TOEFL スピーキング問題の答え方・勉強方法のポイント
TOEFLを受験する大半の方にとって、スピーキングセクションの答え方について、どう勉強すればよいのか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Speakingは20分間程度で、Independent Taskの2題とIntegrated Taskの4題、計6題が出ます。
Independent TaskではSpeaking能力だけ採点されますが、Integrated TaskはReadingやListeningなどの能力も測定されます。
英会話に苦手意識を持っている方は、英語での会話力を試されると聞いただけで萎縮してしまう方もいるかもしれません。そこで今回は、TOEFLスピーキング問題の答え方と勉強方法のポイントについてご紹介します。
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Independent Taskの答え方
Independent Taskは、身の回りに関した内容で2題が出題されます。15秒間考える時間があり、その後に45秒間程度、自分の意見と理由を答えます。
最初の設問は、身近な話題に関して具体例などを聞かれます。
2問目は、何らかの状況あるいは意見などに対して、賛成か反対かといった2択問題です。2択なので、賛成か反対かをはっきりとさせてから、理由を的確に伝えましょう。
Integrated Taskの答え方
Integrated Taskは、Readingに続くListeningの後にSpeakingがあるパターンと、Listeningの後にSpeakingになるパターンの2種類の問題が出ます。両方とも、キャンパスライフやアカデミックな内容の2題になります。
前者のパターンの1問目は、45秒間前後で文章を黙読して、その後60秒から80秒その内容についての音声を聴きます。その後に30秒間の準備期間が与えられ、約1分間で話すことをまとめて答える形になります。
2問目は大学講義のシチュエーションで、教授から配布されるプリントを45秒黙読して、その後に60秒から90秒ほど教授がプリント内容に関わる具体例を話します。
解答者は、30秒で準備して、1分以内にプリントの内容と同時に具体例をまとめ、答えます。
後者のパターンはReadingがない分、Listeningが多少長くなります。
1問目は、2人の男女の片方がある問題について話、残りの1人がそれに対して解決策2つを提示するので、それを60秒から90秒で聴き取ります。20秒間でどちらの解決策がいいか考え、1分以内でその理由も添えて答えます。
最後の問題は、教授が90秒から120秒ほど講義のテーマや具体例を話しますので、その内容をまとめて答えれば大丈夫です。
会話力だけでなく総合的な力を磨く勉強法がポイント
TOEFL テストのスピーキングセクションでは、設問について与えられた時間内で自分の意見などまとめ、パソコンに向けて一方的に話す必要があります。
普通の会話は慣れていても、パソコンの前に座ると緊張する人もいますが、これは慣れで解決できます。
慣れるためには、オンライン英会話を利用した勉強も有効です。また、聴き取ったことを時間内に素早くメモをするためには、省略記号を使うとメモにかかる時間を節約できます。
録音を利用した勉強法も有効
自分の英語の解答を聴くのは恥ずかしいかもしれませんが、今のレベルを知ったり、人から評価してもらうために、録音を活用する勉強法も効果的です。
最初は解答時間をそれほど気にしなくても良いので、少しずつ慣れていき時間の感覚がつかみましょう。
具体的な方法としては、自分が話した英語を自分で聴いてみて、間違ってると思われる箇所をどう直したらいいか確認します。次に間違った箇所を意識しながら再度録音します。
2度目の解答については、英語が得意な人や先生にチェックしてもらい、アドバイスを受けます。そしてそのアドバイスをもとに、もう1度同じ問題について話してみましょう。
後はその繰り返しです。繰り返しているうちに、徐々に解答のスピードやコツがるはずです。
いかがでしたでしょうか。スピーキングセクションで高得点を狙うためには、設問の特徴をつかんだ上で、何度も問題例を繰り返しながら、考えをまとめる能力や解答の瞬発力を鍛えることがポイントです。