まずはここから!英語の重要な発音○選
日本語でずっと育ってきた私たちにとって、母音の多さや「r」「th」「sh」など普段発声したことのない子音は本当に難しいです。
でも、何とかなります! 英語の学習番組や、日本人宇宙飛行士の英語インタビュー、TED動画で日本人が英語で話しているのを聞くと「あら?意外と日本語っぽい!」と思うことありませんか?
でも、彼ら彼女らの発音は全世界に通じているのです。私たち、非ネイティブが目指すのは、ネイティブ並みの発音ではなく理解できる程度の流暢さです。
なんだか日本語っぽい宇宙飛行士も、rとlは完全に違うように話しています。 重要なのは「r」と「l」「s」と「sh」「th」ど混同しやすい子音をそれぞれ別の口の動きで発声してみることです。
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◇「r」と「l」
日本人がとくに間違えやすい部分です。ネイティブに言わせると間違うなんて信じれない!という部分らしいです。
「r」はとにかく舌を上あごの後ろにつけてから前に出す「l」は前歯の後ろに舌をつけてから声を出すことを意識してみてください。
right とlight、readとleadなどを繰り替えし練習してください。 マイフェアレディ気分で「The rain in Spain stays mainly on the plain」でもなかなか面白いです。
◇s、sh、th
サ行になんで3種類もの違いがあるのか腹が立ってきますが、言葉とはそんなものです。 アメリカ人だって、なんで「あ」1文字にひらがなカタカナ漢字の3種類があるのか腹を立てているに違いないのです。
「s」は普段のサシスセソよりもさらに息を抜く感じで「sh」は口を若干すぼめる感じで「th」は舌を前に出す! 特に間違えちゃいけないのは「shit」と「sit」座ってるのか大きいのをしているのかは大きな違いです。
心して口を動かしましょう。 「th」についてはサシスセソよりタチツテトのほうで発音してみるという手もあります。
意外とこっちで喋っている外国人も多いので、どうしても自分の「th」は伝わらないようだ、となったら試してみましょう。
◇母音
英語の母音は11種類あります。日本語は5種類ですから大変なことです。 大事なのは11種類の区別が必要だということです。
とくに「a」に似たものは5つありますからしっかり区別しましょう。 カタカナから離れて、辞書の記号などでもう1度確認です。
◇アクセントのついているところだけしっかりと
上記のポイントはすべての単語のすべての音節でできればいいのですが、「そんなに頑張れないよ」という場合はまずアクセントのついている音節だけを頑張りましょう。
これだけで、とても変わります。 文章でいうなら、動詞の部分はしっかりと伝えたいので、ここを頑張ります。
ネイティブもアクセントのついていない部分は、はっきり喋ってないことが多く、間違っていたからと言って通じないということはあまりないのですが、アクセントのついている部分を間違うと致命的です。
また、優先度は母音のほうが高いです。「r」と「l」の出てこない文章はありますが、母音のない文章はありません。
11種類の母音を区別して話しわけることができるように頑張ってください。
ネイティブのようにするのも大事ですが、自分なりに「hurt」はこういうふうに、「heart」はこんなふうにするんだと決めて、毎回その基準にそって話すのが重要です。相手も聴きなれるうちに分かってくれます。
まとめ
できるだけたくさんの文章を音読し、できれば映画のセリフなどを真似してください。1つの文章の中でどこをはっきりと話し、あいまいに喋っているのはどの部分なのか、しっかり体得してください。
「th」を毎回きちんと舌を出して喋っている人はあまりいません。 でも、文頭の「They」や「There」を「s」で喋っている人もいないのです。 語学の学習はとにかく量をこなしましょう。頑張ってください!