しっかり書けるようになる!TOEFLライティングの勉強法
TOEFLを受ける人の中には、リーディングとリスニング、そしてスピーキングで力を出し切ってしまい、最後のライティングは集中力が続かずにうまくこなせない、という方も多くいらっしゃるでしょう。
ライティングセクションというものは、日頃の勉強の努力が試験内容に反映されるセクションと言われています。そのため、日々の勉強法を見直し、ライティング試験を見据えてしっかり対策をしておけば、結果も自然とついてきます。
そこで今回は、TOEFLのライティングに効果的な勉強法についてご紹介します。
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タイピングの練習も重要な要素になる
TOEFLライティングセクションは、Integrated WritingとIndependent Writingによって構成されています。
Integrated Writingは20分間、Independent Writingは30分間と定められ、それぞれ時間内に、決められた語数に従って記述しなければなりません。また、試験においてはスペルチェックの機能は付いていません。
スペルミスがあると減点のリスクになってしまうので、正確に、かつ速くタイピングを行うスキルが求められます。
そこでお勧めなのは、ライティングセクションにおける模範解答をそのままタイピングして、時間を計測する勉強法です。
計測し終えたら、文章作成ソフトなどを使ってコピーペーストすると、自分が文章の中でどれだけスペルミスをしたかが分かります。ミスの数が減るように、普段から注意深く、かつスピードを意識してタイピングする習慣を付けましょう。
文章の基本的な構成はきちんと決めておく
Integrated WritingでもIndependent Writingでも、基本となる文章構成は決まっていますので、しっかり覚えておくことが有利に進めるコツです。
基本的には、両方とも5段落構成で文章の作成をするようにします。
具体的には、1段落目で導入を書き2段落から4段落でメインの内容を記述し、5段落目に結論を書くという構成です。
例えばIndependent Writingで、何らかの問題に対して、自分がどう思うかを問われる問題が出たとします。
この時、何も考えずに書き始めるのではなく、どんな内容の文章なら書きやすくなるかを考え、論理的な文章を作成するにはどのような構成にしたらよいかを考えます。
文章構成を考えずに、書きながらどんな文章にしようか迷ったりするより、最初からしっかり構成を決めて書き始める方が効率的だからです。
そのためには、問題集などを利用して、先程触れたような基本的な文章構成をもとにした英文を書く練習をしておくことが、本番で慌てずに解答するポイントになります。
同義語についても確認して覚えることが大切
Integrated Writingでは、文章を読み、講義の内容を聴いてまとめるスタイルです。そのため、文章および講義を比較する必要が出てきます。
この時に「the reading says that」という言い回しや「the lecture says that」といった言い回しで始めると、スムーズに書き始められます。
リーディングは「article」や「passage」などの同義語で変えてみたり、色々な語彙を用いながら文章にすると評価がアップするとされています。
「think」など、自分が頻繁に使う単語に関しては、同義語についても調べておくと、本番でも語彙力をアピールすることが可能です。
もちろん、動詞だけでなく接続詞なども同様です。例えば、「but」以外にも「nevertheless」や「however」のように「しかし」という意味を表す単語は多く存在します。
自分でよく使う言葉が把握できるようになったら、その単語は同義語も調べておき、覚えておくことで、高得点が狙えます。
まとめ
TOEFLのライティングを苦手と感じる方も多いかもしれませんが、試験で出される設問のスタイルや内容を把握し、しっかり対策を立てて勉強していけば、本番でも慌てることが少なくなります。
ライティングセクションでは、スペルミスをなくすように日頃からタイピングの勉強をしておくことも有効です。
また、基本的な文章構成もあらかじ決めておけば、本番でもスムーズに解答しやすくなります。よく使う傾向がある単語に関しては、同義語も確認しておき、語彙力をアピールしましょう。