リスニング力が向上する!TOEIC Part3, 4の勉強法
TOEICといえば、今や日本の会社で就職や昇進の指標にしていないところを見つけるのが大変なほどに浸透している、個人の英語力を点数化して解りやすくしたものです。
そのTOEICは英検以上に実用的で国際的にも通用する資格なので、受けたことの無い方は一度受けてみてはいかかでしょうか。
このテストは何回も受けているという方は点数の底上げを目指しましょう。
しかし、なかなか点数が稼げないことも事実であり、とくにリスニングがいつも苦手で点数がとれないという方が多いと思います。 リスニング問題は、純粋な日本人にとって聴き取りにくい英語を聴いて、問題を解くという難易度の高いものです。
part1,2は短い会話で何とか聴き取れて問題を解けるが、Part3,4になるとどうしても壁があって点数が取れない、という方のために今回説明します。
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Part3,4を解けるようになるための勉強法。
一般的にリスニングでとれる点数は、Part3,4で理解できる問題の割合といわれており、このパートの問題をどれだけ理解できるかによって、ある程度予測できます。
なので、このパートでの聴き取れて解ける問題を増やすことで、TOEICにおけるリスニングを制せれるといっても過言ではありません。
具体的なトレーニングとしては、一度時間を測って自分で模擬試験をしましょう。答え合わせをすぐにしてしまわずに、次は時間制限をなくして自分で理解できるまで解いてみます。
まだ辞書や文法書を扱ってはいけません。完全自分の実力で解きましょう。
時間無制限で何度も聴いて解く理由としては、一度だけ聴いて解いてしまうと、文法的には解けれたり、知っている単語でも聴き取れずにもったいないことをしてしまうので、何度も聴くことによって自分の弱点を正確に理解でき、今後の問題解決に役立てる事ができます。
次に、時間無制限で解き終わった分の英文をディクテーションしてみましょう。ディクテーションというのは英語の音声を聴き、その時点で耳だけを頼りに文に書き起こして行く学習法です。
この学習法をするのは聴き取るだけでなく、英語力全般が上達します。正しく書き取るための耳からの情報はもちろんですが、それ以上に書き取る単語の語彙力、正しい文法力が試されるからです。
ネイティブスピーカーの子供たちでもディクテーションをすることによって、前置詞などの場所を正確に理解できているか、ということを判断できるのです。
ディクテーションをしてスラスラと解くことができないのであれば、それはまだ瞬時に英語を聴き取るだけの英語力が備わっていない、という事が解るので、音の連結や消失などのパターンを学ぶ必要があります。
上記のことが終わったら、次は英文を正しく読み上げる練習をしましょう。
正確に発音をすることができ、文の構成の理解ができたら、今度はそれを踏まえてオーバーラッピング・シャドウイングをしましょう。
ディクテーションで聴き取れなかった音の変化を中心に練習することによって脳に、正確な英語の発音を覚えさせれます。これと並行して瞬間英作文を練習するといいでしょう。
瞬間的に文を作成できれば、その分は完璧に聴き取れるということです。そして仕上げにもとの音と同じスピードで暗唱をしましょう。これで英語を聴き取り、発音する力は格段に上がったことでしょう。
最後に。
やはり、英語というのは私たちにとって身近なものになりつつありますが、どうしても壁を感じてしまいます。
なので、こういった正しい勉強法を理解し、コツコツと勉強していくしかありません。これらの英語を聴き取る勉強を駆使してPart3,4を攻略し、TOEICの点数を底上げしましょう。