完璧でなくてもOK!目指すべき英語発音のレベル
英語の発音について、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
外国人と流暢に話している友人や、会社の同僚が格好良く見えて、自分もそうなりたいと憧れている方や、外国人の観光客も増えてきて仕事でも必須になってきたなど、理由はさまざまでしょう。
では発音のレベルは、完璧なネイティブスタンダードまで押し上げる必要があるのでしょうか。
答えはNOです。 実際にネイティブの人から見て、留学生や第2外国語の国の人に完璧に話してほしいとは思ってないし、期待をしていないことも多いのです。
例えば、アメリカなどの国で言えば、人種のるつぼと言われるように、多種多様な民族が集まって1つの国が成り立っているため、よくよく聴いていると、さまざまなアクセントがある事に気づきます。
そして、それを自分のチャーミングポイントとして、自身も他者も好意的に受け入れていることも多いのです。
日本人は、いわゆる日本語なまりからどうしても抜け出せ無いという人も多いですが、それも個性として恥ずかしがらずに受け入れつつ、伝えたいことは端的にシンプルな文章を使い伝えることが大事なのです。
具体的な習得方法としては、以下の手順で進めていくことをお勧めします。
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ステップ1
自分は何のために英語を習得したいのかを明確にする 最初に明確にしておきたいことは、「習得する目的は何か」という点です。
海外旅行で不便なくホテルの人やレストランのスタッフと日常会話したいのか、海外ドラマや映画を原文で楽しみたいのか、外国人の友達を作り、会話したいのか、はたまたビジネスレベルまで習得し、自身の仕事に役立てていきたいのか。
このような質問を自身に投げかけて、習得する目的を明確にしてください。目的により、目指すレベルも変わってきます。
ただ、なんとなく英語が話せると恰好良いといった、漠然とした感覚のまま学習を進めていくと、なんだか思ったように話せない、学習の仕方がよくわからず続かないといった罠にはまってしまいます。
ステップ2
ステップ1の目的に応じて、まねする題材を見つける (例)好きな映画の主人公、TEDなどのプレゼン講義など こんな英語を話したいなと思う人物や、シチュエーションが合致した映画やドラマなどを見つけて、その主人公などになりきって、まねをすることが近道です。
ステップ3
ステップ2で決めた題材を、辞書などは使わずに、5回ほど流して耳をならす 深く意味を考えずに、まずはただ耳をならすために、聞き流しましょう。
ステップ4
辞書などを利用して、意味を確認しつつ5回ほど視聴
ステップ5
セリフのスクリプトを起こす もともと日本語訳がついているものであればそれを利用し、そうでなければ自分でスクリプトを起こしてみてください。
ステップ6
スクリプトを見ながら、主人公のまねをして繰り返しセリフを口ずさむ とにかく、主人公のまねをしてひたすら口ずさんでください。恥ずかしがらないことが英語上達の第1歩です。
ステップ7
自分の発音を録音して、主人公と照らし合わせる 録音して客観的に聴く事で、ネイティブとどこがどう違うのか、正確に認識することができます。 10回から20回は、繰り返し、録音して確認することを繰り返してみてください。
<まとめ>
発音は、ネイティブレベルに押し上げる必要は必ずしも無い事を前提として、習得の目的をはっきりとさせたうえで、映画などの題材を決めて、向上させていくことが重要です。
また、いかにシンプルな単語や文章を使って話すことを意識するのも重要です。
特に、日本語は回りくどい言い方も多い言語ですので、曖昧な言いぶりはできるだけ避けて、言いたいことを直球で端的に言えるよう留意しましょう。