnglishは日本では初めての正規認定校として、オンラインレッスンを通じて数多くの方に利用されています。

特に、徹底的に反復するように設計されているのが大きな特徴です。
カランメソッドでは、教師のハイスピードな質問を聴き取り、それに対して瞬発的に回答することを求められます。

特にEFL環境の日本では、限られたレッスンの時間の中でいかに英語を多く聞き(インプット)、多く発話する(アウトプット)するかが重要になってきます。

相手の発言を聞いて即座に自分の考えをまとめ、スムーズに答えるための英語の反射神経を磨いていきます

カランメソッドでトレーニングを積むことで、ビジネスの場に必要なリスニング・スピーキング力を自然と伸ばすことができます。

そして、教師は「生徒の間違いを即座に指摘する」というのが前提かつ目標として含まれているため、ビジネスの場で相手に正しく自分の発言の意図を伝えるのに必要な「正しい英語の文法と発音」を身につけることに役立ちます。

関連記事:カランメソッドの効果とは?日本初の正規認定校が解説!

25分・100回の英会話レッスンでジャンルに特化した綿密なトレーニング

QQEnglish Teacher Online Lesson
Boost Coaching
の受講者はカランメソッドでのレッスンに加えさらに、25分・100回分のオンライン英会話レッスンを利用することができます。

あなたの学習ゴールやビジネス的なバックグラウンドに応じ、より実際的な練習を積み重ねることができます。

50分・週6日のカランメソッドのレッスンが基礎のドリル練習だとしたら、こちらはより自由度の高い応用練習の位置づけです。

教師1人に対してレベルが微妙に異なる複数の相手と一緒に学習するのではなく、完全なマンツーマン。
教師はあなたの習熟度を元に、今のあなたに必要な難易度でのフィードバックや指導を確実に与えてくれます

特に自分が足りないと感じるトピックや場面練習に特化しつつ、英語の表現力に着実に磨きをかけることができます。

>>100日間、4倍速の学習体験!カランメソッド×英語コーチングBoost Coaching

6.経験が豊富な頼れるプロ教師に学ぶ

QQEnglish Teachers
「英語ネイティブの友達と話していれば自然と上手くなるのでは?」
「ネットで知り合ったネイティブに英語を教える代わりに日本語を教えたらいいんじゃない?」

もちろん文化交流的な側面では、それらも有意義で楽しい時間になるでしょう。

しかし、「社会人として英語力を確実に向上させる」ことが第一義なら、餅は餅屋、プロに習うのが一番です。

日本人学習者への指導経験が豊富なフィリピン人教師との英会話レッスン

QQEnglishの教師は全員が正社員のフィリピン人教師です。

仕事もプライベートも日本語で完結!というEFL(English as a Foreign Language)環境に身を置く日本人学習者は特に、英語で発言する際に「自分の話し方はつたなく、聞き苦しいのでは…」とためらう気持ちや不安もあるかもしれません。

日本人英語学習者への指導経験も豊富な彼らは、そんなあなたの気持ちに寄り添い、背中を押してくれることでしょう。

母語としてではなく、公用語としての英語話者であるフィリピン人教師との英会話レッスンを重ねることで、多様な英語に慣れ、自信を付けることができます。

多様なビジネスシーンでの英会話力を効果的に培う

グローバルなビジネス環境において、たとえ英語は公用語であっても、コミュニケーションの相手は必ずしも英語ネイティブ相手であるとは限りません

日頃から、非英語母語話者とのビジネス英会話のトレーニングを積んでおくことが、グローバルなビジネス環境で英語を使う、良いトレーニングになるでしょう。

QQEnglishの教師たちが暮らすフィリピンの公用語はフィリピン語(マニラ周辺で話されているタガログ語が元になった言語)そして英語です。

フィリピンでは、英語は「フォーマルな言語」と認識されていることもあり、職場など公共の場で使用される他、 広告や道路標識、テレビも英語表記でされています。

ESL(English as a Second Language)環境で、英語を公用語として使用している彼らだからこそ、ネイティブ・ノンネイティブ両方の視点を持って、学習者に適切なフィードバックを行うことができます。

7.孤独に頑張らずプロコーチの力を借りる

QQEnglish Coaching

多忙な社会人の英語力向上を支えるコーチングサービス

英語力アップのための学習ツールとして人気のオンライン英会話。
このオンライン英会話とセットで、「英語コーチング」という単語を耳にしたことがある人も多いかと思います。

「英語コーチング」のサービスは一般的に、日本人コンサルタントが提供するのが主流です。

受講コースの学習シラバスに基づいた英単語や文法知識の学習進捗管理や、モチベーションを維持しつつ学習を習慣化させるための定期カウンセリング、学習アドバイスをベーシックなサービスとしている場合が多いでしょう。

QQEnglishの Boost Coachingでは、カランメソッドレッスンと、100回の英会話レッスン(前述)に加え、あなた専任の英語コンサルタントが週次でカウンセリングを行い、学習者の進捗を確認します

