はじめてのTOEIC(R)試験でのリスニングのコツ
英語の勉強の目標やモチベーション向上につなげるため、また就職活動などに役立てるためにTOEIC(R)を受けようとするが多いようです。
しかし、学校で習った英語と違い、TOEIC(R)は特有の言い回しなどが出題されるため、学習方法を知る必要があります。
特にリスニングでは、知識の有無でスコアに大きな差がうまれることをご存じでしょうか?そこで今回は、初めてのTOEIC(R)試験に向けたリスニング対策の方法について見ていきましょう。
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TOEICのリスニングの注意点1
コツ1「全て聞き取ろうとしない」 初めてリスニングを勉強する方にありがちなのが、気合を入れすぎて全ての文章を聞き取り、理解しようとしてしまうところです。
TOEIC(R)試験はリスニングパートだけで約45分、そして問題数は100問です。
単純に約30秒のうちに1問は解いている計算です。
そのシビアな時間配分の中、慣れてない人が最後まで集中力を持続させることは難しいでしょう。もし聞き取れなかった場合、ショックでモチベーションが下がってしまうおそれもあります。TOEIC(R)においては「点数に結びつくところだけ聞き取れれば良い」のです。
TOEICのリスニングの注意点2
コツ2「例文は前もって読んでおく」 TOEIC(R)の試験の形式は4パートに分かれていることを覚えておきましょう。
パート1は写真描写問題。パート2は応答問題。パート3は会話問題。パート4は説明文問題です。
後半に進むごとに、出題される文章が長くなる傾向があります。 つまり、例文もそれにつれて長くなるということです。
つまり、試験中に例文を律儀に読む必要はありません。
45分という長い時間、集中力を使うべきところは、当然点数に結びつく本文です。
そのため例文については、模擬試験形式の参考書などで、あらかじめ出題形式を理解しておくだけで良いでしょう。 そして本番では、例文に数分だけ時間を使います。
このコツを知っていれば、例文を飛ばし、その時間にどんな写真が出てくるのか、など本文に関することを見ておく「先読み」の行動を取れます。
TOEICのリスニングの注意点3
コツ3「リスニング音声が流れる前に次の問題を読む」 問題をひとつずつ丁寧に吟味し、理解することは大切かもしれません。
しかしTOEIC(R)は、とにかく時間との勝負です。
得点アップには、次々に頭を切り替えていく力が必要です。
少しの時間でも、問題を理解しやすくするコツが、「リスニング音声が流れる前に次の問題を読む」ことです。
TOEIC(R)では、シチュエーションの理解が答えに結びつくことが多く、事前に選択肢を見ることで出題内容を予測できます。
実際に問題が読み上げられた際には、すでにシチュエーションの心構えができているため、理解する速さに違いがうまれます。
どんな準備をする必要があるか
コツ4「リスニング力とともに適応力を」 リスニングは聞き取り力が求められている問題なので、リスニング力を鍛えるのは当然ですよね。
聞き取れる情報が多ければ、それだけ理解も深まります。
また、TOEIC(R)では独特な出題形式に適応する力が必要です。
そのためには、同じ形式の参考書を学習することが近道でしょう。
さらに、音声はスピーカーから流れます。はじめに全体で音量を確認してくれるので、必要に応じて変えてもらいましょう。
まとめ
はじめてのTOEIC(R)を受けるにあたって、ただの英語力だけで挑むのはもったいないということです。
まずはとにかくスピード勝負、時間を意識することです。そして次々と頭を切り替え、次の問題を先行して確認すること。このように特有の対策を行うことが、TOEIC(R)のリスニングで得点を上げるコツといえるでしょう。