英語で「今年もよろしくお願いします」って?年末年始に使える挨拶

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更新日:2023年3月27日

英語で「今年もよろしくお願いします」って?年末年始に使える挨拶

Happy New Year in English日本語では当たり前になっているような慣用的な表現でも、いざ英語で言うとなると、どのように表現してよいかわからないものがたくさん存在します。

今回は新年に「今年もよろしくお願いします」と英語で表現したい時、どのように言えばよいかを紹介します。
合わせて年末に使える「来年もよろしくお願いします」に相当する表現も見ていきましょう。

いずれも、口語でのコミュニケーションはもちろん、メールやカードに書いたりと年末年始には欠かせない表現ですが、英語でとなるとなかなか困るものです。

しかしながら、無理に直訳しようとせず、英語らしい表現を使えれば全く難しい言い回しを使わずともシンプルに表現し、気持ちを伝えることができます。

この機会にぜひマスターして、スマートに挨拶をできるようにしましょう。

◆「よろしくお願いします」が表現しづらい理由

「今年も」「来年も」はさておき、「よろしくお願いします」というシンプルな表現ですが、いざ直訳しようとすると、適当な英語が思いつきづらいですよね。

そもそも、なぜ英訳しにくいのでしょうか。

それは言語による言い回しの違いにあります。

日本語では「よろしくお願いします」という言葉は多様な場面で使える非常に便利なものです。
初対面の人に挨拶をする時、誰かに何かを頼む時に、これからの付き合いがある人に・・・と、さまざまな人間関係・場面で用いられます。

しかしながら、英語には日本語で言う「よろしくお願いします」にあたる直訳がありません

初対面の人には
・Nice to meet you.
(初めまして。)

ビジネスで関わる人に対して「よろしくお願いします」と言いたい時には
・ I look forward to working with you.
(ご一緒できるのが楽しみです。)

のように各々の場面に応じた表現を使います。

つまり、それぞれの場面に応じて日本語の「よろしくお願いします」の裏にあるニュアンスをダイレクトに伝えているのです。

この時、喜びやうれしさ、楽しみ、祈願といった意味合いの表現を用いることがほとんどです。

◆年末年始の挨拶(1)クリスマス前

まずは「来年もよろしくお願いします」と言いたい時の決まり文句のような表現から紹介します。

欧米を始めとする英語圏の文化では、クリスマスが日本でいう新年のような位置付けに近いです。
日本では「恋人と過ごす」イメージが強いかもしれませんが、英語圏では家族や親戚と集まって過ごすことが多いです。

そして、12月になると日本では忘年会シーズンに入るように、英語圏はクリスマスパーティーシーズンに突入します。

日系コミュニティでは Year -End Party のような名前でパーティをすることもありますが、やはり定番は Christmas Party です。

学校は12月中旬からホリデーに突入、職場でもクリスマスを境に年末年始休みに入る人も多いです。

そのため「来年もよろしくお願いします」「良いお年を」と言うよりは、「よいクリスマスを!」と声をかけることの方が圧倒的に多いです。

クリスマスパーティーのお開きの際に、「明日から年末年始休暇!」というタイミングで、お世話になった同僚たちや友人に笑顔で声をかけたいですね。

・Have a wonderful Christmas!
(素敵なクリスマスを!)
・Enjoy your Christmas holiday!
(クリスマスホリデーを楽しんでね!)
・Wish you have a nice Christmas with your family.
(ご家族と良いクリスマスになりますように。)

もちろん職場や友人に限らず、学校の先生などの間柄でも使うことができます。

またスーパーや雑貨店で買い物をした際にレジの方から、バスを降りる際に運転手の方から「ご利用ありがとうございました」と言う代わりに、上記のようなフレーズで声をかけられることもあります。

そういう時はシンプルに次のように瞬時に切り返せるとスマートです。
・Thank you. You, too!
(ありがとうございます。あなたも(よいクリスマスを)!)