日々の業務で多忙なビジネスパーソンであっても、専任コンサルタントのサポートがあることで、次のカウンセリングまでの1週間の目標を設定し、個別指導を受けながらアウトプット力を向上させていくことが可能になります。

ビジネス英語力を効果的に伸ばす綿密なフィードバック

「そうは言っても、大人になってからの英語学習はどうても頭打ちになりそう…」
そう懸念する方もいるかもしれません。

英語コーチングのメリットは、単なる進捗管理・アドバイスだけではありません。

あなたの英語学習の実力が頭打ちにならないよう、確かな「のびしろ」を見つけるのもコーチングの大きな役割です。

英語コーチングの一例として、コンサルタントがレッスン中のあなたのパフォーマンス動画を客観的に分析し、伸びた点や改善点を綿密にフィードバックしてくれます。

レッスン中は教師の英語を聞き取り、自分が話すことで精一杯、なかなか客観的に自分の発話を分析したり、内省することは難しいものです。
自分で一から見直して分析しようとすると、倍の時間がかかってしまいますよね。

実際のリアルな業務場面での英語での会議やプレゼンテーションを録画しておいたとしても、業務時間内に自分の英語の振り返りをわざわざすることはできません。

忙しいビジネスパーソンのあなたに代わって、コンサルタントは全てのレッスン録画を確認し、教師からのフィードバックを学習者であるあなたに提供します。

>>100日間、4倍速の学習体験!カランメソッド×英語コーチングBoost Coaching

関連記事:英語コーチングは本当に効果あり?最大限に効果を高める方法も徹底解説!

8. スマホを味方に付けて隙間時間を有効活用する

smartphone
筆者が中学校時代に英語を学んでいた頃は、ラジオ英会話をカセットデッキに録音して繰り返し聞いていましたが、今はスマホがあります。

うまく味方に付ければ、スマホほど英語学習に便利で身近な学習ツールは他にありません

1日のスマホ時間は5時間以上!?

電車やバスの通勤時間、夕食後や寝る前にSNSを眺めている時間など、日常に隙間時間は意外とあるものです。

シチズン時計が2024年に実施した全国のビジネスパーソン400人(20代、30代、40代、50代各100人)を対象にした生活時間に関する調査によると、1日のスマートフォン平均使用時間は、過半数の53.6%が1日「3時間以上」でした。

中でも、20-40代では約2割が「5時間以上」のヘビーユーザーだったそうです。

ぜひ自分のスマホの設定画面から「スクリーンタイム」をチェックしてみてください。

先ほど見た「平日毎日2時間勉強」がストイックに感じるはずなのに、過半数以上の人が3時間以上スマホに費やしているというのです。

この時間を英語学習に充てることができたら、どれだけ実力をメキメキと伸ばすことができるでしょうか。

SNSアプリを消して英語学習アプリを入れる

X(旧Twitter)やInstagramのSNSのアイコンがスマホのホーム画面で目に入ってしまうとどうしても無意識にタップしてしまうものですよね。

思い切ってスマホからアプリを非表示・削除するのがおすすめです。

物理的にそこにあるから見てしまうのです。
そして目の前にあるアイコンをタップしてチェックしたい衝動を一日に何度も我慢するのは、小さなストレスが溜まる一方です。

アカウント自体を削除する必要はありません。
例えばパソコンを立ち上げた時だけ、ウェブブラウザからチェックするようにしたら良いのです。

実際に、筆者も自身のSNS依存を減らすためにこれを実行してみたところ、1日のスマホのスクリーンタイムが自然と1時間以上減りました

今までソファで気づくと10分も20分もダラダラとSNSを見ていた時間がなくなり、代わりに読書をしたり、自宅でフィットネスをする時間が増えました。

「スマホを触りたい!」という衝動は、それを逆手にとってスマホに英語学習アプリを入れましょう

QQEnglishの英語学習ブログではスピーキングやリスニング、各スキルに特化した厳選アプリを多数紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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まとめ

ダイエットと同様、本当に実力の付く英語学習は短期間ではなく長期的な視野で見据えてじっくりと時間をかけて積み重ねていくことが重要です。

そして、無理せず楽しく続けられることが何より大切です。

修行のように淡々と孤独に闘い続けることが「勉強する」「自己研鑽をする」ということとは限りません。

大人だからこそタスク管理や時間術を駆使し、プロの手を借りたり、学習アプリを駆使しながら、自分を励まし、楽しみながらスマートに学んでいきましょう

時間やお金といったリソースは有限です。

スマホをついダラダラ見ている時間、気づくと膨れ上がっているサブスクサービス…これらを見つめ直し、今年の後半戦は思い切って英語力向上に向けて自己投資してみませんか。

Ayaka Tanaka
執筆者

Ayaka Tanaka

QQEnglish編集部

東京外国語大学にて第二言語習得・英語教育を学んだ後、日本の大手教育出版社で約10年英語教材編集者として勤務。2022年4月オーストラリア ブリスベンへ移住、英文ジャーナル編集に従事。(TOEIC950 /英検1級)ツールとしてだけでなく、言語の背景にある文化や価値観の違いも含め、英語を学ぶ面白さ・奥深さを感じてもらえたら幸いです。

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