最初につまづく暗記をクリア!英単語やフレーズをすんなり覚える方法
語学力とは、単純に記憶力のみに依存するものではありません。たとえば、国語力を考えてみた時に、記憶力はどれほど必要でしょうか。
単なる一要素に過ぎません。しかし英会話に登場する単語は、基本的に全て未知の言葉です。
したがって、そのすべてを地道に学ぶよりほかに方法はありません。暗記すべき単語や文法、イディオムは膨大なため、それを効率的に勉強していく必要があります。さらに、別の要素も一緒に学べる余裕を作るということを考えるのも重要です。
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フレーズや単語をスムーズに覚える方法
実際の会話で使える英語を身に付けるためには、フレーズや単語をたくさん覚える必要があります。
だからといって、単語集のような教材で愚直にひとつずつ覚えようとしても、時間ばかりかかってしまい、効果も意外に薄いです。実はこれは記憶力の良し悪しにはあまり関係ありません。
名詞と形容詞は単語集で覚えても構いません。副詞は形容詞から派生することが多いので、こちらもあまり心配しなくても大丈夫です。問題は動詞です。動詞の場合は、このような覚え方をしても、ほとんど使い物になりません。
動詞は「どう使うか」を知らなければならないからです。そのため語彙力増強の教材は、例文を含んでいるものを選択しましょう。そして、例文を暗唱すれば、「どう使うか」と併せて非常に効率的に覚えられます。
暗記でつまずきやすいのはなぜ?
単語帳形式の暗記方法は、繰り返し行なわないと記憶が定着しないため、効率性に著しく欠けます。
なぜなら、記憶を呼び起こすためのカギが足りないからです。
たとえば、ブラウザでひとつの言葉を入れて検索しても、ヒットするサイトが膨大になって整理できません。
しかし検索語を複数入力すれば、期待するテーマに沿ったサイトを探せます。同じように、英単語の暗記でも、単語と結びつくカギとなる言葉とセットで覚えることがおすすめです。
効率的な暗記をする
先述の通り、この場合は例文を暗唱するのが有効です。文章単位で覚えれば、単語と結びつく記憶が増え、どのような単語と連動するか、つまりコロケーションという見地から覚えられます。
これがセットで覚えるという意味です。
ひとつのフレーズや単語に対して、覚えることが増えるようでかえって大変なように思えます。
しかし、ひとつまとまりとして記憶に留めるので、むしろ効率的です。こうした例文のストックは、英会話などでも即戦力になります。 ひとつの単語がどの単語と呼応しやすいか、いちどに覚えることもできます。
たとえば、熟語を覚える際、動詞が「to+動詞の原形」で使われるのか「ing形」で使われるのか、例文ならすぐに覚えられます。
語彙を増やすのと同時に、実践的な文法知識を覚えることにも役立つのです。覚えるべきことが膨大になればなるほど、効率的に勉強することが重要になるのは当然ですね。
おすすめの教材選び
そこで、どのような教材を使って勉強するのが良いかを考える必要があります。
まず、TOEICを受験してみることをおすすめします。世界共通で英語力の指標に使われているこの試験は、まぐれで高得点を取れた、などということはほとんどありません。
得点は実際の英語力をかなり正確に反映します。
自分のレベルが把握できたら、少し難易度が高い教材を探します。フレーズや単語を覚えたいのであれば、TOEICに準拠した得点別の教材が販売されています。
あるいは基礎を復習するために、大学受験用の教材を探すのも良いでしょう。その中から、例文を多数収録したものを選びます。そして地道に、例文を暗唱して覚えていく、という方法が効率的です。
まとめ
英会話の最中に言葉に詰まって何も言えなくなってしまったら、それは勉強方法に問題があるということです。
フレーズや単語も、ただの暗記ではスキルが向上するわけではありません。むしろ、一緒に使われる単語や動詞など、関連知識を増やすために例文の暗唱を試みましょう。
記憶を呼び起こすためのセットとなる単語を増やしていけば、実践的な英会話が身につきます。