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更新日:2023年12月29日 英語コラム

覚えるのが苦手なあなたに!単語の勉強法

Jポップを聴きながらとか、テレビを見ながら学習したつもりになっている猛者は別として、きちんと集中しながら勉強しているにもかかわらず、英単語の定着が芳しくない人の大多数は、勉強法が間違っています。

間違いのほとんどは、頭の中に対訳表をつくろうとしていること。具体的には、日本語を基準にして英単語を覚えようとしているところに問題があります。

学生時代、先生に言われたことはありませんか。英語の時間は英語以外の言語使用禁止とか、最後に頼れる辞書は英英辞典だとか。

程度の問題と、中には舌足らずな表現もありますが言わんとするところは皆同じで、要は俗に言う英語脳を構築しなさいということです。

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ネイティブ・スピーカーの学習方法

アメリカやイギリスで行われている幼児の英語教育風景をテレビで観たことがある人は、彼らがどんな方法で単語を習っているかを思い出してください。

物の名前が書いてある絵や、写真を使ったフォニックスだろうと思った人は半分正解ですが、ここで扱うテーマ本意に考えるなら不正解です。

フォニックスは単語の読み方に関する学習方法であって、主旨は文字と音の関係にあります。

つづりを一緒に覚えるのは間違いなく合理的で、だからこそ実践されているわけですが、より基本的かつ重要なのは、絵で示される物体とそれを表す発音や文字との相関関係を作ることです。

「それ、幼稚園でやったやつだ」と気付いた人は大正解。ならば聞きましょう。

「幼稚園で絵に描かれた桃の名前を覚えた時に、あなたは何か他の言語を中継しましたか?」と。

普通の人の答えは「ノー」に決まっています。何も経由せずに直接、桃という物体と「もも」という音を結び付けるのが目的だからです。やや逆説的ですが、英語脳を構築するとはこういうことです。

ことの本質は言葉ではなく、それが持つイメージ

老若男女を問わず、誰にでも「ど忘れ」の経験があると思います。

言いたいことは決まっているのに肝心の言葉が出てこないあの現象です。ここからも分かるとおり、言葉を発しなくても思考は完了します。

逆に言葉を理解するとは、音や文字に置き換えられた言葉から元のイメージを復元する作業だということも理解できます。

この事実を示すもうひとつの例が方言の解読。初めて訪れる都道府県で、音は復唱できるほど良く聴き取れるのに、話の内容がさっぱり分からなかった経験はないでしょうか。

国内でのことなので文法が同じという利点はありますが、大抵は言葉の意味を聞き返すうちに、話全体の意味をその場で理解できてしまいます。最後に自分の言葉に置き換えて内容を復唱するのは、既に復元済みのイメージの確認作業に過ぎません。強いて言えばアップルジュースと書いてあるのを見て、りんごの果汁だねと自問自答しているようなものです。

これを英単語学習に当てはめれば、英語だけによるイメージ作りが何にもまして重要な工程だと分かります。

単語ではなく熟語や慣用句を覚えるのが効率的

実際の勉強は、フォニックスを取り入れても構いません。しかし、単語を1つずつ覚えるのは効率が悪く、またそのような贅沢な時間の使い方が許されるのはせいぜい高校生まで。

実践に使う英語学習が目的ならば、単語は熟語や例文の一部として覚えるのが効率的です。何故ならば使い方も一緒に学べるから。

例えば、「Where there is a will, there is a way」は「意思あれば道は開く」を表す諺ですが、これを覚えることによって「will」の本質も理解できます。

「Snow accumulation may reach 2 feet in north area」では「accumulation」の意味と「reach」の使い方の具体例が同時に学べると言った具合です。

英語の歌のプロモーションビデオや日本語字幕付きのDVDならイメージをより正確に掴めるのでさらに良い教材になります。

ただし後者の場合、意訳のみの場合は毒にしかならないので、完全対訳付きでなければ意味がありません。

まとめ

始めに書いたとおり、最も重要なのは英語脳による単語と映像あるいは単語と状況のマッチングを構築すること。

そしてそれを効率よく実施するためには単語を1つずつ覚えるのではなく、例文の中で実際の使い方と一緒に学ぶことです。

なんだかんだと頭をひねっても、それぞれの国には文化の違いという大きな壁が存在するので、言葉の意味や言い回しも日本語と英語ではだいぶ異なるのが現状です。

そのように理屈では簡単に腑に落ちない単語や単語の使い方であっても、例文を何度か復唱するうちに不思議と違和感がなくなり、やがて咄嗟に口からでるようになります。それが英語脳が構築されたサインです。

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