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更新日:2023年12月29日 英語コラム

知っておくと役立つかも?!アメリカ英語 VS イギリス英語のちょっとした違い

日本の学校で教えられている英語で、教科書に載っているものはイギリス英語とアメリカ英語が混ざり合っています。

文法的には間違いではありませんが、単語や言い回しなどはそれぞれの国へ出かけると違っている事に気づく事も多いです。

街中でも気をつければ同じ意味合の単語を見かける事があります。どちらも母国語の言語であり正解でも不正解でもありません。しかし少しでもその違いを知っていると、そのお国柄がちょっとわかる場合があり興味をそそります。

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”Do you have”はアメリカ英語

教科書に良く載っている文章に”Do you have~? ” があります。 これは~持っていますか?などの言い回しに使う文ですが、イギリスでは”Have you got~? ’と言います。

もちろんイギリスで’Do you have~’の文章の意味は通じますが、イギリス人の会話としての文章は’Have you got~’なのです。

例えば何人兄弟がいますか?の場合アメリカでは’How many brother do you have?’ ですが、イギリスでは’How many brother have you got?’ となります。

‘have’ =’have got’の言い回しと考えると分かりやすいです。

文法的にhave が付くと次は現在完了でgottenだと思って使ってしまうと、イギリスでは直されますので気をつけましょう。

ちなみにアメリカ人との会話にこの言い回しを聞いた事はありませんから、まずこういう風には話さないのでしょう。

英語の単語のちょっとした違い

日本でもよく「秋」を”autumn” と””fall”の表示の2つを見かける事もあります。

どちらも秋という意味ですが、”fall”はアメリカ英語として日常で使われる単語です。

秋は枯葉が落ちるシーズンから来るという説があります。

もう一方の”autumn”はイギリス英語。もともと成熟を意味する言葉なので初老期などにも”autumn of life” として使われるもので落葉の時期というより、語源としては収穫の時期を指している言葉と言えます。

そのせいか、「秋」を示す時期にも少しずれがあります。

日本、アメリカでは9月、10月、11月なのに対してイギリスでは8月、9月、10月までの間を指します。

ちなみに10月末日は収穫祭”halloween”です。

もともとイギリスの一部アイルランドのケルト民族の間で行われていたお祭りです。

待ち合わせ場所に注意の英語

イギリスとアメリカで決定的に違う言い回しは、場所に関連する事が多いので注意が必要です。

まず、アメリカでいう”subway”というと「地下鉄」ですが、イギリスでこの単語を使うと地下道、地下通路をさします。

イギリスでの「地下鉄」は”undergrand”か”Tube”になります。実際にはマークが街中に表示されています。

建物の階もアメリカでは1階から”1st floor”ですが、イギリスでは1階は”ground floor”,2階が”1st floor”です。待ち合せる相手によってはこちらの理解と違う場所を指している場合があるため、待ち合せる場合には再確認が必要です。

これがアメリカ人とイギリス人の待ち合せの場合にはどちらが正しいと言う事はありません。 場所がアメリカならアメリカ式、イギリスであればそれに合わせるだけです。

まとめ

この他にもいろいろな言い回しの違いは存在しますが、どちらが正しいというものではありません。

言葉というものは生き物と同じで常に変化してもおかしくありません。どちらでもよいとして相手や場所によって使い分けるのも良いですし、イギリス英語が好きならそれでも問題はありません。

アメリカ英語はとてもフランクでカジュアルな言い回しが多いのに対して、イギリス英語はとにかく丁寧な言い回しや気持ちを細かく表現する単語を駆使して使う事が多いです。

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