TOEICの点数が下がってしまった場合の振り返り方
TOEICの点数が下がってしまった場合には、項目ごとに悪かったポイントを解析して、自分の弱点を見つける必要があります。
リスニングでの聞き取りミスや、ライティングの選択肢を間違えたのか、自分の弱点を明確にして克服すべき項目を整理します。
弱点が見つかれば、補強するための学習を重ねることで、効果的なリカバリーが可能です。
今回は、TOEICでスコアが落ちてしまった場合の対処法について、詳しく解説していきます。TOEICは振り返りを行なって、はじめて最大限に有効活用できる試験です。結果が返ってきたら、今回の記事を参考にさっそく分析を始めましょう。
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TOEICの点数が下がったときにどうするか
まずは、項目別の点数の変化を見つけましょう。要はTOEICの振り返りを行ないます。これにより、自分の弱点を見つけられます。
点数が下がったという事実には、必ず何らかの原因が存在するからです。自分がまだ把握できない弱点を修正していくことで、TOEICの点数は上がっていきます。闇雲に勉強するだけでは、自分の弱点は分かりません。
TOEICの結果は、そうした自分の弱点を集中的に克服するための機会と考えましょう。自分の苦手なポイントが点数という形で明確に反映されるため、これを補強するための課題を設定しましょう。
振り返りとは何をすることか
振り返りの目的は、自分の弱点を見つけることです。そして、弱点を克服するための学習方針を決めます。
人によっては、TOEICで点数が下がった箇所を放置している場合も見受けられます。
しかし、それではTOEICの点数は上がりません。結果に関わらず、得点できなかったポイントを改善していくことで、それだけ得点も上がることにつながります。
気を付けるべきなのは、得点できなかった問題を「ケアレスミス」で片づけないことです。
項目別にTOEICの得点を振り返るのは、この「ケアレスミス」がどういう原因で発生したかを考えることも目的に含まれるからです。
あとでよく考えれば理解できていたはずのミスでも、試験では間違えてしまった理由を探します。そうすれば、振り返りによって自分がこれから何をするべきかが理解できるでしょう。
リスニングの振り返り
リスニングでは、主に聞き取れなかったことによるミスを振り返りましょう。部分的に聞き取れなかった、聞き取れたけど意味を取り違えたかを、分析して明確にします。
この違いによって、それぞれ補強の仕方が異なるからです。
また、発音が聞き取れなかった場合、どのような発音が苦手なのかを分析しましょう。 省略された発音が聞こえなかったなら、聞き取りの力が不足しているということ。文法の勉強も含めて練習していく必要があります。
ライティングの振り返り
ライティングは単語の綴りを間違えているのか、文章を構成する力がないのかを考える必要があります。
書くということには、単に英語を聞く場合と違い、表現したいことを正確に書く能力が必要です。
ライティングにおいて自分が弱いポイントはどこか、結果を振り返ることで理解できるようになります。弱点を整理したら、克服するために何度もライティングを繰り返し練習しましょう。
また、文章力が不足しているならば、可能な限りで長文を作成する練習を繰り返し、単語力がない場合は、多くの単語を暗記する対策が必要です。
まとめ
TOEICでスコアが下がった時は、それなりの理由が存在するはずです。
まず、その理由を明確にするために、項目別の得点がどう変化しているかを振り返ります。それにより、自分の弱点が理解できるため、克服するための課題を設定して強化できます。
そうすれば、効果的にTOEICの点数を回復し、さらなる実力の向上を目指せるようになるでしょう。