TOEIC受験の注意点!忘れてはいけない禁止事項
英語の総合的能力を測るTOEIC。良いスコアを取るためにはリスニング能力・文章読解能力など、様々な力を必要とします。
また、よりネイティブに近い英語能力を測るための試験なので、学校や企業でもTOEICのスコアは重要視されます。
しかし、いくら十分に勉強を積み、良い点数を目指していても、禁止行為を行ってしまうと厳しい処罰が下り、今までの勉強も無駄になってしまいます。 そこで今回は、TOIECにおける禁止事項を紹介します。
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禁止行為にはどのようなものがあるか
TOIECでは、主に6つの行為が禁止されています。
①試験教室内の飲食
試験教室に一度入場したら、退場するまであめ・ガム等を含むすべての飲食が禁止となっています。 特に「Listening&Reading」の場合は11時45分から受付が開始されるので、早めに昼食を取るようにしましょう。
①電子機器の使用です。
試験教室内では携帯電話での通話は控える必要があります。 また試験の説明が始まったら、携帯電話・電子手帳・電子辞書・パソコン・オーディオ機器などの電子機器のアラーム設定を解除、電源を切らなければなりません。
特にアラームは、試験中になってしまうと退場措置になります。
また、試験中に電子機器を使用するとカンニング行為とみなされ、厳しい処罰が下ります。 試験が始まる前にアラームの設定・電源を確認し、試験中はアナログ時計を使って時間を確認するようにします。
③試験問題などの漏洩につながる行為
具体的には、以下の行為が禁止されています。
・写真撮影 ・録画 ・録音 ・複写 ・問題用紙や他の紙に書きこむ行為 ・試験教室から問題用紙や解答用紙を持ち出す行為 ・再現された問題を不特定多数の人が見られる状態に置くこと
なお、問題用紙や他の紙に書きこむ行為については、アンダーラインや訳を書き込むことも禁止されています。
問題用紙等に書き込んでいないかどうかは試験終了後、試験管が確認しているため注意しましょう。 また、電子機器の使用が禁止されているのは、この漏洩を防ぐためでもあります。
④自分の実力以外の方法でテストを解くこと
・カンニング行為 ・身代わり受験 ・試験中にアドバイスをもらう ・試験中にアドバイスを受ける
TOEICに限らず、テストとはその人のこれまでの努力を確認するためのものです。 カンニング等を行ってしまっては、本当の実力を知ることはできないので、絶対にしてはいけません。
特に身代わり受験・試験中にアドバイスをもらったりすると、申し込んだ本人だけでなく、代わりに受けた人やアドバイスをした人にも処罰が下ります。 自分の実力だけでテストを受けるようにしましょう。
⑤時間外での回答
TOEICは決められた時間内で受けるものです。 試験前に問題を見たり、試験終了後に解かないようにしましょう。
また、「Listening&Reading」の時はリスニングの時にリーディングの問題を見たり、リーディングの時にリスニングの問題を見る行為も禁止されています。
⑥妨害行為
具体的には暴力・器物破損などが挙げられますが、これは人としてやってはいけない行為です。
禁止事項を行った場合の処罰
禁止事項を行った場合、以下の処罰が下る恐れがあります。
・試験官からの注意や勧告 ・手荷物の確認 ・試験途中での退場 ・受験資格のはく奪 ・今まで受けたスコアをすべて無効にする
またこれらの処罰を受けた場合、所属する学校や企業などにも通知されてしまうため、そこからの信頼も一気に失われてしまいます。
まとめ
TOEICは事前に勉強を十分行い、受験料を支払って受験します。
そして、この試験で測られた英語能力は学校・企業などからの信頼も高いのです。 けれども、少しでも禁止行為を行ってしまうとこれまでの努力がすべて無効になるだけでなく、学校・企業などからの信頼も失われてしまいます。
禁止事項については試験要綱等にも書いてあるので、事前にしっかりと読み、ルールを守って受けるようにしましょう。