バリエーションを覚えよう!なんてことのない質問への答え方
外国人との会話において、何気ない日常の挨拶は様々なコミュニケーションのきっかけとなります。
しかしながら、英会話を覚え始めの頃はどうしても直訳で文章を受けてしまう傾向があるので、ふと話しかけられた時など、何と切り返していいのか戸惑ったり無言になってしまったりしていませんか?
ここ日本でもそうですが、欧米でもなんてことのない質問に対して、なんてことなく切り返すことができたら、日常のコミュニケーションもうんと楽になるのです。
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出先で言われるHow’s going? の切り返し
外国での生活に少しずつ慣れ、自分一人で街を探検するようになってくると、行った先々でHow is going(How’s going)と聞かれます。
それはカフェの店員さんだったり、図書館での受付の人だったり、はたまたショッピングモールでレジに並んでいる時に目の合った横の人だったり。
英会話をする上で必ず耳にします。 意味合いとしてはHelloに近いと思っていただいて結構なのですが、文法上、疑問詞で始まるので何か簡単なひと言を切り返せるといいですよね。
答え方としては、シンプルに、Good,Thanks.とかGood,you?などと笑顔で返すと良いでしょう。
また、Goodの部分をfineにしても同様なニュアンスとなります。 前提として、他人とのその場だけの会話になるので、例え気分が下向きであってもネガティブな表現はすべきではないでしょう。
How was today?の切り返し
外国での生活に慣れ始めた頃、よく掛けられるフレーズがHow was today?(How was your day?)ではないでしょうか。
例えば、ホームステイ先に帰宅した時にホストマザーやルームメイトから言われたり、仲良くなった友人からの声掛けとして、会話の冒頭に入ってくることが多い挨拶です。
直訳してみると、「あなたの今日はどうでしたか?」となりますが、これはあなたの1日の一部始終を聞かれているわけではありません。
あなたを思いやる気持ちとして、あなたの調子をうかがっているのです。 ですので、答え方としてはThat was great. It was fine.Not bad.などが良いでしょう。
その他、As usual.It was ok.あたりが無難でしょうか。 これらは、「私は問題なく1日を過ごしたよ。 大丈夫だよ。 」と遠回しに答えています。
また、何か伝えたい出来事があったのなら、それをそのまま伝えるべきです。
1日の楽しかったことや驚いたこと、あなたが感じたそのままを会話にしてみましょう。 コミュニケーションをとる上で自身のことを伝えるのはとても大切なのです。
How have you been?の切り返し
外国での生活が長くなってくると、自然と友人や知り合いも増えてきます。 日々の英会話も上達し、きっと自分だけで動くことが多くなってくるでしょう。
現地の休暇を体験したり、旅行などに出掛けることもあるかもしれません。
そんな時、久しぶりに会う友達やホストファミリー、ルームメイトは「久しぶり」の意味合いを込めて、How have you been?と聞いてきます。
直訳は「どうしてた?」なので、なんてことなく答える場合は「元気だったよ」を意味するI have(I’ve) been good.I have(I’ve) been great.などと答えるのが良いでしょう。
Have beenは過去分詞であり、「〜をずっとしている」という意味となりますので、過去から現在にかけての様子を表現する文となります。
また、語尾にYou?を付けてあげると、相手の様子はどうだったのかと気に掛けていることとなり、お互いが気遣い合うことでその場の会話が進むきっかけにもなります。
外国においても日本においても会話をすることはとても大切
もちろん、その時の状況によって、多くを話す必要はありません。
しかし、人があなたに話し掛けるということは、あなたとコミュニケーションを持ちたいという表れです。 なんてことのない質問であっても、特別な場合を除いてはあなたは笑顔で答えるべきなのです。
そのためには、簡単な切り返しを習得しその場の雰囲気作りに努めてみましょう。 そうすることで、お互いがわかり合えるようになり、次第に込み入った会話をするようになっていきます。 きっとあなたの英会話力も増していくでしょう。