TOEICと英検どちらも受験することで得られる相乗効果
英語力をチェックするために、TOEICや英検を受験したいと思うことがあるでしょう。
TOEICというと、就職試験などビジネスで、英検というと学校で受けるものというイメージがありますよね。
いずれか片方だけではなく、両方受けることで相乗効果が生まれることをご存知でしたか?そこで今回は、TOEICと英検を両方受けるメリットについてまとめてみました。
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TOEICと英検どちらも受けるとどんないいことがあるの?
TOEICや英検を受けることで、自身の英語力のレベルを測れます。片方の試験に絞るより、両方受験したほうが相乗効果を得られます。
TOEICと英検は、どちらも英語力を測るためのテストです。2つの試験を受けることで、片方でカバーできていない範囲の英語力をチェックできるというわけです。
英語を勉強している人が「本物の英語力」を身に付けたいと思うのは当然のこと。
片方の試験では良い成績を取れたのに、もう一方の試験では得点が振るわなかったとしたらどうでしょう。 それは試験に特化した英語力とも言えますよね。本物の英語力があるなら、どんな形式の試験であっても高成績が取れるはずです。
どうしてそんないいことになるの?
就職試験や自己啓発のため、TOEICを受験する人は多いですよね。
ビジネスの世界では、TOEICのスコアが730点や860点を超えると「英語が使える人材」とみなされ、英語力を仕事に活かすチャンスにつながることもあります。
一方で英検は、中学や高校の頃に受験して以来、受験していないという方も多いのではないでしょうか。
英検は、記述問題や2次試験の面接があり、読む・書く・聞く・話す、の4つの技能をチェックできる優れた試験です。
いずれかしか受けたことがない人は、両方の試験を受けてみませんか。
2つのテストの相乗効果によって、ビジネスシーンでは評価の高い英語力をアピールできます。さらに、英検を取得することで、TOEICでは測りにくい「書く・話す」スキルを持っていることを証明できます。
TOEICと英検の似ているところは?
TOEICで900点以上獲得する、英検の準1級や1級に合格するなど、どちらも高い英語力が必要になるという点が、2つの試験の似ているところです。
確かに、中程度のレベルまでは、試験向けのテキストで勉強してもクリアできます。
しかし、難しいレベルを目指す際には、試験対策というより英語力をいかにアップさせるかが重要です。
TOEIC900点以上や英検1級は、試験の1週間前や前日など、直前に詰め込むだけでは到底クリアできない難易度です。
単語や熟語を暗記し、読み書きのスピードを上げ、英語を英語のまま理解する能力を積み重ね、身に着ける必要があります。語彙、英文解釈、英作文、リスニングのそれぞれの力において、高い英語力が求められるからです。
逆に違うところは?
英検では幅広い分野の英語が出題されます。ビジネスのみならず、環境問題や人権問題など、カバーすべき分野は多岐に広がります。
語彙レベルが15000語と非常に膨大なため、TOEICではあまり見かけないハイレベルの単語が出題されることも珍しくありません。
英検対策を通じて語彙力を鍛えることで、TOEICの出題範囲もカバーできるメリットがあります。
TOEICは年間10回、日本国内80カ所で試験が実施されています。短いスパンで試験が行なわれているため、勉強計画のマイルストーン代わりにも使えます。
定期的に試験を受け続けることで、英語の勉強計画の見直しや反省に活用できるからです。
その際は、試験結果のスコアを見て、リスニングとリーディングの伸び率をチェックしましょう。自分の弱点が細かく分析できるため、スコアが伸びればモチベーションアップにもつながります。
まとめ
英語力を測るための方法はいくつかありますが、本物の英語力を身に付けていたら、どんなテストを受けても高い成績が取れるはずです。2つの試験の相乗効果で、ビジネス英語における読む・書く・聞く・話す力を証明しましょう。
英語力アップを意識していたら、いつのまにか2つのテストにおける目標を難なくクリアできていた、というレベルまで達成できたら嬉しいですよね。