レッスン中の「わからない!」を解決するためのお役立ちフレーズ
せっかく始めるなら本格的に!という方から、独学でにっちもさっちも行かなくなった方まで、英会話レッスンは非常に優秀なシステムです。ネイティブな発音が分かり、さらに間違って理解していれば、それをすぐに指摘してくれるわけです。
特に、初心者の頃は1つ分からないことがあるだけで、その調べものに何時間もの貴重な時間が消えていきます。
そういったムダな時間を減らし、効率よく吸収していけるのがレッスンの非常に良いところ。
ただ、グループの場合、初心者のうちは特にレッスン中に「分からない」を言いにくいもの。そんな方に役立つフレーズをご紹介します。
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「分からない」「困った」を解決できる力
独学ではマイペースに吸収し、自分のスピードで全て操作できますが、対面での会話やレッスンの場合、聴き取れない・分からない、ということが頻発します。
日本語の会話でもそんな事態がしょっちゅう起こる訳ですから、慣れていない言語・英会話であればなおさら。
しかも会話の恐ろしいところは、聴き返さない限り、話の相手は「理解しているんだな」と思ってどんどん先に話を進めていきます。
何度も聴き返すのは申し訳ないし、流れを止めるのは失礼かなと思ってしまう気持ちはよく分かります。
しかし、昔数学や物理の授業で、少し分からないことがあり、それを放置したばかりにどんどん雪崩式に分からないことが増えていき、その教科が苦手になったという苦い経験はないでしょうか?
それと同じことが起こってしまうのは悲しいことです。
また、「わからない」は記憶に留めるチャンス。何を言ったんだろう、あれはどういう意味なんだろう、という苦悶した瞬間に解答を頭に入れておくと、印象的な記憶となって忘れなくなります。
記憶が出来事と一緒に強く定着するわけですね。「分からない」は、今の自分のレベルを如実に表しており、それが現在のレベルを大幅に上昇させる最大のヒントでもあります。
必ず、「分からない!」「聞こえなかった!」と声をあげて、しっかりと吸収しましょう。レッスン料金が、そして貴重なあなたの時間がムダにならないためにも。
「分からない」を解決するお助けフレーズ
レッスン中に分からなくなったとき、聞こえなくて困ったときに聞き返す際フレーズをご紹介しましょう。
実は困るシーンなんて限られており、聞き逃したり、意味が分からない単語があったり、一部分だけ分からなかった場合に限ります。
まずは聞き逃したときのフレーズから。今何を言ったのか分からないときは、「What did you say?」と聞きましょう。もう少し発展した言い方としては、「Could you say that again?」と聞きましょう。
もう1回言ってくれませんか?という意味になります。
どちらのワードを発したときも、丁寧にゆっくりと繰り返してくれることでしょう。また、分かりやすい先生なら、「ここが聞き取り辛いだろうな、この意味が分かりにくいだろうな」と予測できる箇所を強調して言ってくれるはず。
次に、単語の意味が分からないときや、文章の意味がいまいち分からなかった際は、「What do you mean by that?」と聞くと良いでしょう。
日本語で言えば「それ、どういう意味ですか?」という意味になります。
そして、さらに細かく行きましょう。「I have put a textbook in the house.(教科書は家に置いてきた)」と先生が言ったとします。
ここの、「textbook・教科書」の部分が聴き取れなかったとしたら、「a textbook」の部分に「what」を挿入して、「You have put what in the house?」と聞けば、「何を家に置いてきたんですか?」という意味になります。
この基本のパターンである4つをマスターしておけば、レッスン中の「えっ、何を言ったの?」がほとんど解消できるようになります。
まとめ
この必須単語は別に覚えなくても、デスクの上にメモを忍ばせておけば良いでしょう。
使っているうちに徐々に覚えてしまいますし、察しの良い先生なら「この生徒さん、今分からないって顔をしたな」と判断してくれるようにも。
もちろん、今後レッスンだけでなく実際の英会話にも使えるので、覚えておいて損はないはず。ぜひ聞き返して、最大限レッスンのメリットを享受しましょう。