全部の単語を一つずつ覚える?それってすごく効率が悪いんです…
単語を一つずつ覚えると、確かにその意味は理解できます。
しかし、文脈の中に単語がでてきた場合、果たしてそれが最初に覚えた意味と一致しているか、と言われると違うことの方が多いのではないでしょうか?
つまり、単語それぞれに意味がひとつしかなければ、そういった覚え方でも問題ありません。
しかし、通常は単語には複数の意味があるため、すべてを理解するには膨大な時間と手間がかかるため非効率です。
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全ての単語を一つずつ覚えるのは非効率
単語によっては、その単語の意味同士がかけ離れているものも多く見られます。その都度すべての意味を覚えるとなると、辞書を暗記するほどの記憶力が必要です。
しかし、会話やリスニング、ライティングなど、実際に使う段階になってから思い出すには時間が掛かります。
また、1単語1つの意味しか知らないというのでは、応用力が身に付かず、全く英語が話せないという状態に陥ってしまうのです。
これでは非効率なだけでなく、英語力の低下を招くことになりかねません。英語は暗記力と応用力の2つの力が必要です。
最終的にはコミュニケーションが取れるレベルまで持っていかないと、表面的な知識の習得で終わってしまいます。
効果的な英単語の覚え方
英語の学習は、机で勉強する座学と、実際に会話する応用力の2つの方面で強化が必要です。
まずは、単語の代表的な意味を学ばないといけません。 最初は、ひたすら単語の代表的な意味を暗記します。
次は、暗記した知識を活用して英会話やリスニングで文の流れを意識します。この際、これまで覚えたものと共通点がないかチェックしましょう。
例えば、スペルが似ていれば、意味が似ている可能性があります。また、名詞や形容詞など、どの分類に当たるのか調べます。これにより、未知の単語の意味を当てるまではいかないにしても、より近い意味に置き換えて翻訳できます。
接頭語と接尾語を紹介
上記の覚え方に通じるところがありますが、接頭語と接尾語を意識して文の構成を学ぶことも必要です。
単語の前に付くのが接頭語、後ろにつくのが接尾語です。
たとえば、単語そのものの意味が分からない場合、接頭語や接尾語の意味を理解していれば、その単語が肯定あるいは否定しているのか、単独なのか複数なのかということが予測できます。
このスキルの差は、特にライティングの場合に顕著に表れます。時間が限られている試験などではかなり役立つ知識です。
インプットとアウトプット
英語を勉強する際、まずは単語や文法の意味を覚える、インプットの作業が必要です。
次の段階として、暗記した知識を応用するアウトプットの作業が必要です。すべての知識が分からなくても、おおよそのあたりを付ければ、読み進めるうちに相手が言いたいことが理解できます。
実際の英会話では、かなり速いスピードで話します。
その都度インプットした知識をアウトプットしていたら、速さについていません。暗記する際に代表的な意味を理解しておき、実際の会話では周囲の単語から未知の単語の意味を予測することが効果的といえるでしょう。
しかし、この方法に慣れるには、英語で会話する機会を積極的に持つ意識が必要です。日本の国内では、あまり日常生活で実践的な英語を使う機会がありません。
そのため、英会話スクールや国際交流会に参加することで、それを補うことができるでしょう。
まとめ
単語を学ぶには、インプットとアウトプットを繰り返して、総合的な英語力を身に付ける必要があります。
机上のインプットの際に、役立つのが接頭語と接尾語です。これがあることで、頭の中で意味を補助できるため、おおよその当たりをつけられます。以上の点を心がけて勉強を続ければ、本物の英語力を身に付けられるでしょう。