英語の勉強に疲れたら!きちんと息抜きしよう
学校での英語学習と異なり、社会人が必要に迫られて外国語を勉強することになった場合、モチベーションを高く持ち続けることは、なかなか難しいと言えます。
教室で教師やクラスメートと一緒に学ぶ訳ではないので、目標や達成度の確認を続けることなど、相当高いレベルの意識が必要になるからです。
しかし今や、企業内公用語を英語にすることを検討する企業が出てきたり、ビジネスがグローバル化した結果、日本語だけでは通用しないというケースが増えています。
日々の仕事に加えてプライベートな時間も勉強に割かなくてはならず、なおかつ、できるだけ早期に目標とするレベルに到達しなければなりません。
そのためにはオンとオフをはっきりさせ、適切な方法で息抜きをする事も必要になってきます。
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いつまでにどれだけの実力を身につけるかの目標を立てよう
仕事で通用するレベルで外国語を学ぶというのは、かなり厄介な事です。
それはいみじくも、中学高校で6年、大学に在籍したことがあれば、さらに4年と合わせて10年勉強しても、自由に語学力を運用できる人は限られていることからも分かります。
日本の学校教育の成果として、簡単な文章が提示されればその大意を理解できたとしても、学校を卒業してから長期間経っている場合、語彙力や文法の細則などは、かなり失われているはずです。
一般的には、語学力のピークは大学受験時であると考えられているからです。
そして仕事で必要になったから、大急ぎでブラッシュアップするとしても、失われた○年を取り戻すのは至難の業です。
もし外国語を駆使して仕事をするのではなく、社内公用語レベルで必要だとされているのなら、高校上級レベルの語学力を回復するレベルに目標設定をするのが良いでしょう。
高校上級レベルの語学力をつけるとは
英語で高校上級レベルを身につけるとは、実用英語検定、すなわち英検ですと2級合格相当、TOEICでは700点、あるいは大学受験で合格点を取得できるだけの実力ということになります。
高校生の時のリーダーの教科書の内容を思い出せば、それだけの実力がつけばかなり高度な内容を含む実践能力がつくはずだと想像できるはずです。
そこが理解できれば、現状の能力とどれだけ乖離しているか、が分かるでしょう。その乖離を埋め合わせるためには、第1に語彙力、第2にヒアリング、第3に文法力という優先順位で学び直していきます。
語彙力は、各試験をターゲットにした単語・熟語集で仕上げます。ヒアリングはかなり厄介ですが、正しい発音を学びながら聴き取れる範囲を広げていくため、音声データつきのニュース英語などに挑むのが良いでしょう。
文法は高校生の参考書を1冊仕上げるつもりで取り組めば、ほぼ十分だと言えます。そして英検2級やTOEICを実際に受験するため、そのスケジュールにあわせて目標を決めて学習を進めましょう。
息抜きの重要性
とはいえ日々の仕事を終えて帰宅し、疲労を感じている時に毎日語学の勉強をするというのはかなり大変です。
そこでオンとオフをはっきりさせて、集中する時間を毎日2時間確保します。
これを月曜日から土曜日まで続けます。日曜日は基本的に何もしないという形で息抜きを入れます。
ただし、できれば部屋にいる時間だけでも何かをしながら音声データを流しっぱなしにしてみましょう。ヒアリングができるようになるのは聴く時間に比例しますから、例えぼんやりとしてでも聴き続けることには、それなりに意味があります。
まとめ
このように社会人になってから語学力をブラッシュアップし直すのは、かなり大変な作業になります。
そのため、まずは要求されている語学力を身につけるため、具体的な目標を定めて、毎日2時間の時間を割いて学習します。理想と現実との乖離が大きくても、毎日2時間の集中はかなりの程度の学習成果を生むことでしょう。
そしてオンとオフをはっきりさせて、日曜日には息抜きとして何もしないこと、ただし可能であれば音声データを流しっぱなしにしてなんとなく聴いている、という環境に身を置くのが良好です。