TOEIC Part7が終わらない!とならないためのリーディング対策法
TOEICを受験した方なら、ほとんどの方はリーディングパートで「時間が足りなくて終わらない」と感じた経験があるのではないでしょうか。
こうした経験は、TOEICを受けた人にほぼ共通することです。
特に、受験当初は「本当に時間内で終えられるだろうか」と疑問に思う人もいらっしゃるでしょう。そう思うほど、トーイックのテストは時間的に余裕があまりありません。
そこで今回は、リーディングパートで特にPart7が終わらないという方に、そうならないためのリーディング対策のポイントについてご紹介します。
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スコアが400点未満の方は毎日読む英文の量を増やす
Readingで400点未満のスコアの方は、日頃から英文を読む習慣が身に付いていないケースが多く見られます。
普段から継続的に英文に目を通す習慣がないと、いざTOEICの試験で時間内に解答を終わらせるのは難しくなってしまいます。
そのためには、公式問題集などを活用して、少なくとも2冊分はReadingパートの英文全てを集中して読むトレーニングをすることが有効です。
具体的な方法としては、まずは精読で分からない語彙や文法をチェックしたり、文章構造についても確認しながら読みましょう。そして一通りチェックしたら、さらに20回ほどひたすら通読します。
英文を読むことに慣れてくると、Part 7の正答率も徐々に上がり、Readingで400点を超えられるようになってきます。
さらに点数を伸ばしたい場合は、テスト数回分の英文について精読と通読を繰り返し、毎日設問を解くようにすると、Part 7での正答率アップにつながってきます。
本番でよく出てくる語彙やパターンに慣れておくこと
TOEICの問題集を活用するメリットとしては、英文に慣れることと同時に、本番で遭遇するパターンに慣れることが可能という点もあります。
つまり、本番の試験では、よく登場する語彙や表現法というものがあり、出てきやすい文章のパターンや出題パターンもあります。
TOEICに慣れてくると、試験を受けていて「これはいつも通りのパターンだ」という感覚が身につくようになってきます。
公式問題集や信頼性が高い問題集では、実際の試験でも頻繁に出てくる語彙表現がたくさん含まれていますし、実際の試験を想定した文章パターンと問題パターンが豊富です。
Readingパートの英文を最初に精読して、その後何回も通読を繰り返していると、語彙や表現法などにも次第に慣れて身についてきます。
また、読解力の向上はもちろん、文章パターンが頭に入ってくるので、英文の流れも予測しやすくなり、結果的に読むスピードがアップします。
通読する際にはいくつかのポイントを押さえて
Part 7では、メールの目的を問う設問や、手紙が書かれた理由を問う設問などがよく見かけられます。
こうした設問では、文書の中にある情報から解答が推測できる場合があります。
また、Part 7に出てくるシングルパッセージとダブルパッセージの中で、目的や主旨を問う問題の数は、半分前後になる場合が多くなっています。
文書に掲載されている情報から推測できる問題で、正答率が良くない方は、Part 7対策として通読トレーニングを行う際に、普段からただ漫然と目を通すのではなく、英文の目的と主旨をしっかり意識して読むことが必要です。
そうすることによって、目的や主旨が問われる設問に遭遇した時にすぐ反応できるようになります。
さらに、書いている人が誰なのか、読み手は誰を対象にしているか、登場人物たちの業種や職種なども問われることが多いので、文章を読む場合にはこうした点も意識して読むことが重要です。
Part7を時間内で終わらせるための対策についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。リーディングパートでPart7がなかなか終わらない、という方は、日頃の勉強でも英文を読む習慣を身に付けることがスコアアップのポイントになります。
また、読む時には、文章の主旨やどんな人物が登場しているかなど、設問で問われることが多い要素を意識して読んで行くことが必要です。
問題集などを活用して、Part7に出題されるような英文に慣れておくことで、本番の解答スピードも違ってくるはずです。