busy以外で「忙しい」を英語で言える?忙しい人にかける言葉も併せて紹介!
「仕事が忙しい」や「勉強で忙しい」など、状況を伝える言葉として「忙しい」はとてもよく使われる表現です。
英語表現ではやはり「busy」が定番でしょう。
とはいえ、忙しいという意味を表す英語は「busy」だけではなく、実は他にもたくさんあります。
この記事では、「busy」の使い方や「忙しい」の他の言い方、「忙しいところすみません」「忙しいのにありがとう」のような相手を気遣うフレーズなども含めた、様々な「忙しい」に関する表現を紹介します。
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ちゃんと使えてる?busyの様々な言い回し
「忙しい」という状況を伝える英語として最もよく使われるのは、やはり「busy」です。
「busy」の基本的な使い方を確認していきましょう。
・I’m busy.
(私は忙しい。)
こちらは基本中の基本、忙しいという状況そのものをズバリ表現している言い回しです。
さらに、どのくらい忙しいのかという程度を表したり、いつ忙しいのかのように時間を加えて言いたい場合は、副詞を添えてより詳しく説明するようにします。
・I am too busy now.
(私は今、忙しすぎるくらい忙しい。)
こちらの例文では、「あまりにも・過度に」という意味の「too」、「今、現在」の意味を表す「now」が副詞に当たります。
tooの代わりに「super」などを使うと、「本当に忙しい」「超忙しい」といったニュアンスになり、一層忙しさの程度が強まった表現になります。
また、何が忙しくさせているのかといった原因や理由を伝えたい場合もあるでしょう。
「仕事が忙しい」や「家事で忙しい」などといった場合の「仕事」や「家事」がそれに当たります。
・I’m busy with work.
(私は仕事が忙しい。)
忙しいのは仕事のためであるという原因・理由を前置詞withで表現しています。
「~で忙しい」は「busy with~」という定型パターンで覚えておくのがおすすめです。
しかし、次のような表現もあります。
・I’m busy at work.
(私は仕事が忙しい。)
こちらも仕事が忙しいという意味になります。
どちらもほとんど同じ意味の文章ですが、前置詞が異なることで、若干「忙しい」のニュアンスが異なります。
「at」は場所を表す際に使われる前置詞です。
そのため、「work」は物理的な場所、すなわち「職場」のような意味合いとなり、「仕事場で忙しくしている」という意味になります。
一方で、「with」は概念的に用いられるため「仕事で頭がいっぱいだ」というニュアンスが表現できます。
仕事のことで頭がいっぱいで、他のことを考える余裕がないという気持ちを伝えたいのであれば、「with」を使うのが適切です。
この他にも、忙しいのは今だけでなく、このところずっと続いているのだと、「忙しさの継続期間」を強調して伝えたいケースもあるでしょう。
その場合によく使われる表現があります。
・I’ve been busy.
(私はこのところ、ずっと忙しいのです。)
これは、現在完了形の継続用法を使って表現する言い回しです。
この構文を使うことで、今だけではなく忙しさが一定期間続いているというニュアンスを相手に伝えることができます。
意外と多い「忙しい」の英語表現
忙しさを伝える英語表現は「busy」だけではありません。
他にも、忙しい状況を比喩的に示す慣用表現も数多くあります。
例えば、次のような言い回しです。
・I am busy as a bee.
(私は蜂のように忙しいです。)
「bee」は「蜂」のことです。
蜂は巣を守るのにしっかりと役割分担をして、常に忙しく飛び回ります。
その慌ただしい様子が忙しさを表現するのにぴったりであったため、目が回るほどの忙しさを表すイディオムとして定着したものです。
また、本来は「忙しい」という意味を持たない単語を用いて忙しさを表す場合も。
・She is occupied with the sewing.
(彼女は縫い物で忙しい。)
「be occupied with~」で「~で忙しい」という意味となります。
「occupied」は本来「(時間やスケジュールが)埋まっている、占有されている」という意味の言葉ですが、転じて忙しいという状況を表現する言い回しとして使われています。
・He is engaged with a visitor.
(彼は来客でふさがっています。)
こちらも同様に、「be engaged with~」で「~で忙しい」という意味です。
「engaged」には「婚約中の」という意味や、「(仕事や活動で)忙しい、関わっている、従事している」といった意味があります。
そのことに「専従している」という意味から忙しさを表す言い回しとしても使われています。
「忙しいところすみません」など、忙しい人にかける言葉を覚えよう!
ここまでは自分や周囲の人の忙しさを伝える表現を紹介してきました。
しかしそれ以外にも、忙しさに関連する表現としては「忙しいところすみません」や「忙しいのにありがとう」などのように、忙しい人にかける言葉などがあります。
ここでは人にかける「忙しい」に関する頻出表現について、いくつか見ていきましょう。
・I’m sorry to disturb you.
(お忙しいところすみません。)
ビジネスシーンなどでよく使われる表現です。
「disturb」は「邪魔をする、妨げる」といった意味なので、直訳すると「あなたの邪魔をしてごめんなさい」ということになります。
これが転じて「お忙しいところすみません」という定型の挨拶言葉となっているものです。
・Thank you very much for your reply while you are busy.
(お忙しい中、お返事くださりありがとうございます。)
「while you are busy」で「お忙しい中」という定型の形です。
whileを使うことで「忙しさの合間を縫って力を貸してくれた」というニュアンスを強調して、相手への強い感謝を表現しています。
上記の例文では、「for your reply(お返事くださり)」となっていますが、他にも「for your taking time(わざわざ時間を取ってくださり)」などの形でよく使われます。
まとめ:「忙しい」の英語表現は使い方により様々
忙しいを英語で表現する場合は「busy」を使うのが一般的ですが、忙しさの程度や状況によって言い方を変えられるよう、応用表現もしっかり押さえることが大切です。
また、「忙しいところすみません」や「忙しいのにありがとう」など、相手への配慮を込めた表現は、日常会話からフォーマルなシチュエーションまで、様々な場面で使われるので、併せて覚えておきたいですね。
数多くの言い回しを習得して、ぜひ会話の幅を広げてください。
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