あなたにぴったりの英語教材の選び方
英語を独学で学習するという時に、最初に行うのは教材を購入するということではないでしょうか。
しかし、そのために書店に行くと、さまざまなものがあるはずです。単語を中心としたもの、文法を中心としたもの、発音やリスニング力を高めるのに効果的なものなどがあります。
さらに、CDが付いているものやインターネットで音声をダウンロードすることが出来るものまであります。
間違った教材選びは、英語に対して苦手意識を持つようになる原因になる可能性がありますし、なかなか学習意欲が無くなる可能性があります。自身のレベルに合ったものを選ぶ必要があります。
その選び方について、紹介します。
まず、大切なことは、何を目的として英語を学ぶのかということを明確にするということです。
例えば、外国の人と会話を楽しみたいということを目的としている場合と、進学のために学習するという人では学習の方法に違いがあります。
もし、外国の人との会話を楽しみたいということが目的であれば、会話集や表現集などが適しているでしょうし、進学を目的としているのであれば、単語や文法、リスニング力などが必要となるでしょう。
目的が決まったら、教材を選びます!
その際には、宣伝文句に惑わされずに、著者の経歴を確認しましょう。著者の経歴として、英語を母国語としており、日本の文化や日本語にも精通している人が良いでしょう。
その理由としては、日本の文化や日本語に精通している人が書いた本であれば、細かな単語の意味の違いなどを日本語で分かりやすく開設してくれていることが多いためです。
また、英文が自然であるということもメリットの1つと言えます。アメリカとイギリスでは、少し表現に違いが見られることがありますので、注意が必要です。
そして、教材選びで大切なことは、自身のレベルに合った物を選ぶということです。分厚ければ良い教材ということはありません。
初心者の場合、分厚いものは、全てを行うまでに時間がかかってしまい、途中で挫折してしまうことが多いのです。
できるだけ薄く、小さい物を選びましょう。そして、購入前に内容を確認できるようであれば確認し、内容が半分以上理解するできるものを選ぶようにしましょう。
内容の理解が難しいものを読み続けるのは苦痛なことです。分からないことがあるたびに、辞書で調べたりするというのは、時間がかかりますし、モチベーションが低下する原因にもなります。
しかし、全てを理解できるほど簡単なものでは、学習をする意味がありません。簡単過ぎず難しすぎないバランスのものを選びましょう。
言葉は時代とともに変化しています!
それは、全ての言葉に共通していることです。古すぎる教材を選んでしまうと、最近では使われていないもしくは、意味が異なっている表現を身につけてしまうことになります。
最新のものを選ぶ必要はありませんが、3年以内に発売されたものを選ぶようにしましょう。
ただし、進学などを目的としている場合には、最新のものを選んだほうが良いでしょう。
最近では、何を購入する時にも実際に購入したであろう人の口コミやレビューを参考にするという人が多いようです。
特に、ネット通販を利用して品物を購入するという人にそのような傾向が多く見られますが、自作自演である可能性もありますので、全てを鵜呑みにしないようにしましょう。
英語は、人と人とをつなぐ道具です。日本にいるのだから日本語だけを話すことが出来れば良いという考えもありますが、文化の異なる人とのコミュニケーションは、人生を豊かにするチャンスでもあります。まずは、簡単なことから初めてみてはいかがでしょうか。