TOEFLライティング対策の大前提!文法を確認しよう
TOEFLでは、読解力とライティング力、会話力とリスニング力といった英語の4つの技能が試されます。
そのため、総合的に英語能力をつけないと、高得点を取ることが難しいテストになっています。TOEFLでなかなか点数を稼げないという人の中には、ライティングセクションで点数を伸ばせないという人もいらっしゃるでしょう。
ライティングの対策として、まずは文法(グラマー)を確認しておくことが大前提になります。そこで今回は、TOEFLのライティング対策のポイントについて、グラマーを中心にご紹介します。
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グラマーの確認は最低限必要な要素
TOEFLのIndependent Writingで、安定的に3以上を取るのが難しいという人は、Writingセクションで求められているグラマーの知識が明らかに不足していると考えましょう。
そこで必要になるのが、グラマーの再確認になりますが、最初から何百ページにも及ぶ分厚い参考書を読もうとしても、初めの数ページで挫折してしまう可能性があります。
そのため、TOEFL対策としてのグラマーの勉強法では、分厚い参考書は分からない部分の参照用として利用した方が無難と言えます。
そこで、比較的グラマーが苦手な人でも取り組みやすい基本的な勉強法としてお勧めなのが、中学や高校生レベルの英文法について、1週間程度で確認できるような参考書を1冊購入して、最後まで目を通す方法です。
こうしたタイプの参考書は、何種類も出版されているので、自分に合ったものを選べます。
また、基本的なグラマーは理解しているという人も、冠詞や単数形および複数形の選択、前置詞などに関しては、自信がもてない人も多いはずです。
そんな人は、冠詞のaおよびtheの用法の概念や前置詞の使い分けなど、自分の不得意な分野のグラマーを簡潔に解説している参考書を選んで、ひととおり勉強すると効果的です。
また、関係代名詞のそれぞれの使い分けなど、Writingの時に自分がミスしやすい部分について、徹底的にグラマーを確認しておくことも有効です。
グラマーや構文を運用する力を高めるには
Writingスキルの土台として、グラマーや構文を運用する力が試されるのは、スピーキングセクションでも同様です。高校生レベル程度の参考書は、こうした運用能力をアップするためにも活用できます。
参考書に掲載されている例文は、音読をして耳で覚えたり、筆写を繰り返すことで構文を定着させる練習にもなります。
また、日本語から英語に直す練習を行うことも効果的です。 さらに、自分が書いたessayを見直す際も、グラマーのミスにしっかり気づくためには、ある程度のグラマーを理解できるレベルに達していないと進みません。
Writingに必要な項目に関しては、グラマーのレベルをアップさせることが欠かせないと言えるでしょう。
模範英文のインプットも有効になる
ここで付け加えておきたいのは、Writingの場合であっても、現実的に基礎固めをしていくのに有効なのは、問題集などに載っている解答例を模範の英文としてインプットしていく方法です。
ある程度グラマーの理解が進んだら、問題を解くことに加えて、模範英文をほぼ100%インプットするように努力しましょう。
具体的には、まずは解答例を見て、英文の内容を理解します。その際、日本語訳を参照しながら、使用されている単語や表現方法、構文などをひととおりチェックします。
また、文章構成法などessayの書き方に関する解説は、非常に参考になりますので、熟読することをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。TOEFLのWritingが苦手という人は、もう1度グラマーを確認して集中的に勉強することで、スコアアップにつながる可能性があります。自分の勉強法を、再度見直してみてはいかがでしょうか。