TOEFL スピーキング対策に!ボイスレコーダーを使って練習しよう
TOEFLの試験には、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4つのセクションがあります。
スピーキング以外の3つのセクションは、それぞれ学校での授業や入試勉強などで学んだ経験がある方も多いと思われますが「英語を話すこと」はそこまで力を入れて学んだ人は少ないのではないでしょうか。
なかなか自分の英語を話す能力を鍛える機会がなく、どうやって練習をすればいいかわからないといった人にもおすすめの方法が、ボイスレコーダーを使った練習です。ここでは、その理由や方法を紹介します。
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なぜボイスレコーダーなのか
スピーキングの試験と聴くと、試験官との会話形式を想像する人も多いのではないでしょうか。 でもTOEFLでは出題されたテーマにそった内容をコンピュータに向かって喋り続けるというものです。
なので、誰かに手伝ってもらう必要がなく自分1人での訓練がしやすいのです。
とはいえ、1人で一生懸命話しているだけでは間違いに気づけなかったり、客観的に実力を判断しにくいです。
録音しておくことで、後から聞いて自分の発音が間違っていないか、自分ではしっかり受け答えできているつもりでも、文法や話の展開がおかしくはないか等の確認ができます。
繰り返しのトレーニングが必要
TOEFLの出題の形式はある程度決まっているため、こちらもある程度回答のテンプレートを用意できます。 何度も繰り返してトレーニングすることで、頭にテンプレートを思い浮かべながら適切に答えることが可能になります。
けしてぶっつけ本番でできるものではないため、しっかり訓練しておきましょう。
また、試験問題を読む時間や口頭で答える時間には制限があるため、タイムキープの練習が必要です。
これも繰り返して体に叩き込むしかないためトレーニング必須ですが、録音しておくことで、自分が何単語くらいの文章を話したら何秒かかるのかを割り出すことができ、英文を頭で組み立てるのに役立ちます。
聞き比べができる
英語のリスニングCDなどの音声を録音しておいて、次に自分で同じ文章を読んだものを録音しておくと、聞き比べをして自分とネイティブとの違いはどこかがわかりやすくなります。
また、発音やイントネーションの間違いもわかりやすくなるので、問題演習以外にも活用するとスピーキングの点数アップにつながるためぜひやってみましょう。
成長を実感できる
録音した自分の回答を残しておくことで、トレーニングをはじめたばかりの頃の自分と聴き比べて発音が良くなっていたり、間違っていたイントネーションを改善できるようになっていたり、時間内に収めることができるようになっていたり、という発見があるはずです。
同じことを繰り返していてモチベーションが保てなくなってきた頃に聞いてみると、成長を感じられてやる気が出てきます。
人に聞いてもらえる
レコーダーの使用は、自分ひとりでの学習にも役立ちますが、自分で気づけないことを他人に指摘してほしいときに、もってこいの方法です。
その場で問題文を見て答えるのは難しい場合にも、録音しておいたデータを渡すことで相手の都合のいい時にチェックしてもらえるため、頼みやすくなります。
最後に
ボイスレコーダーで録音した英語を聴くことで、目や手だけでなく耳を使うことでも英語を叩き込めるので基礎的な英語力を鍛えられます。
また、手が使えない電車や車での移動の際にも聴いてチェックできるのが嬉しいですね。
市販されているボイスレコーダーは、高音質のものや大容量のものなど様々なタイプがありますし、コンピュータやスマートフォンなどで使えるソフトやアプリとしてレコーダーがあったりもしますので、自分の環境に合ったレコーダーを選んでしっかりと練習しましょう。