TOEICリスニングの難関!Part3,4対策のポイント
将来を見据えてより良い企業に就職する場合や、転職を希望する場合、昨今のグローバル化にともない、英語力が高いほど即戦力とみなされて採用される可能性が高まります。
その英語力の証明としてTOEICの資格が広く企業、団体、学校などで採用条件をはかる物差しとして使用されております。また、学生においても、英語の単位に換算されたり、推薦入試などにも利用されており大変ポピュラーな英語検定試験となっております。
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TOEIC試験の構成
TOEICはリスニングとリーディングセクションで構成されており、両パート合計で200問ある質問に2時間で答えます。
リーディングは文法問題のほかに、素早く英語で書かれたビジネス文章を理解できるか、読解力および処理するスピード能力が求められています。
そのため、じっくり考えている時間はほとんどなく、どんどん問題を読み込んで答えていかないとタイムオーバーになってしまいます。
リスニングに関しても、リーディングと同様に英語を素早く理解する能力が必要となります。質問の内容はすべて英語の音声で流れるため、何が問われているのかきちんと英語で理解することがポイントとなります。
そのため、はじめて受験する場合には、問題集などに必ず目を通して、問題の内容および構成、質問内容、その答え、音声や発音、時間配分などに気を配って、何度か問題を解いて、慣れておく必要があります。
ある程度TOEICの対策をしておけば、ケアレスミスなどは防げるでしょう。また、試験のさいに余計な心配や緊張を和らげることもできます。
パート1から4の内容
リスニングセクションの構成は、パート1、2、3、4からなっており、100問の質問に45分間で答えます。
Part1は写真描写問題で、写真の説明に適切な英文を4つの選択肢の中から選びます。
Part2は応答問題で、質問に対してふさわしい答えを3つの選択肢の中から選びます。
Part3,4ですが、こちらはある程度まとまった内容の英文が流れます。会話やナレーションなどのような文章で、4つの選択肢の中から適切な英文を選びます。
いずれも問題の内容は、問題用紙には印刷されていないため、頭の中できちんと英文を整理して理解する必要があります。
アナウンスされる英語はパート1、2、3、4をとおして全て英文で1回しか放送されません。そのため、かなりの集中力が必要とされます。英語を聞き逃さないように注意しましょう。
リスニングの対策
日頃から集中力を高める努力をして、英語を聞き逃さないように訓練する必要があります。
集中して英語を聴き取るには、精聴と呼ばれる勉強法が良いでしょう。これはディクテーションなど、流れてきた英語を書きとる訓練です。
CDなどを流して、何度かストップしながら、聴こえてくる英語をノートなどに書き取って、どの単語や文章が聴き取れなかったか細かくチェックしていきます。
知らない単語だったのか、それとも発音が難しかったのか、聴き取れなかった弱点や問題を分析する必要があります。
また、基本的なフレーズなどを頭に叩き込むために、音読やシャドーイングも行うとより効果が期待できます。音読はテキストに書かれている英文を目で追いながら読んでいきます。
シャドーイングは、音読よりもさらに高度な学習方法です。
テキストはなるべく見ないようにして、耳から入ってくる英文をそのまま理解して、その後を追いかけるようにして英文を読み上げていきます。そのため、かなり集中力が鍛えられ、英文をまとまって理解する力や発音が向上するとも言われています。
まとめ
そういった学習を続けていくと、かなりリスニング力がアップしているはずです。
また、同時に普段から英語の音声を流して多聴を行い、英語独特のイントネーションや発音などに慣れておくと良いでしょう。TOEICのPart3,4は日頃からこうした学習方法などを行っておくと、大変効果的で点数のアップにもつながります。