日本人の多くが苦手!スピーキング上達のコツ
仕事で急に英語で会話をしなくてはいけない時や、外国人観光客に話しかけられた時など、とっさに話せなくて落ち込んでしまった経験はありませんか?
スピーキング上達のために英会話スクールに通う、留学するなどといった方法は時間とお金がかかってしまい、金銭的に余裕の少ない学生や忙しい社会人の方などにとっては難しいです。
また、日本の英語教育を受けた方は、読む、書く、聴く能力が高く、相手が何を言っているのか理解できるけれど、話せないという方が非常に多いです。そこで、低コストでスピーキングを上達させる、いくつかのコツをご紹介いたします。
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英語教材のCDをシャドーイングする
シャドーイングとはCDなどの流れてくる文章に対して、少し遅れて発音してみるトレーニング方法です。
CDなどの音声教材が付属したものであれば何でもよいのですが、TOEICや英検対策のリスニング教材のものですと原文と訳、解説が書かれていることが多いので、こちらがおすすめです。
ポイントは1つの文を繰り返しシャドーイングし、スムーズに発音できるようになるまで行うことです。
繰り返し行うことによって、英文を覚えられ、ボキャブラリーも増え、会話や英文パターンを把握しやすくなります。
英文を多く覚えることで、会話やシチュエーションに応じて、自分の中にある英文を使えるため話しやすくなります。
また、シャドーイングには自分で理解し完璧に発音できれば聴き取れる範囲も広がるため、リスニングの上達にも期待できます。ネイティブの方の早い会話にも耳がついていけるようになります。
言語交換学習会やオンラインでの語学サークルなどに参加してみる
スピーキングの上達には実際の会話をしてみるといった環境が必要です。今、日本語を学ぶ留学生などが多く日本におり、お互いに言語を教え、学び合うという言語交換交流会を行っている大学や日本語学校があります。
また、オンライン上でも言語を学び合うサークルや、言語交換学習を希望している方を見つけられます。
電話やSkype、Webカメラを使って会話をするサークルもあり、実際に会うなどといった手間も省けます。ポイントは完璧に話そうと試みないことです。
読み書きなどができる日本人は、自分の話す英語の間違いを自分でわかってしまうため、途中で話すことをやめてしまったり、話す前に文章を文法通りに頭の中で組み立てて話そうとしたりする傾向にあります。
新たな友達を作る良いチャンスにもなり、楽しく上達させられます。
英語圏の方とチャットで会話をしてみる
初対面の方と、面と向かって会話することが難しい方などにおすすめなのが、SNSやオンラインの語学サークルなどのチャット機能を利用する方法です。
チャットですので声に出して会話をしないのですが、チャットでの会話はビジネスメールのような形式的な表現方法ではなく、ネイティブの方々の口語が文章で見られます。
そしてテンポよく返信をする必要があるため、会話が苦手な方、スピードをつけたい方にとってはとても良いトレーニングの1つです。
ネイティブの方のチャットは英文法が間違っていたりするため、英文法学習には不向きな部分もありますが、会話の練習としては有効な手段です。
まとめ
今回はスピーキングを上達させるための、いくつかのコツをご紹介いたしましたが、上達するために大事なことは楽しみながら会話をすることです。
学業や仕事のためといった目的で上達させようとするとつらくなってしまったり、なかなか続けられなかったりといったことがありますが、楽しみながらやることによって続けやすくなります。
苦手意識や、間違えを恐れずに自分に合った方法を試してみてください。