TOEICのリーディング対策と試験中の時間配分のコツ
TOEICにおいて、リーディング対策をしなければ、良い点数を取ることはできません。対策として最も大事なのは、時間配分の練習です。
これを怠ると、ネイティブスピーカーの方でさえも最後まで問題を解き終えられず、点数を大幅に落としてしまいかねません。
では、試験前にはどのように勉強すればいいのでしょうか。これからTOEICを受ける人のために、時間配分のコツや対策方法についてご紹介します。
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TOEICのリーディング対策に何をやるか
まず、TOEICのリーディング対策でやるべき事は2つあります。それは、語彙力とイディオム力の強化、速読の練習です。
設問1と2は、単語や熟語を覚えていれば確実に解ける問題なので、確実に正答できるようにします。
そのために、毎日しっかりと基礎の基礎である英単語を勉強する事が重要です。
TOEICでは問題用紙にメモを書き込めないため、効率よく問題を読み進めなければ、解答する時間がなくなってしまいます。
おすすめの回答法として、先に設問を読んで質問される内容を予想した上で、長文を読む練習をすることです。
設問がわかっていれば、長文を読むスピードにもメリハリをつけられますよね。これを毎日続ければ、確実に問題を解くスピードが早くなります。
TOEICの適正時間配分はどんなもの?
次に時間配分についてご紹介します。TOEICのリーディングテストの配分は75分間です。
リーディング対策をする段階で、しっかりと時間配分を意識しながら解く練習を行うべきです。
まず、単語やイディオムの問題には時間をかけてはいけません。すべての問題を1分かけないくらいで解けるよう練習し、長文の読解に集中できる状況を作れるようにしましょう。
次に、短文の読解と文法の穴埋め問題です。この設問に関しては、前後の文章を読まなければ答えを導きだせません。
そのため、ある程度の時間を使います。早ければ早いほど良いですが、全体で20分程度をかけて確実に問題を読むようにしましょう。
最後に、長文読解です。この設問は、もっとも時間を使うべき場所なので、使える限りの全ての時間をかけて、問題を解くようにします。
そして、残りの5分くらいでマークシートの塗り忘れなど、初歩的なミスがないかを確認しましょう。
スコア別時間配分方法
リーディング対策をする上で、時間配分も大事ですが、TOEICは問題量が多いため、時間の使い方を工夫する必要があります。
しかし、これはTOEICのスコア別に時間の使い方は変わってきます。
まず、英語があまり得意ではない550点以下の人は、前半の設問でしっかりと点数を取る必要があります。
そのため、問題の最初から解いていくことをおすすめします。
しかし、英語が得意な人にとっては、長文で点数を稼ぐ必要があるため、脳が疲れていない最初の方に長文を解くことをおすすめします。
英文を読んでいるうちに、忘れかけていた単語や文法を思い出し、設問1や2の解答率につながる可能性もあるため、慣れれば効率よく得点を伸ばせます。
時間配分はどう練習するの?
時間配分の方法が分かったところで、リーディング対策をする段階で、本番さながらの練習をする必要があります。
慣れておかないと本番の試験で力を発揮できなくなるため、最低でも試験2週間前からは時間配分の練習を行いましょう。
まず、手元に模擬試験とマークシートを用意してください。テキストを使っている人は、拡大コピーをおすすめします。
次に、問題用紙に決められた時間配分を書き、設問ごとにタイマーをセットします。 そして、設問を解いていき、時間切れになったら必ずペンを置いて次の設問に移ります。
これを何度も繰り返せば、どのくらいのスピードで解けばいいのか、時間感覚を把握できるようになります。
まとめ
以上、TOEICのリーディング対策と時間配分についてご紹介いたしました。
英語が苦手な人は、単語や文法を覚える事が優先です。慣れてきたら、タイマーや時計を利用して、しっかりと時間配分の練習を行ないましょう。本試験で100パーセントの力を発揮できるようになるでしょう。