日本で言う「年賀状」に当たるクリスマスカードに添える際は、次のようなフレーズをよく使います。
見出しに書くと上品な印象になりますよ。
メール派の人は、メールのタイトルにするのも良いでしょう。

・Season’s Greetings
(季節のご挨拶)
・Wish You a Merry Christmas
(素敵なクリスマスを。)

◆年末年始の挨拶(2)クリスマス後〜年末

英語圏での一大イベントクリスマスが過ぎ、次に会ったり連絡を取り合うのは年明けというタイミングではどのように表現したらよいでしょうか。

・Have a happy new year.
(よいお年を。)

直訳すれば 「次の新たな年も幸せに過ごしてね」といったような意味ですが、言わば「よいお年を」、そして「来年もよろしくお願いします」にあたる言い回しにあたります。

目上の方や、クライアントへのメールの末尾などにはもう少し丁寧に次のように表現しても良いでしょう。

・Wish you have a wonderful new year.
(素晴らしい新年になりますように。)

これにクリスマスを組み合わせて次のようにしてもOKです。
・Wish you have a wonderful Christmas and new year.
(素晴らしいクリスマスと新年になりますように。)

同僚や友人など身近な関係の相手にはカジュアルに表現するのも良いでしょう。
・See you again next year!
(また来年!)

こうした相手の幸せな時間や期間を祈願するような表現はよく使われます。

ちなみに、Have a 〜 を使った祈願の表現は、「行ってらっしゃい」と言いたい時などにも次のように使うことができます。
・Have a nice day.
(良い一日を。)

シンプルに「良い日をね」と言う意味ですが、今から外出して過ごす、あたなの一日が「良い日になりますように」という思いを込めて、お見送りのあいさつをします。

近い表現で買い物をした後にレジの方に
・Have a good one.
と言われることがありますが、これもニュアンスとしては Have a nice day. とほぼ同義です。

◆年始の挨拶(3)新年

クリスマスも大晦日も終わりいざ新年!
「今年もよろしくお願いします」はどう表現したら良いでしょうか。

友達、同僚やクライアント、先生・・・と相手や場面はさまざまかと思いますが、
「(相手の方と)一緒に今年も〜するのを楽しみにしている」
と読み替えることで、意図を表現することができます。

これには look forward to 〜(〜するのを楽しみにする) というイディオムを用います。

今年一緒に何かをする、その期待感を表現することで「よろしく」の前向きなニュアンスを出すことができます。

この表現は英文の内容を変えることによって、さまざまな人に使えます。

例えば、学校の先生やクラスメイトに使う場合であれば
・I’m looking forward to studying with you this year.
(今年も先生と一緒に勉強できるのが楽しみです。)

職場の人であれば study を workに変更して、
・I’m looking forward to working with you this year.
(今年も一緒に働けるのを楽しみにしています。)

「今年も」の「〜も」のニュアンスを特に強めたければ、again(再び)を you の後ろに入れて、 studying(working)with you again this year とすると良いでしょう。

もちろんこの「今年」の this year を next year(来年)に変更すれば、年明け前に「来年もよろしくお願いします」のニュアンスで使うこともできます。

注意したいのはここでの to は 「to不定詞」ではなく「前置詞のto」であるということ。
そのため、toの後ろには「動詞の原形」ではなく「名詞・動名詞」が来ることに注意しましょう。
look forward to study / work ではなく look forward to studying / working が正しい形です。

◆まとめ

このように「今年/来年もよろしくお願いします」と英語で言いたい時に、そっくりそのまま直訳することは難しいです。

ですが、場面や状況に応じた「よろしくお願いします」の表現の裏にある真意を考えたり、英語圏の文化に合わせた独自の表現をすることで、簡単にこの思いを伝えられます。

何より大事なのは目の前の相手の幸せを願ったり、一年の感謝の気持ちや今年も一緒に過ごせる喜びを伝えようとする、その「気持ち」にあります。

シンプルなフレーズで十分です。
ぜひ早速、年末年始のオンライン英会話のレッスンで使ってみてくださいね!
その時は笑顔も忘れずに!

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Ayaka Tanaka
執筆者

Ayaka Tanaka

QQEnglish編集部

東京外国語大学にて第二言語習得・英語教育を学んだ後、日本の大手教育出版社で約10年英語教材編集者として勤務。2022年4月オーストラリア ブリスベンへ移住、英文ジャーナル編集に従事。(TOEIC950 /英検1級)ツールとしてだけでなく、言語の背景にある文化や価値観の違いも含め、英語を学ぶ面白さ・奥深さを感じてもらえたら幸いです。

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