TOEICの引っかけに引っかからないために!覚えておきたい3個のポイント
TOEICでは様々な設問が出されるので、セクションごとに問題の傾向を把握して勉強していくことが重要です。
しかし、受験する方の中には、ついうっかりして間違えてしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。それは、TOEICには敢えて引っかかりやすい問題が出るからです。
日頃から気をつけていないと、思わぬところでケアレスミスをしてしまう可能性があるので、要注意です。そこで今回は、そうした引っかけを見抜くために覚えておきたい3個のポイントについてご紹介します。
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1目は連絡先が複数あるパターンに注意する
正解だと自信を持って解答したつもりなのに、それが引っかけで不正解になってしますことがあります。こうした引っかけは、問い合わせ先が問われる問題にもよく見られます。
問い合わせ先を答える設問では、必ずといっていいほど複数の連絡先が文中に書かれています。こうしたパターンでは、それぞれの連絡先について、どういった場合に問い合わせをするべきか整理しておき、正解を見つけることが必要です。
具体的には、設問の文章が広告文面の場合、社名や店名、本文後半で記載されている連絡先などを確認しましょう。
末尾には、履歴書の送り先や送付する方法、問い合わせ先などの情報が記載されています。ですので、求人の文面では、本文末尾をチェックして、本文の末尾を確認するのがポイントです。
メールの文面では、上部にあるアドレスを見て、差出人を確認しておきます。メールの本文中には連絡先が載っていることもあり、連絡する内容ごとに連絡先が違う場合があるので、しっかり確認しましょう。
手紙の文面なら、上部または最下部にある差出人をチェックしましょう。メールと同様に、本文に連絡先が記載されている場合もあります。
それぞれの文面で、複数の連絡先の情報を押さえておけば、設問で問われている連絡先を答える際に、引っかかりにくくなります。
2つ目は情報が数ヵ所に分かれて記載されているパターン
Part7では、1ヵ所だけの情報で解答してしまうと不正解になる問題が頻繁に出題されます。それを避けるには、最終的に本文全体にざっと目を通して、引っかけを見抜く努力が必要です。
ただし、最初から最後まで本文を熟読している時間はありません。そのため、目を通す順番を工夫しましょう。
まず、最初の設問を読んで、最初から本文に目を通して答えを探します。
次に、2番目の設問を読んで、最初の設問で目を通した続きから目を通して、解答を見つけます。
続いて3番目の設問を理解したら、2番目までに目を通した続きから読んで、答えを見つけます。そして、最後の設問を読んで、本文を最後までざっと読み、解答について補足的なものがあれば、該当の設問に戻ります。
本文中にヒントや解答が登場する順番は、基本的に設問の順序と一緒です。そのため、1番目の設問の解答は、2番目の設問の解答が見つかる箇所よりも前にある場合がほとんどです。それを頭に入れながら、効率的に解答を探しましょう。
3つ目はNOTを含む設問パターンに要注意
大文字でNOTが含まれている設問では、「~ではないものは?」と問われています。
こうしたパターンでは、選択肢にある内容を全て確認しなければならないので、解答するのに時間がかかってしまいます。選択肢を読み、内容が本文中に記載されているかどうか探しましょう。
その時、選択肢にある単語を探していくのではなく、内容をしっかり理解して探すようにするのが大切です。文中に箇条書きで記載されている場合は、前後にあるただし書きについても見落とさないようにします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここで紹介したパターンの他にも、TOEICには間違いやすい問題が出題されます。
模試などを自分でこなしていくと、自然に出題パターンが見えてくるでしょう。不注意で得点を逃がし、点数を下げてしまわないように、きちんと対策を練って勉強していきましょう。