本当に役に立つTOEIC参考書の選び方
海外渡航やビジネス・通訳などさまざまな目的・目標を掲げて、TOEICを受験される方が多いと思います。
試験対策のために参考書の購入をしようとしても、書店や通販サイトには問題集・参考書が並び、どれを選んで良いのか悩んでしまいます。
そこで、ここではそんなTOEIC参考書・問題集難民の方の役に立つ、選び方のコツをご紹介していきます。ポイントをチェックして、ぜひあなたに合う本を選んで、チャレンジしてみましょう。
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TOEICは、年々変わり続けている
ご存知である方も多いと思いますが、2016年5月に試験内容が大幅にリニューアルされています。
しかし、2016年に限らず年々内容や方式が変わっています。ということは、書籍の発行年数が古いもの、再版されていても改訂が行われていないものに関しては信憑性・有用性が低いと言わざるを得ません。
いかに書店やいろんなサイトで評価が高くても、新しい内容に対応できていないのでは意味がないのです。
同様に、著者が試験を受けたことがあるか、最近受講したか、といった点も重視。語学に強い著者が出版社に依頼されたから書いてる、というケースや過去に受けたことがあるが、それも10年以上前、といったケースも見受けられます。
また、いろんなジャンルの英語・語学に精通している講師の本も良いですが、できることならTOEICを専門で教えている講師が書く本の方が効果は高いです。
普段、その対策に関してずっと触れているため、書く内容も深く、そしてわかりやすくなります。餅は餅屋、という言葉は伊達ではないのです。
解説のわかりやすさ、親切さもチェック
本屋さんの良いところは、ある程度立ち読みできる点。もちろん、できるだけその本屋さんで買ってあげてください。
忙しい方はインターネット通販に頼るのも良いですが(試し読みサービスを利用するなど)、公開されていないページも多く、本当に良いのか判断しづらいです。
その点、本屋さんでチェックする場合は、気になる箇所を必ずチェックできるのでおすすめです。
本屋さんでチェックすべき点は「解説のわかりやすさ」について。
実践問題を解いて、解答を観るのはもちろんですが、なぜ正解なのか、なぜ間違いなのか、間違いの理由は何なのか、といったことを丁寧に解説されていないと、テスト対策としては全く意味がありません。
こういう引っかけ問題が出やすい、ミスをしやすいといった傾向と対策を記していて、初めて問題集・対策本の役割を果たすはずです。
特に気になるポイントとしては「不正解」がなぜ不正解なのか、という理由を説明しているかどうかがネックになります。
ここの構文を用いた場合、ここは複数形ではダメ、とかこの副助詞は現在形でしか使えない、といったように、初心者~中級者は逐一知っておかなければならないのです。
わざわざ他の教本を調べていると時間がいくつあっても足りません。
また、「単語の言い換え」に関しても非常に重要です。本文から抜粋した文章の中と、選択肢の中にも同じ単語が含まれていた場合、正直文章が読解できていなくても正解を導き出せてしまいます。
そのため、試験では問題文と選択肢に用いられる単語は言い換えられるケースが非常に多いです。
これはここ数年に更新された問題傾向で、ここ2~3年以内に発行・発刊された本であれば、この点には触れられているものが多いですが、それより古い物の場合、あまり単語の言い換えについて触れていない本が多いです。
もし記載が一切ないのであればやめておいた方が良いでしょう。
初心者は小さくて軽い本を
ちょっとしたコツに分類されますが、電車や学校・仕事場の移動に持って歩けるように、いつでもどこでもパッと開けるように、小さくて軽いものを選ぶと吉。
最初から重くて大きい本を選ぶと、持ち歩くのが億劫になって挫折しがち。何事も、継続は力なり、です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。刻一刻と変わり続けるTOEICの試験傾向に対応し、プロフェッショナルな専門家の書いた、本当に役立つ本をじっくり探しましょう。あなたのベストと思える本を見つけてください。