リスニング力のためにも！しっかり音読をしよう

英語学習をしている人の中には、ただひたすら、単語を覚え、問題を解き、英語を聴き取るということを行っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、この学習方法は非常に効率が悪い方法と言わざるを得ません。人が発することができる言葉は、聴き取れる言葉のみであると言われています。

QQ Englishでは、公式ラインアカウントにて「英語に関する情報・お得なキャンペーン情報」を配信しています。この機会にぜひ登録を！

行なうべきことは、リスニングであり、音読です

日本では、小学生もしくはそれ以下の年齢から高校生、大学生までの長い間英語を学ぶ機会があるにも関わらず、実際に話せる、理解できるという人はほんの一握りです。

そしてその一握りの人の多くは、自学自習によって、英語を身につけています。

これまでの日本の学習方法は、単語を覚える、文法を覚えるという方法でした。この方法であれば、テキストの問題を解くことはできますので、入試の際には、ある程度の点数を取れるでしょう。

しかし、実際に会話をすることができるのかというと、聴き取る能力が圧倒的に足りないために、会話を成立させれない可能性が高いのです。単語1つ1つは理解していても、それを聴き取り、理解できないようでは全く意味がありません。

そこで、行なうべきことは、リスニングであり、音読なのです。実際に聴こえた音声をそのまま音読するという事が必要になります。

最初は、ゆっくりとしたスピードで行っていきます。

まず、1冊のテキストを用意します。基本的にはどのようなタイプでも良いですが、単語帳のようなものよりは、文章が多数掲載されているものを選ぶようにしましょう。

そして、必ず音声CDなどが付属されているものを選ぶようにします。最近では、ダウンロードをすることで、音声を聴けるものもありますので、使いやすいテキストを選ぶようにしましょう。

最初から難しいテキストを選んでしまうと、やる気が出ずに途中で挫折してしまいますので、7割程度は理解きるようなテキストを選びましょう。

テキストを購入したら、最初はノーマルスピードで音声を聴きます。この時テキストの文章は見ないようにしましょう。何度か音声を聴いたら、次にどのような事を言っているのかをテキストで確認します。

文章を見ながら、音声を聴き、音声に合わせて音読していきます。これも何度が繰り返し行い、慣れてきたら音声は聴かずに文章を見ながら発音をしていきましょう。

単語と単語とのつながり、強調するべき箇所などをしっかりと確認することが大切です。

ノーマルスピードで発音できる、聴き取れるようになったら、次は少し音声の速度を速くしていきます。

そして、同じように繰り返し、それが慣れたら、また音声のスピードを速くするようにしましょう。最初に聴いていたノーマルスピードに戻すと、最初は聴き取るのが難しかった音声がゆっくりと聴こえるように感じるはずです。

まとめ

英語学習というと、文法を中心に行ってしまいがちですが、言葉は人と人とをつなげるコミュニケーションツールの1つです。会話ができなくては、学習をしている意味はほとんどありません。

会話をするためには、相手の言っていることを理解するとともに、相手に気持ちを伝えるという事が大切になります。

リスニング力を高めるためには、自身でしっかりと言葉を理解し、発音できるようにする必要があります。

すぐに効果は現れませんが、続けることで効果を実感できます。まずは、自身にあったレベルのテキストを用意し、そこに掲載されている文章を全て発音できるようになるまで繰り返し学習を行ないましょう。