「私も~」:同意する表現
英語で会話をしているときに、相手の発言に対して「私も~です」と伝えたいときがあります。そんなときに便利なフレーズが「Me too」です。
気軽に相手に対して同意を示すことができて、ついつい多用してしまうこともありますが、実はいつでも使えるわけではないのです。
同意表現は、「私もそうです」と伝えたいときと「私もそうではありません」と伝えたいときで異なります。
また、「too」を使う表現以外にも「So」を使った同意表現のバリエーションがあります。これらの使い分けを覚えて、英会話の幅を広げていきましょう。 「私もそうです」と伝えたいとき “肯定文に対して「私も~です」と伝えたいときの表現を見てみましょう。
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肯定文
<一般動詞の場合>
A)I like cats.(=私は猫が好きです)に対して、「私も(猫が好き)です」と伝えるときは、
B)Me too.
または、doやdid、haveを使って、
B)I do too.
<be動詞の場合>
A)I am happy.(=私は幸せです)に対して、「私も(幸せ)です」と伝えるときは、
B)Me too.
または、amやwasを使って、
B)I am too. と答えます。
<助動詞の場合>
A)I can cook.(=私は料理ができます)に対して、「私も(料理ができます)」と伝えるときは、
B)Me too.
または、canやwould、willなどの助動詞を使って、
B)I can too. と答えます。
肯定文では、「Me too」が汎用性が高いといえそうです。” 「私もそうではありません」と伝えたいとき “では次に、否定文に対して「私も~ではありません」と伝えたいときの同意表現を見てみましょう。
否定文
I don’t like cats. (=私は猫が嫌いです)に対して「Me too.」と答えることはできません。否定文に対しては、「neither」または「either」を用いて答えます。
<一般動詞の場合>
A)I don’t like cats.(=私は猫が嫌いです)に対して、「私もです」と伝えるときは、 doやdidを使って、
B)I don’t either./Neither do I./Me neither.
と答えます。
<be動詞の場合>
A)I am not happy.(=私は幸せではありません)に対して、「私もです」と伝えるときは、 amやwasを使って、
B)Neither am I./Me neither./I am not either. と答えます。
<助動詞の場合>
A)I can’t cook.(=私は料理ができません)に対して、「私もです」と伝えるときは、 canやwould、willを使って、
B)Neither can I./Me neither./I can’t either. と答えます。
Soを使った場合
” 「So」を使った表現で幅を広げよう “さらに、「私も~です/ではありません」の同意表現には、「So」を使った表現があります。
「Me too」のようにカジュアルすぎる表現ではなく、もう少し丁寧な表現になるので、日常会話だけでなく、ビジネスシーンでもとてもよく使われています。便利な表現なので、覚えておいて損はありません。
<一般動詞の場合>
A)I like cats.(=私は猫が好きです)
B)So do I.
<be動詞の場合>
A)I am happy.(=私は幸せです)
B)So am I.
<助動詞の場合>
A)I can cook.(=私は料理ができます)
B)So can I.
お気づきの通り、””So~I.””の””~””のなかの単語を、相手の使う文章に合わせて変えていけばいいのです。注意したいのは、””So~I.””を使った表現は肯定文に対してしか使えないということです。
いかがでしたか?同意を示す表現には、肯定文に対するときと否定文に対するときで異なる表現方法があることを理解できたでしょうか。
また、同じ肯定文でもフランクに使いたいフレーズのほかに、少し改まった表現もあることを知ることができたのではないでしょうか。
まとめ
「私もそうです」という表現は、相手に対して共通項があることを示すものです。
うまく使うことで親近感を持ってもらえるチャンスにもなるかもしれません。英会話を繰り返すなかで、受け答えが単調にならないためにも、ぜひ練習して相づちのバリエーションを増やしていきましょう。