わかったフリはNG!相手の話がわからないときには
英会話レッスンを受けていて相手の話がわからなくなった経験はありませんか?
1度話についていけなくなると、頭の中はもうパニック。次の言葉も耳に入ってこなくなります。あれこれ考えているうちに話はどんどん進み、結局わかったフリをしてにこにこ相槌を打つだけで話が終わってしまったり。
この壁を乗り越えるために「さらば羞恥心」「すぐに聞き返す姿勢」「完璧を求めない」という三つのポイントを頭の片隅に入れておけば、沈黙の恐怖から逃れられるかもしれません。
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「さらば羞恥心」今すぐ恥を捨てよう
英会話でわかったフリをしてしまう原因の1つが「羞恥心」です。簡単な内容なのに理解できないことに対する「恥」や、聞き返すことに対する「恥」、聞き返すフレーズに自信が持てないことに対する「恥」とたくさんあります。
私たちにとって英会話は第2言語であり、わからないことだらけなのは当たり前です。
どんなにTOEIC等で点数を取っていても、ネイティブ相手に話せるかと言われたら話は別です。机上で学んだ英語と生の英語は同じとは限りません。
ですから、まずは「羞恥心」を捨て、自分の思っていることを口に出してみましょう。
文法が合ってるとか発音が上手か下手か、その都度考える必要はありません。通じればラッキー、通じなかったら相手がきっと何かしらのリアクションを起こしてくれるはずです。
常に相手とのキャッチボールがある上で会話が成り立つのですから、あらゆる恥を捨てて自分の思いをすぐに口に出す癖をつけましょう。
すぐに聞き返す姿勢を常に頭に置いておこう
会話についていけなくなって、どうしようとあれこれ頭で考えているうちに、どんどん相手の話は進んでいきます。
その間にも理解できていないのに相槌を打ったり、それゆえに相手も「君は理解してるんだな」と誤解してしまいます。
1番大事なのは会話がわからない時点ですぐに質問することです。相手のスピードが速すぎてまったく聞き取れない時は「ゆっくり話して」会話の内容そのものがわからなくなった時は「理解できない」とはっきり言えば、必ず何かしら解決するはずです。
もっと簡単な単語で話してくれるかもしれないし、ゆっくりはっきりと発音してくれるかもしれません。
日本人同士でも聞きなれない方言ばかりで話されたら、会話についていけません。それと同じです。
わからなくなった時点ですぐに質問する姿勢を身につけましょう。質問する時に便利なフレーズをいくつか暗記しておくと落ち着いて対応できると思います。
完璧を求めないことが何より大事
英語と聞いて連想するのはアメリカ人の英語ですか?いえいえ、世界には非ネイティブの英語話者がたくさんいるのです。
インド訛りの英語、オーストラリアも独特の発音や単語の英語、東南アジアの文法がはちゃめちゃな英語など、世の中にはたくさんの種類の英語があります。
文法も発音も完璧ではなくても皆ぺらぺらと話すのです。
文法がめちゃくちゃだよと突っ込みたくなりますが、それでもきちんと自分の思いを伝えられるのです。もちろん、文法も発音もきれいな英語が話せればそれに越したことはないのですが、勉強中の身だとしたらまだまだ発展途上中です。
だから、「発音が下手で聞き返せない」とか「質問したいけど文法がわからない」とか考える必要はないのです。
それらに自信が持てなくても相手に自分から発するということだけで、会話は成り立っていくものです。一方通行だと会話とは言えませんよね。
まとめ
英会話と言えども、人と人とのコミュニケーションです。母国語から言語が変わっただけで基本は同じです。
わかったフリをして相槌だけで会話が終わってしまうなんて、母国語で考えたら寂しいことです。つたない言葉でも相手を理解しようという姿勢、自分の想いを話そうという姿勢、それが結局わかったフリの打開策だと思います。
頭の中で「恥ずかしいな」とか「なんて言えばいいのかな」とかあれこれ巡らせる前に、わからなくなった段階ですぐに声を発するという姿勢をとっていけたら、英会話もぐんと幅が広がるかもしれません。