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更新日:2023年12月29日 英語コラム

「もし~だったら」:ifを使った表現

英会話において、ifを使って、「もし~だったら」という文を作ることは、非常に基本的な英語表現といってもよいでしょうし、良く耳にするフレーズでもあります。

しかし、いざifを使って文を作成しようとしてみますと、これがなかなか難しいということに気付かれた方もおられるのではないでしょうか。

それは、いったいなぜなのでしょうか。実は、このさりげない英会話表現の中には、仮定法という英文法の非常に高度な知識がつめこまれているのです。

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ifの節が現在形の場合

まず、ifを使ったフレーズはthenでつなげるわけですが、ifではじまる節が現在形であった場合には、thenではじまる節は未来形にしなければなりません。

この形態がもっともシンプルな仮定法ですが、ここで間違ってしまう人が非常に多いと言えます。

すなわち、ifではじまる節が現在形であった場合に、thenではじまる節も現在型にしてしまうという間違いです。

それから、thenという接続詞を省略してしまうという間違いもよくあります。ですから、まずこの一番シンプルな仮定法を身につけるということが、英語上達の第一歩だと言えるわけです。

そして、仮定法においては、ifではじまる節とthenではじまる節の時制に気をつけなければいけないということです。これは、以下に説明する仮定法のより高度な文法をマスターする上でも大事なことです。

ifの節が過去形の場合

次に、ifの節が過去形となっている場合について考えてみましょう。

ifの節が現在形の場合には、thenの節は未来形でしたから、そうすると、ifの節が過去形なら、thenの節は現在形なのではないかと類推されるかもしれません。

ところが、ifの節が過去形となっている場合には、thenの節も過去形ですから、ここはちょっとわかりにくいところだと言えるかもしれません。

そして、通常はthen以下の節はwouldやcouldといった助動詞が使われることが多いと言えるでしょう。

それから、このパターンの仮定法の場合には、現実にはありえないことを仮定しているのだということも、しっかりと理解しておきたいものです。

つまり、もし~なら~していたのにということを表わす場合に、ifの節を過去形とし、thenの節をwouldやcouldでつなげるわけです。

ifの節が過去完了形の場合

それでは、ifの節が過去完了形の場合には、thenの節の時制はどうなるのでしょうか。

ここまで来ますと、かなり複雑で混乱してしまうかもしれませんが、この場合にはthen以下の節は、wouldやcouldといった過去形の助動詞に現在完了形をつけた時制、すなわちwould have beenやcould have been といった形です。

そして、意味的には、もし過去の時点で~していたら、今はこうなっていたのにという内容になるわけです。

つまり、ifの節が過去形であった場合には、想像上のことを言っていたのに対して、ifの節が過去完了形であった場合には、実際に過去におこっていることが、もしそうなっていなかったら今はこうなっているのにといった内容になるわけなのです。

ここまでマスターできたのならば、かなりの英文法通と言えるでしょう。

まとめ

ifを使った英会話の表現には、3つのパターンがあり、英文法では仮定法と呼ばれています。

ifではじまる節とthenではじまる節の時制には、この3つのパターンで各々の規則がありますから、この規則にのっとった英文を組み立てていかなければなりません。

しかし、この仮定法をマスターすれば、「もし~だったら、こうなのに」とか、「もし~していなかったら、今はこうなっているのに」というような、高度な英語表現を駆使できます。

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