byの意味は「近接」:イメージで覚えて使いこなそう!

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更新日:2023年6月21日

byの意味は「近接」:イメージで覚えて使いこなそう!

ladybugs

様々な文章で頻繁に登場する前置詞「by」

しかし、実はどのように使用すれば良いのかがあまり分かっていない、という人も少なくないのではないでしょうか。

byは使用頻度が多い前置詞なので、色々な使い方をマスターしておけば、英語の表現の幅が広がることでしょう。

そこで、本記事ではbyの意味や使い方などを解説していきます。

また、byを使ったイディオムやフレーズも紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

関連記事:前置詞onの意味や使い方とは?間違えやすい用法を解説!

 

byのコアイメージは「近接」

beach

まず最初に、byの意味から見ていきましょう。

byは「~のすぐそばに」「~によって」「~に基づいて」など多くの意味を持つ前置詞です。

文脈や何を対象としているのかによって、byの意味合いが変化します。

しかし、「近接」というコアイメージを頭に置いておくと、byのニュアンスが理解しやすいでしょう。

例えば、位置の近接を表す場合には以下のようにbyを用います。

・He stood by the door.
(彼はドアのそばに立っていました。)

このようにbyを用いることで、彼が立っている場所とドアの位置が近接している状況であることを伝えることができます。

 

byの色々な使い方を覚えよう!

seagulls

byは場所以外にも交通手段を伝えたり、動作主を表すなど、様々な表現に使える英単語です。

例えば、「場所」「期限」「経路」「単位」などを伝える際にもbyが用いられます。

ここでは、byの使い方の一例を紹介します。

 

まず、byで交通手段を表す場合には、以下のように表現しましょう。

・I came here by train.
(私は電車でここへ来ました。)

byの後に交通手段となった乗り物を入れることで、何に乗って目的地まで辿り着いたのかを伝えることができます。

例えば、車の場合には「by car」、飛行機の場合には「by plane」、船の場合には「by ship」となります。

しかし、徒歩の場合は「on foot」となる点に注意しましょう。

 

また、byで動作主を表す場合には、以下のように表現します。

・This chocolate cake was made by him.
(このチョコレートケーキは彼によって作られました。)

byの後に人物名や人称代名詞などの動作主を入れることで、誰が何をしたのかを伝えることができます。

 

byで期限を表す場合には、以下のように表現しましょう。

・Submit the report by tomorrow.
(明日までにレポートを提出してください。)

byの後に日時を付け加えることで、具体的な期限を伝えることができます。

例えば、期限が来週までの場合は「by next week」、来年までの場合には「by next month」と表します。

 

byで経路を表す場合には、以下のように表現します。

・My mother will come home by way of Tokyo.
(私の母は東京経由で帰ってくる予定です。)

wayは経路や方法などを意味する英単語です。

「by way of」とすることで、どこを経由するのかを伝える表現となります。

 

byを使ったイディオム・フレーズを紹介!

winter-bus

最後に、byを用いたイディオムやフレーズなどをご紹介します。

 

<by and large>

by and largeの意味は、「一般的に」「概して」などです。

largeは大きいを意味する英単語ですが、by andをつけることで「おおむね」や「だいたい」といったニュアンスを伝えることができます。

・By and large, she did well.
(概して、彼女はよくやった。)

 

by all means>

by all meansは直訳すると「あらゆる手段で」「すべての手段によって」という意味になります。

以下のように表現するとぜひとも、「もちろん」「何としてでも」といった強い承諾の意を表すことができます。

・By all means, go ahead.
(ぜひ、進めてください。)

 

by no means>

by no meansの意味は、「決して~ではない」です。

否定の意味を表す副詞として用いられます。

・It was by no means on purpose.
(決してわざとではありません。

 

by the way>

by the wayの意味は「ところで」「ちなみに」などです。

会話の途中で話題を変える際、あるいは、情報を付け加える際に用いられることが多い表現です。

・By the way, I’ll be in Tokyo then.
(ちなみに、その時は東京にいますよ。)

 

day by day>

day by dayの意味は「日ごとに」「一日一日」「次第に」などです。

季節の変わり目など、日に日に変化していく様子を伝える際に用いられることが多い表現です。

・It’s getting colder day by day.
(日ごとに寒くなっていきますね。)

 

time goes by>

time goes byの意味は、「時間が流れる」です。

最初にasをつけて、as time goes byとすると「時が経つにつれ」という意味合いになります。

・As time went by, our friendship grew even more profound.
(時が経つにつれ、私たちの友情はさらに深みを増していきました。)

 

by the time>

by the timeの意味は、「その時までに」「〜するまでに」などです。

by the timeのあとに、主語や述語動詞を加えて表現します。

・Finish your homework by the time your father comes home.
(あなたのお父さんが帰ってくるまでに宿題を終わらせてください。)

 

by any chance>

by any chanceの意味は「もしかして」「ひょっとして」などです。

「まさか」という驚きをの感情を込めて質問する際に用いられることが多い表現です。

・By any chance, are you John Smith?
(もしかして、あなたはジョン・スミスさんですか。)

 

by chance>

by chanceの意味は「偶然に」「たまたま」などです。

思いがけない出来事を表現する際に使われます。

・I met with my friend at the art gallery by chance.
(私は美術館で友人と偶然会いました。)

 

by far>

by farの意味は「はるかに」「群を抜いて」「圧倒的に」などです。

比較の文章で使われ、特に程度が高いことを強調する際に用いられることが多い表現です。

・My sister is by far the better speaker of French.
(私よりも妹の方が断然フランス語が上手です。)

 

まとめ:byが使えるようになれば英語表現がより豊かに!

italy

この記事で紹介したように、byを使いこなせれば、交通手段、動作主、期限を簡単に伝えることができます。

また、byには様々なイディオムやフレーズがあります。

一度にまとめて覚えるのは大変ですが、普段から英会話で積極的に用いるようにして、少しずつ慣れていきましょう。

byの使い方をマスターできれば、英語表現がさらに豊かになること間違いなしです。

 

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Haruka Matsunaga
監修者

Haruka Matsunaga

QQEnglish編集部

言語オタクのHarukaです! 私は日本にいながらにして、英語・広東語・中国語・韓国語を習得しました。英語の資格はTOEIC955点と英検準1級を取得しております。 言語の壁がなくなることで見える世界が大きく広がることを私自身経験してきたので、分かりやすくタメになる記事をお届けすることで、みなさんが世界に羽ばたくお手伝いができたら嬉しいです!

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