海外出張で使える便利な英語フレーズ【18選】シチュエーション別にご紹介します
急な海外出張が決まったけど、英語は得意じゃないと焦っているビジネスパーソンは少なくありません。
「ホテルや飛行機の手配はどうしよう。入国審査ってどんな感じだったかな?」と不安なあなたへ、海外出張のシチュエーション別に使える英語フレーズを紹介します。
海外出張前の準備から出張後のお礼まで、これさえ抑えておけばバッチリです!
海外出張前の準備で使えるフレーズ
海外出張が決まると、現地に行く前の準備も自分で進めないといけない場合が多いですよね。顧客とアポイントを取るための日程調整やホテル、飛行機の予約に使えるフレーズを紹介します。
日程調整をする
海外出張は、顧客や取引先との打ち合わせ日を決めるところから始まります。せっかく海外まで行ったのに、会えないということは避けなければなりません。
日程調整には次のフレーズがおすすめです。
Could you inform me when is suitable for you ? 「都合の良い日を教えていただけませんか。」
相手の都合のよい日を聞くには、「available」や 「suitable」がおすすめです。
「利用可能な」「適切な」という意味で使われる場合が多いですが、「利用可能な(日)・適切な(日)=都合のいい日」と考えられるので、どちらの単語もネイティブがよく使います。
ホテルと飛行機を予約する
相手と会える日時が決まったら、次はホテルと飛行機の予約です。
I would like to make a reservation for next Thursday.「来週の木曜日の予約をしたいのですが。」
ホテルや飛行機を予約するには、「~したい」という意味の「I would like to」を使うのが、簡単で相手にも伝わりやすいのでおすすめです。
「予約する」という単語・熟語は「book」と「make a reservation 」 の2つを抑えておけば、ばっちりです。
「book」は名詞の「本」という意味だけでなく、動詞で「予約する」という意味もあり、TOEICでも頻出のビジネスにはかかせない単語です。
海外出張中に使えるフレーズ①|空港〜ホテルまで
いよいよ海外出張当日です。
まずは、空港に到着してホテルに行くまでに使える鉄板フレーズを確認していきましょう。
入国するとき
入国するときは、審査官から次のような質問があります。
雰囲気で緊張してしまうことも多いですが、流暢な英語で話す必要はないので大丈夫ですよ。
How long will you stay ? 「何日間の滞在を予定していますか。」
Where will you stay ? 「どこに滞在予定ですか。」
審査官の目的は、不法就労や自国の安全を脅かす人物でないかを確認することです。
自信を持って海外出張できたことを伝えましょう。
ホテルまでの移動するとき
入国審査を無事に終えると、多くの場合はタクシーでホテルまで移動することになります。
タクシーでは、次のように行き先を伝えて料金を確認しましょう。
How much is the fare to XXXX hotel ? 「XXXXホテルまでの料金はいくらですか。」
「take me to 場所」で「(場所)に私を連れていく」と直訳でき、「(場所)まで行ってほしい」という意思を伝えられます。
また、日本ではタクシー乗車前に運賃を交渉することはほとんどありませんが、海外では出発前に運賃を確認しておくのがおすすめです。
「どうせ道を知らないだろう。」と遠回りされ、法外な金額を請求されたという事例も少なくありません。
ホテルでチェックインするとき
ホテルに着いたら、受付でチェックインを済ませましょう。ここまでくれば、日本からの長旅ももうすぐでひと段落ですよ。
I would like to check in. My name is Hana Kawasaki. 「チェックインをしたいのですが。川崎はなと申します。」
ホテルでチェックインするときも、「reservation」や「would like to」のような単語が使えます。
単語を使いまわして、効率的に英語を使いこなしていきましょう。
海外出張中に使えるフレーズ②|クライアントとの面会
次からは、現地でクライアントと会うときに使えるフレーズを紹介します。
意外と知らない、英語での名刺交換方法も紹介するので必見です。
名刺交換する
海外では、名刺交換の習慣はないとも言われていますが、せっかくの機会なので相手に確認してみましょう。
思っている以上に、名刺を作っている外国企業も多いものです。
I am in charge of XXXX in Japan . 「日本ではXXXXを担当しています。」
「交換する」は「exchange」、「名刺」は「business card」という単語で表されます。
「名刺って英語でどう表す?」と焦らないためにも、しっかりと単語を覚えておきたいところ。
また、「be in charge of」で「担当する」という意味です。熟語として覚えてしまうのがおすすめですよ。
雑談(アイスブレイク)する
慣れない場所で、初対面の相手に会うのは緊張しますよね。そのようなときは、クライアントと雑談して場を和ませれば仕事の話にも移りやすいですよ。
雑談はどのような内容でも構いませんが、次のような話は会話も盛り上がりやすくおすすめです。
Yesterday I had good dinner at XXXX. 「昨日はXXXXで夕食にしました。」
中学生で習った文章で、簡単に話すのを意識しましょう。
雑談でおすすめのレストランやお土産屋さんなどを、教えてくれるかもしれません。
海外出張後に使えるフレーズ
海外出張後には、会った相手に無事に帰国したこと、時間を作ってくれたことへ感謝の気持ちを伝えるのがおすすめです。
次のように簡単なフレーズでOKなので、今後の関係を築いていくためにも、連絡しておきたいところ。
I was glad to discuss with you in your office. 「あなたのオフィスで話ができ嬉しかったです。」
I appreciate for taking time to had lunch together. 「お昼をご一緒していただきありがとうございました。」
感謝の気持ちを伝えるのは、もちろん「Thank you」という単語でもOKです。
同じように気持ちを表せますが、「appreciate」を使うとより丁寧な印象になります。
また、「無事に帰国した」ということを表すには「safely」や「as planned」を使うのがおすすめです。
「as planned=計画通りに」という意味から、「何事もなく無事に」というニュアンスを伝えられます。
まとめ
今回は急な出張が決まって不安なあなたへ、海外出張のシチュエーション別に使える英語フレーズを紹介しました。
どの場面でも難しい文法は必要ありませんが、「book=予約する」「business card=名詞」といった単語を覚えておくのがおすすめです。
帰国後も忘れずにお礼をして、今後のビジネスもうまくいきますように。