ビジネス英語に必須!ディスカッション力を身につけよう
現代社会のグローバル化によって多くの企業が海外に進出したり、海外企業と提携した事業を行なったりしているため、世界共通語と言われる英語がビジネスにおいてより重要度を増しています。
特にビジネスでは経営に関することや今後の方針、企画などをディスカッションすることが非常に多く、日頃から英語で議論できるように練習を積んでおくことが大切です。
そこで、ビジネス英語をうまく習得して外国人との意見交換に活かすためのコツを3つ紹介します。
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印象を高める表情と口調
近年の通信技術の発達によってインターネットを利用したテレビ会議が普及し、たとえ遠方の相手とのディスカッションだとしても、お互いの表情が分かるようになっています。
そのため、外国人と意見を交わす際は表情や口調といった、相手を印象付ける部分にも気を配る必要があります。
議論の際は可能な限りフレンドリーな雰囲気で場を和ませたうえで、メンバーがお互いに意見を出しやすい環境を作る必要があるため、基本的には笑顔かつ高めの声のトーンで対応することが大切です。
しかし、ビジネスの場面では経営面や社会情勢についてなど深刻な話題になることもあり、そのような場合は声のトーンを低くしたり、表情を少しこわばらせるなど、議論の内容や流れに応じた印象付けが必要です。
英語は日本語に比べて一文に抑揚がついている言語なので、メンバーの心情や議論の状況を汲み取ったうえで積極的に声の調子を変えるとともに、表情も調節することが印象度アップのコツです。
知らないビジネス英語が出てきた場合のコツ
ビジネス英語で外国人とディスカッションを進めていると、高い確率で知らない英語表現が出てきます。
英語に苦手意識があると分からない単語や熟語が出たら焦りがちですが、実際には、ネイティブであっても相手の発言にある表現の意味をもともと知っているとは限りません。
日本語における会話でも、状況や文脈から理解しなければならない表現や発言者の独特の表現・固有名詞などが出てきます。
英語でも同じことがいえますが、現在のビジネスにおける会議では、パソコンを使いながら行なうことが主で、インターネットや電子辞書機能を使いながら適宜知らない表現を調べることが大切です。
また、自分で英語学習を進めていく際はリスニング教材を聴きながら分からない表現をパソコンで調べる練習を繰り返しましょう。
たとえ分からない表現が出たとしてもその部分に集中し過ぎず、発言全体でどのようなことがいいたいのかをより大きな視点で把握するように努めましょう。
積極的な発言と質問をする練習とは
海外では初等教育からクラスメイトと意見交換をする授業が取り入れられていることも多く、日本に比べて積極的に参加する形の授業が多いです。
そのため、ビジネスの場面においても外国人と議論する際には、積極的な主張が必要となります。
また、相手の発言内容にうまく理解できなかった箇所がある場合は進んで質問し、後に誤解やトラブルが生じないように注意する必要があります。
このように積極的な姿勢を持つためには、ビジネス英語をうまく使って即座に発言するための瞬発力を鍛える必要があります。
現在、1つのテーマに沿って自分の意見を書いていく英作文の教材が書店で多く販売されています。
このような教材を使ったりインターネットで時事問題をピックアップするなどして、時間制限を設けて主張内容や構成を考え、それを英語で表現する訓練をしましょう。
外国人とのビジネス英語によるディスカッション力を高めるには
表情と口調をうまく使うことをまずは意識し、知らない表現に戸惑わず全体の大まかな内容を確実に理解する訓練を積みましょう。
そのうえで、意見交換において積極的な姿勢を保つために、日頃から1つのテーマに関する主張を英語ですぐに言えるようにする練習が不可欠です。
語学の上達には継続的な訓練が欠かせませんが、以上の3つを繰り返しながら実際の議論の場で力を試すことで、より効率的に発言力を鍛えられるのです。