毎日取り組もう!リーディングを上達させるためのコツ
英語のリーディングは受験生時代から苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。
そのような方でも毎日取り組むことのできるリーディングのトレーニング方法を紹介してみようと思います。
今回は、TOEICのリーディングパートで時間が足らなくて困っている方に的を絞り、TOEIC対策としてのリーディング上達のためのコツをお伝えします。
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トレーニングのための参考書選び
おすすめなのは公式問題集や模擬試験のような形式の問題集です。
気をつけたいのは、模擬試験形式の問題集を使用する場合には、信頼できる著者によるものを選んでください。
(著者自信が実際にTOEICの試験を受けているのが望ましいです。TOEICのハイスコアを実際に出している人のブログなどで紹介している問題集を使うのも1つの手です。)
参考書の準備ができたら、実際に決められた時間内に解いてみます。実際に解くパートは、Part 5・6・7です。1回目に解くときには、辞書などは使わずに自力で解き、2回目は時間を気にせずに辞書を使って解きます。
その後答え合わせを行ない、分からなかった問題をマークします。
分からなかった問題は特に解説を熟読ししっかりと理解することが大切です。分からないところを曖昧にしておくと、次回類似問題に出くわしたときに困ってしまうのは間違いありません。
実際に読むスピードや正確さを高めていきたいと思ったときに大切なのは、問題を解いた後です。
問題を解いた後に、分からなかった文の構造や、単語、熟語などを把握した上で、しっかりと音読を行ないます。
文の構造に関しては、基本的な文法の知識があるに越したことはないので、英文法に不安を感じている人は、面倒がらずに基本的な英文法書に1度戻ってざっと復習してみるのも効果的かと思います。
音読に関しては、最初のうちは意味をとりながらゆっくりと行ないますが、回数を重ねるにしたがって読むスピードをアップさせていくのがよいでしょう。
最初から速く読むことを意識すると、内容が想像に頼ることが多くなり、正しく文構造を理解しながらの読み方ができなくなることが多いからです。
何度か音読を繰り返していれば、疑問に思うのが「1つの文章を何回読めばいいの?」といったことですが、目安としては30回ほど読むことをおすすめします。
なぜなら、30回ほど音読すれば、スラスラと読めるようになりますし、同時に音読を繰り返す文章に使われていた英語表現なども自然にインプットされるため、ボキャブラリー力アップにもつながり一石二鳥です。
音読の回数に関しては、音読学習をスタートした時点での英語の習熟度などにあわせて変更するとよいと思います。
最初は大変かもしれませんが、英語に苦手意識がある人は、音読の回数を少し多めにすることで確実に実力をつけられるはずです。
まとめ
今回紹介した音読トレーニングは毎日取り組むことがとても大切です。
同じ文を繰り返し読むことに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、同じ文章を繰り返し音読すると、音読するたびにすらすらと読めるようになるため、楽しみながら続けることもできると思います。
英語のトレーニング方法に絶対的な方法はないとは思いますが、このトレーニングを続ければ、実際のTOEICのスコアアップも十分に可能性があると思います。
音読のトレーニングをはじめての人は、ある程度の期間継続してみてください。この勉強方はすぐに結果が出にくいのですが、根気強く続ければ結果を実感しやすいトレーニングでもありますので、騙されたと思ってスタートしてみてはいかがでしょうか。