中学英語の知識だけでTOEIC600点をとるための〇つのポイント
TOEICは、一般的な英語の能力を測る試験。合格や不合格ではなく、結果はスコア制になっており、満点は990点です。
一般的に、およそ600点以上から、就職に有利になることも多いようです。そんな指標となるTOEIC600点を、効率よく達成するためのポイントをまとめてみました。
今は中学英語レベルという方も諦めず、この方法を試してみると600点を突破できるはずですよ。
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中学英語で600点も狙える？
そもそも、中学英語レベルで諦めてしまった、という方も安心してください。TOEIC600点の到達は、そこまで難しくありません。
英検に置き換えると3級ほどのレベルです。TOEICの問題は、ほとんどが4択制になっており、すべてマークシートで解答する試験です。
理論上、適当にマークしても250点ほど取れる計算です。
また、TOEICはリスニングとリーディングで構成されています。英検のように面接試験がないため、スピーキング能力はなくても大丈夫です。
そのため、TOEIC特有の傾向を対策すれば乗り切れます。さらに、中学までに習う学習範囲を復習することで、基礎的な内容をおさえられるようになります。
600点を取れる人と取れない人の違い
まず、600点を取れる人と取れない人の違いはどこにあるのでしょう。やはり、TOEICの傾向と対策を知っていることではないでしょうか。
TOEICについて十分に理解しているなら、中学レベルの英語力でも600点くらいは到達できます。
実際、500点台から600点まで伸びない方の多くは、ここに課題を抱えています。
まず、600点に到達できない人の特徴として、教材の使い方が間違っていることが挙げられます。
たとえば、参考書をたくさんの買ってしまい、すべての内容を学習しきれないことがあるでしょう。
また、テキストや単語帳を隅々まで読もうとしたり、綺麗にノートにまとめようとしたりすることも効果的ではありません。
上記の方法が誤りというわけではありませんが、TOEICの点数アップを目的とした場合、とても効率が悪い方法といえるのです。
600点はどうしたら取れる
では、どうしたら600点に到達できるのでしょうか。運だけでは、やはり300点くらいが限界になってくると思います。そのため、まずはTOEICの特徴を知ることから始めましょう。
そうすることで、着実に取れる問題から解答できるようになるため、点数を稼ぎやすくなります。
ゲームが好きな方は、クリアするための攻略法の一種だと思ってもよいでしょう。最高スコアは990点なので、600点を狙うなら全体の3分の2以上の問題で正解する必要があります。
一般的に、TOEICではリーディングよりもリスニングのほうがスコアを稼ぎやすい傾向にあります。
リーディングで250点、リスニングで350点を取ると600点に到達する計算です。
つまり、すべての問題を完璧に解答しようとせずとも達成できます。この段階では、参考書や単語帳を完璧に網羅しなくてもOKです。
600点をとるための勉強法
具体的な勉強方法としては、やはり基本的な単語や文法をおさえることから始めましょう。まさにここで生きるのが、基礎となる中学英語です。
最近では、中学英語を5時間でマスターできる参考書なども存在します。そのような教材を活用して、まずは取れる点数を絶対に落とさないよう、基礎を固めましょう。
そのあと、テキスト1冊、単語帳１冊をしっかりやり込みましょう。単語帳やテキストも、目標点数ごとに出版されています。自分に合うものに絞り込み、ひたすら読み込みましょう。
この際、絶対に綺麗にノートに写す勉強法はやめましょう。やった気になるだけで、本質的な英語力の向上にはつながらないため、時間の無駄です。
もっとも効率的なのは、単語や文を口に出す練習を繰り返すことです。 その際、教材となる参考書は、信用できる機関から出版されたものを使用しましょう。可能なら、リスニング用の対策CDが付いているものがおすすめです。
空き時間などに、iPodなどに取り込んで聞いているだけでも効果があるでしょう。
リスニング問題には基本的なひっかけ問題などが存在するため、十分に注意しましょう。焦らず基本をおさえれば、点数はしっかりと稼げるはずです。
まとめ
いかがでしょうか。TOEICがハイスコアだからといって外国人の方とペラペラ話せるわけではありませんが、点数が取れると就職や大学入試、昇進などにも有利です。
また、何より英語力に自信を持てるきっかけになるはずです。
そして、もっとハイスコアを狙ってみたくなるかもしれません。どうせ中学英語レベルしか分からないし、と諦めないで、この機会にTOEICにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
