英検2次試験に向けて!直前にやっておきたいインタビュー対策
実用英語技能検定(英検)は文部科学省後援の英語の学力を測定する試験で、小学生から高齢の方まで幅広く受験されているポピュラーな試験です。
試験は5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級とレベルが細分化されていて、自分のレベルに合った級にチャレンジできるようになっています。
受験層と難易度は、5級~4級は中学生レベル、3級~準2級が中学生~高校生レベル、2級が大学のセンター試験レベル、準1級が大学1,2年レベル、1級が大学3.4年レベルである、一般的に言われていますが、準1級や1級になると難易度が高いため、合格率はかなり低くなっています。(準1級で15%前後、1級で10%前後)
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2次試験の内容について
英検の資格は、高校や大学入試での推薦枠に使用されたり、英語科目の単位として認定されたりしています。
また、海外の大学でも英検の資格が認知しはじめていて、アメリカやオーストラリアなどで入学資格として認められています。
受験する方は学生の方が中心ですが、社会人の方も生涯学習としてや、英語力の証明として生涯役立つ資格なので取得する方もいらっしゃいます。
日本で英語を指導する教師や社会人には、準1級以上の英語力を求められることが多くなってきています。
試験は6月、10月、1月と年に3回行われ、3級以上では2次試験としてスピーキングの試験が行われます。1級から3級の1次試験に合格したのち、2次試験に不合格となった場合は、申請すれば1年間のみ1次試験を免除されます。
2次試験の合格率は1次試験よりも高いため、1次試験を突破することが大切です。
スピーキングテストのインタビューについては、1次試験の合格通知に記載されています。
インタビューの内容は当日に紙を渡されて、その指示に従います。そのため、どんな内容の質問かわからないため、普段からスピーキング試験に対応できるように勉強する必要があります。
2次試験のインタビューの難易度
受験する級が上がるほど、質問内容も高度になっていきます。日常的なことや学校生活、趣味など初歩的なことから、時事、社会的な事柄にまで及びます。
しかし、専門的なことを知らなければ答えられないようなものではありません。
準1級以上の受験者は、新聞やニュースなどに日頃から目を通して、一般的な時事問題や社会問題、また自分のことを聞かれても答えられるように心がけてください。
スピーキングの試験は自分の意見を述べるため、まずは日本語で自分の意見を言えることが必要です。その上に、英語で考えて発話することが肝要になってきます。
英語力のほかに幅広い時事問題に対する自分の意見です。そのため、ボキャブラリーも増やす必要があります。
ボキャブラリーに関しては1次試験に使用した単語集などを活用して、読んでわかるだけでなく、発音練習も含めて、短いフレーズ単位で文章を言えるようにします。
また、英検対策用の長文の問題集はさまざまなトピックを扱っているため、それらを読み込んで音読し、暗唱できるようにするのも良いでしょう。
英語のボキャブラリー、構文などを覚えられるほか、時事問題や社会問題なども知識として身に着けられます。それによってスピーキングテストにも活用できるでしょう。
単語は覚えても忘れやすいですが、文章の中でセンテンスとして覚えると定着率が良くなると言われています。そのほかには、英字新聞を購読します。
できれば、きちんと英文を理解できているかチェックできる日本語訳が入っていたほうが良いですが、英語力が上級の場合には必ずしも必要ではありません。
そして、日頃から英語放送のニュースを見て、ナチュラルなスピードの英語に慣れておきましょう。
まとめ
普段から社会的な事柄に関心を持ち自分の意見を言えるようにします。そして、英検用の問題集やニュース、新聞などでボキャブラリーを増やし、たくさん英語を聴いて、スピーキングの対策を行うと効果的です。