リスニング力大幅アップ!速聴の効果と注意点
英単語も、そこそこ理解できるようになり、英語を聴き取る能力が身に付いてきていると実感し始めた頃は、英語学習が楽しくなってくる頃でもあります。
より多くの英語を聴き取れるようにリスニング力を高めたいのであれば、速聴を行うことをおすすめします。
速読という言葉は聞いたことがあっても、速聴という言葉は聞いたことが、ないという人もいるかもしれませんが、その効果について紹介していきます。
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速聴とは
その名の通りこれまでよりも速い速度で英語を聴くという学習方法です。これを行うことにより、脳が速いスピードの英語に慣れてきます。
そうすることにより、これまでよりも短時間で多くの英語を理解できます。
これまで、短文であれば、理解できていたが、長文になると聴き取れなかったという人でも、脳の処理能力を向上させられるため、理解度が高まりません。
また、英語のテキストなどに付属しているリスニングCDはネイティブの人に比べると、ゆっくりとしたスピードで英語を話しています。
英語学習者のレベルはさまざまですが、英語学習を始めて間もない人の場合は、いきなり速いスピードで英語を話されても、理解できないでしょうが、ある程度英語を理解している人であれば、速いスピードにも付いていけるずです。
ネイティブの話すスピードに近づけますので、ネイティブとの会話を理解できるようになるという効果も期待できます。
そして、速聴は学習時間の節約にもなります。音声をこれまでよりも速くするということは、同じ内容を聴くにしても時間を短縮できるということです。
また、同じ時間学習した場合には、耳に触れる英語の量がこれまでよりも多くなるということになります。英語に触れる時間が長ければ長いほど、苦手意識を払拭できますし、理解度も高まります。
最初から速いスピードで英語を聴くという方法もありますが、十分に理解していないままに速く聴いても、理解度が高まるということはありません。
まずはゆっくりとしたスピードで聴き始め、慣れてきたら徐々にスピードを上げていきましょう。少しずつ速度を速くすることにより、無理なく処理能力を高められます。
リスニングは1日15分
繰り返しになりますが、英語を速く聴くことにより、脳の英語の処理能力を高められますが、全く理解していない文章を速く聴いたところで、理解できるわけではありません。
ゆっくりとした音声を聴き取れるようになり、内容を理解できてから、音声を速くするようにしましょう。また、聴き取るだけではなく、自身で発音することも大切です。聞こえてくる音声と同じスピードで話せるよう、学習をしましょう。
この学習方法は、すぐに効果を得られるわけではありません。毎日最低でも15分程度は集中して学習できる環境を整える必要があります。
まとめ
英語学習は、短期間で理解度が高まりませんし、残念ながらネイティブの会話を全て正確に聴き取れるようにはなりません。しかし、繰り返し学習することにより、徐々にではありますが、英語の処理速度を速くできます。
最初から高い目標を掲げるのではなく、少しずつ自身のレベルよりも高い目標を持って学習をしていきましょう。
英語の音声を速くし始めるタイミングとしては、個人差もありますが、洋画や海外ドラマを見ていて、聴き取れる単語が多くなってきたと感じてからでも遅くはないでしょう。それまでは、ゆっくりとしたスピードで学習をする方が効率良く学べるでしょう。