「~しよう!」:誘うフレーズ
たとえば誰かに、一緒に映画を観に行こうと誘うとして、相手が友人である場合とそうでない場合には、当然使うフレーズが異なってきます。
ここではカジュアルで使いやすいフレーズから、やや言い回しが難しいものの、丁寧でフォーマルなものまで、一通り勉強してみましょう。
またここでは、~しようと誰かから誘われることは珍しいことではありませんから、どうしても断らねばならないときに使えるフレーズについても、カジュアルなものとフォーマルなものを覚えておきましょう。
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~しようよ! カジュアルな表現
~しようよ! とカジュアルな誘いをする場合、使えるのはまず「Let’s~」でしょう。映画を観に行かない? の場合には、「Let’s go to the movies!」になります。
同様に「Why don’t we~?」という表現もあり、こちらは「Why don’t we go to the movies?」となります。
また、「why don’t we」を簡略化した「why not」の形式も使用でき、その場合には「why not you go to the movies?」とすることになります。
さらに「How about~ing?」という形式もあり、この場合には「How about going to the movies?」となり、「How about」の後に主語が必要でないこと、また、その後は「ing」型となることを忘れないようにしましょう。
また、「Let’s」以外の表現は全て疑問形ですから、声に出す場合には最後の音を半音上げるようにしましょう。
~しませんか? 丁寧な表現
余り親しくない人などを誘う場合に、~をしませんか? の意味で「Will~?」を用いて「Will you go to the movies with me?」ということができます。
また、これをさらに丁寧にして「Would you like to go to the theater with me?」とすることもできます。
「Would you~?」と質問することで、よかったら~しませんか?という意味合いになるのです。
また、もしビジネスシーンで商談の相手を食事に誘う必要などが出てきたら、「I was wondering if you would like to go to the dinner together.」このように言いましょう。
これは非常に丁寧な表現で、~しようと思っていたのですが、よろしければご一緒にいかがですか? と伺いをたてることになります。
今現在一緒に何かをしたいと思っている場合でも、必ず「wonder」の過去形を使って表現することになっています。
断らねばならないときの表現
シチュエーションにより断り方はたくさんありますが、友人同士のカジュアルな場合には、単に「Sorry」を使えば充分でしょう。
たとえば、今から映画を観に行こうと誘われたとき、悪いけど今日は別の予定があるからと断る場合「Sorry, but I have a another plan.」と伝えるとよいでしょう。
一方で丁寧な対応をしなければならない相手には、「I’m afraid」や「I’d love toと」いった、残念ながら、を意味する言葉を断りの言葉の前に入れ、「I’m afraid(I’d love to),but I have a another plan.」とすることで丁寧な表現とすることが可能です。
なお、単に断るのではなく、なぜ誘い断らねばならないのかをしっかりと説明することが、英会話では一般的です。謝罪のみや残念ですが、と答えるだけでなく、その後に必ず理由を添えるようにしましょう。
まとめ
以上のように誘う表現と、それに対する断り方を見てきましたが、誰かを何かに誘うのは日常でありふれていることですから、しっかりと各フレーズを覚え、また、それらの特徴や意味合いの違いを理解して、シーン毎に使い分けていくようにしましょう。
ただし、もしもたくさんの表現がありすぎて覚えきれないという場合には、とりあえず丁寧な表現として「Would you like to~?」さえ覚えておけば、友人間でもビジネスシーンでも大体の場合は、問題なく会話をすすめられるでしょう。