TOEICで実力を出すために！試験前日の準備と当日の流れ
英語スキルの重要性は、日を追うごとに高まっています。日本政府観光局によると2015年の訪日外国人は1973万7千人、2016年は10月の時点で2000万人を超えています。
今や日本国内にいても英語と無縁ではいられません。
TOEICは、英語コミュニケーション能力を客観的に証明するテストとして、就職や進学の際に広く活用されています。
しかし、純粋に英語スキルだけを評価できればいいのですが、実際には受験時の心身の調子がスコアに影響してしまいがちです。実力を十分に発揮するために試験前日の準備と当日の流れをしっかり確認しておきましょう。
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(1)試験前日まで。
TOEICの申し込みはインターネットかコンビニ端末からできます。年10回行われますので、ご自身のスケジュールに合わせて受験日を選んでください。
受験を申し込んだら、試験2週間前までに受験票が郵送されます。もし届かなければ、なるべく早く問い合わせをしましょう。
受験票には①署名欄の記入と②証明写真の貼付が必要です。事前に用意してください。受験票に試験会場が記載されています。時間に余裕をもって到着できるよう、ルートを調べましょう。
大学等の場合、敷地の入口から試験会場の部屋まで、意外と距離が遠いことがあるので注意が必要です。
前日までに少なくとも1回は、市販のTOEIC問題集で本番を想定した予行演習をして慣れておくことが大切です。
試験時間が2時間と長時間であるうえに、問題数も多いので、特に初めて受験する場合はペース配分が難しく、後半に疲れてしまいます。
(2)当日準備するもの。
・受験票。 署名と証明写真を忘れずに。
・写真付の本人確認書類。 運転免許証、学生証、社員証、パスポート、個人番号カード、住民基本台帳カードから1つ。会場に入室する際にチェックされます。受験票だけでは受験できないので注意しましょう。
・HBの鉛筆またはシャープペンシル。 ボールペンやサインペンではマークシートが読み込めません。
・消しゴム。 マークを訂正する場合にしっかり消さないと、読み込みエラーになるので、よく消えるものを。
・腕時計。 会場に時計はなく、試験官も時刻のアナウンスをしてくれません。時間は自分で管理しましょう。携帯電話やスマートフォン、置き時計、ストップウォッチなどは認められません。必ず腕時計を準備しましょう。
また、試験中にアラームが鳴ると退場させられるので、携帯電話も含めアラームはオフにしておきましょう。
・上着。 試験会場の空調が合わないこともあります。寒暖を調節できる服装で臨みましょう。
・かばん。 試験中は余計なものは、かばんにしまって机の下に置くように指示されます。
(3)当日のスケジュール。
・11:45～12:30 集合・受付。 時間に余裕をもって到着してください。12:30以降トイレに行けませんので、先に済ませておきましょう。
座席に解答用紙と受験のしおりが置いてあります。解答用紙のA面には氏名や受験番号などを記入します。受験のしおりに従って試験開始までに記入しましょう。
・12:35～13:00 試験の説明、音テスト。 試験官による受験票の確認、問題用紙の配布があります。問題用紙に氏名記入欄があるので忘れずに記入しましょう。問題用紙は試験開始まで開かないように。
・13:00～15:00 試験開始～試験終了。 試験は前半がリスニング、後半がリーディングです。リスニングは問題が解き終わったら次の問題文を先に読んで時間を節約しましょう。
リーディングは時間内に最後まで解答できないようなら、適当にマークして解答欄をすべて埋めましょう。
・15:00～15:15 問題用紙・解答用紙の回収。 TOEICでは解答用紙(マークシート用紙)だけでなく、問題用紙も回収されます。このとき、問題用紙に書き込みがあると、失格になる場合があるので注意が必要です。
まとめ
TOEICは試験である以上、英語能力だけでなく、さまざまな要因がスコアに影響します。
独特の問題形式に慣れるために、事前に問題集などで練習しておくことが大切です。受験回数をこなして経験を積むこともスコアアップにつながります。
問題を解く順番や問題文を読むタイミングなど、テクニックが生きる場合もあるので工夫してみてください。
また、当日にトラブルに見舞われて心理的にパニックにならないよう、しっかり準備して試験に臨みましょう。 ベストな結果を出せるようお祈りいたします。
