シャドウイングで英語力をあげよう!
一般的に「シャドウイング」は馴染みのない学習方法かもしれません。しかしこの方法はリスニング力・語彙力・読解力を身につけるにはもってこいなのです。
まだ英語に触れていない子供や・苦手意識を持っている方へ伝えたいのは、ひたすらリスニング問題を解いたり、文法や単語の暗記だけが全てではないことです。
まずは聴いて真似をしながら追いかけていく。実は、これらは私達が赤ちゃんから今までに、日本語を身につけるために、自然とやってきている作業なんです。
私達は大人や友達との会話や文章を読むことで言語を身につけています。
学習をするという堅苦しいことはひとまず置いておいて、自分の生活の中に積極的に取り込んでいくことで、無理なく英語力を身につけていきましょう!具体的な方法などを説明していきたいと思います。
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どんな教材を選べばいいのでしょう?
自分次第で比較的に安上がりに済ませられるのが特徴であり、手順さえ踏めば年齢は関係なく誰でも簡単にできるのが魅力です。
英語の本文と日本語訳・英語音声が収録されているCDがついているものを選びましょう。本文はなるべく自分に合ったもの、好きなジャンルを選ぶとより捗ります。
例えば、英検に挑戦する方は級に応じたテキストを、TOEICの成績アップを目指している方は、それに関連するテキストやビジネス系の教材がおすすめ。
小さい子供や趣味の範囲ならば物語を朗読してくれるような教材もありますので、本屋さんなどで探してみてください。1回分が短いものを選ぶとよいでしょう。
音声はCDに限らずダウンロードできる音声でも構いません。
どんな手順で取り組めばいいのでしょうか?
本文や訳を見ないで1度本文を聴いてみましょう。ほとんどの方が理解するのは難しいと思いますが、気にしなくても大丈夫です。
次に本文を見ながら聴いてみます。所々流れている単語が聴き取れるのではないかと思います。知らなかった言い回しや発音が難しそうな単語は、テキストに印をつけて何回か聴いてみるのも勉強になります。
そのあとに、日本語訳を確認。「ああ、こんなこと言っていたんだ」と納得できればOK。英単語と日本語が対応しているところを全て確認する必要はありません。
ここからが大事です。音声を流しながら声に出して読んでみます。音声を影のように追っかける感じです。あまりにもついていけないときは、音声を巻き戻してそこからやり直しましょう。
最初のうちは本文を見ながら、慣れてきたら本文を見ずにシャドウイングです。ここまでくると自分がネイティブのイングリッシュスピーカーになったようで気持ちいいですよ。
どのくらいの頻度でやればいいのでしょう?
ズバリ言うと毎日です。これだけ聞くとハードに感じてしまう人もいるかもしれませんが、大事なのはシャドウイングにどれだけ集中できるかです。
確かに聴きながら本文を見て声も出す作業は慣れないうちは大変ですので、1日1回以上おおよそ合計20分以上が目安でしょう。
1回5センテンスを朝少しだけ早く起きて眠気覚ましに取り入れたり、寝る前の習慣にしてみたり、自分の空き時間を使って毎日コツコツ続けてみると、だんだんと効果が出てくるはずです。
どんな効果があるのでしょうか?
ここまでで分かるように、何回も聴いて自ら発音もするので以前と比べリスニング力がつきます。
初めて出会った英単語を発音も含めて確認をするので、自然と語彙力が身につき、それに加えてシャドウイングを重ねることで英語独特の文の流れ(日本語とは違い、1番言いたいことを最初に言い、後から理由が加えられるなど)も掴めるようなってくるので、果的に読解力にも通じます。
最後に…
母国語以外の言語を学ぶことに抵抗を感じている人は多いと思います。しかし習慣やコツを覚えることによって無理な詰込み学習をせずに、他言語に対する意識の壁を取っ払っていきましょう!