英語で「私服」は何という?私服に関連する英語表現を紹介!
私服の好みやセンスは人それぞれ異なり、個性が反映されるため、その人の価値観や人間性が表れます。
では「私服」や「普段着」は英語ではどのように表現するのでしょうか?
この記事では、「私服」を意味する英語表現を例文とともにご紹介します。さらに私服に関連するさまざまなフレーズも解説します。
シチュエーションに応じて適切に使い分けられるよう、ぜひ参考にしてください。
私服は英語で何という?
一般的に私服(普段着やカジュアルな服)は、下記のように言います。
- casual clothes(カジュアルな服)
- everyday clothes(日常の服)
- regular clothes(普段着)
- personal clothing(個人の服)
「clothes」は衣服や服装という意味を持ちます。単数形がなく、いつも複数形で使われる点は注意しましょう。
私服は単純に「casual clothes」で表せることが多いですが、状況によって適切な言い方を選ぶのがベストです。
例文:
He prefers to wear casual clothes on weekends.
(彼は週末にカジュアルな服を着るのが好きです。)
She spends her days off in regular clothes without dressing up.
(彼女は休日は特におしゃれをせず、普段着で過ごします。)
さらに「私服に着替える」と表現する際は、以下のように表します。
- change into casual clothes(カジュアルな服に着替える)
- switch to everyday wear(普段着に着替える)
これらの表現を使った例文は以下の通りです。私服に関する頻出表現なので、使いこなせるようにしましょう。
例文:
After work, he changed into casual clothes and went out for dinner.
(仕事の後、彼はカジュアルな服に着替えて夕食に出かけました。)
As soon as she got home, she switched to everyday wear to relax.
(彼女は家に帰るとすぐに普段着に着替えてくつろぎました。)
私服を表す英語表現を紹介
私服を表す英語表現は多岐にわたります。
それぞれの微妙なニュアンスの違いを理解して、使い分けましょう。
私服コーデ
「私服コーデ(私服のコーディネート)」は下記のように表します。
- casual outfit(カジュアルな服装)
- everyday outfit(日常の服装)
- personal style(個人のスタイル)
- off-duty look(仕事以外のときの服装)
コーディネートと言えば「coordinate」という単語を連想するかもしれません。
しかし、coordinateには、「調整する」や「整理する」という意味があるため、日本語のコーディネートとはニュアンスが少し異なります。
ファッションの文脈でのコーディネートを表す場合は、英語では 「outfit」 や 「styling」 を使うことが多いです。
例文:
She has a great sense of style.
(彼女は素晴らしいファッションセンスを持っています。)
His outfit is well put together.
(彼の服装はよくコーディネートされています。)
「coordinate」もファッションの分野で使われることもありますが、一般的には「色やデザインをバランスよく組み合わせる」という意味で用います。
例文:
She coordinated her dress with matching accessories.
(彼女はドレスと合うアクセサリーをコーディネートしました。)
I need to coordinate my outfit for the party tonight.
(今夜のパーティーのために服をコーディネートしなきゃ。)
私服登校
「私服登校」は英語で以下のように表現できます。
Wear casual clothes to school(カジュアルな服で登校する)
Students are allowed to wear casual clothes to school on Fridays.
(生徒は金曜日に私服で登校することが許可されています。)
Non-uniform day(制服なしの日)
Tomorrow is a non-uniform day, so we can wear whatever we want.
(明日は私服登校の日だから、好きな服を着ていいですよ。)
Dress in regular clothes for school(普段着で登校する
At this school, students dress in regular clothes for school instead of wearing uniforms.
(この学校では、制服の代わりに私服で登校します。)
Attend school in personal clothing(個人の服で登校する)
Some schools allow students to attend school in personal clothing.
(私服登校を認めている学校もあります。)
「私服」という意味を表す際は、「casual clothes」「regular clothes」「personal clothing」などの表現が使われます。文脈に応じて使い分けましょう!
私服勤務
「私服勤務」は英語で以下のように表現できます。それぞれややニュアンスは異なりますが、「私服勤務」を表す際に活用できます。
Casual dress code(カジュアルな服装規定)
Our company has a casual dress code, so we can wear jeans to work.
(私たちの会社はカジュアルな服装規定なので、ジーンズで勤務できます。)
Wear casual clothes to work(カジュアルな服で勤務する)
Employees are allowed to wear casual clothes to work on Fridays.
(社員は金曜日に私服で勤務することが許可されています。)
Work in regular clothes(普段着で働く)
Since he works from home, he usually works in regular clothes.
(彼は在宅勤務なので、普段着で仕事をしていることが多いです。)
No uniform policy(制服なしの方針)
Our company follows a no uniform policy, so employees can wear their own clothes.
(当社は制服なしの方針なので、社員は自分の服を着ることができます。)
私服刑事や私服警官は何という?
制服を着用せず、私服で勤務する「私服警官」や「私服教師」は英語でどのように表現するのか、以下で解説します。
私服警官
「私服警官」は英語で以下のように表現できます。警官だけでなく刑事などの職業にも同様の表現が使えます。
Plainclothes police officer(私服警官)
A plainclothes police officer was investigating the case.
(私服警官がその事件を捜査していました。)
Detective in plain clothes(私服の刑事)
The detective in plain clothes arrested the suspect.
(私服の刑事が容疑者を逮捕しました。)
私服教師
「私服教師」は英語で以下のように表現できます。「teacher(教師)」という部分は共通し、「私服」を表す表現が異なるものの意味は同じです。
Teacher in plain clothes(私服の教師)
The teacher in plain clothes blended in with the students.
(私服の教師は生徒たちに溶け込んでいました。)
Non-uniformed teacher(制服を着ていない教師)
At this school, non-uniformed teachers are common.
(この学校では、私服の教師が一般的です。)
Casual-dressed teacher(カジュアルな服装の教師)
The casual-dressed teacher created a relaxed atmosphere in the classroom.
(カジュアルな服装の教師は、教室にリラックスした雰囲気を作り出しました。)
私服を表すさまざまな英語表現を紹介しましたが、それぞれいくつかフレーズがあるため、文脈やニュアンスに応じて適切に使い分けることが大切です。
また、コーディネートという言葉には日本語と英語では違うニュアンスが含まれる点も注意しましょう。このような違いを理解しておくと、自然な英語表現が身につきます。