フリートークで英語力は身につかない?!セミナー形式とどっちがいいの?
英語力アップには、さまざまな学習方法があります。その中に「とにかく話す」というアイデアがあります。
「読む・聞くだけでは英会話は身に付かない。やはり英会話をこなせるようになりたいなら、実践あるのみ」という考え方に基づいた方法ですね。
そこで今回は、フリートークでの英会話と、セミナー形式で受講するのとではどちらが英語力につながるのか考察してみましょう。
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本当はどっちがいいの?
英語力を身につけるならば、セミナー形式の勉強方法をおすすめします。
実際に話すときと同じようなシチュエーションで訓練を積んだほうが役に立つ、と思われる方が多いはずです。
確かに、繰り返しフリートークの機会を増やすこと重要です。幼い子供が会話を身に付ける段階で、ホワイトボードや資料で説明を受けながら学習しないでしょう。
しかし、これはあくまでも子供の話で、大人が英語をマスターするには英会話の基礎練習から始まり、そこを起点に英語に慣れていく必要があります。
つまり、セミナーに通いながら講師の力を借りる方が合っているのです。
セミナーで自分がどこで何につまずいているのかを発見すると、その場で問題を解決できます。
これは分からないところを飛ばさずに進める、という非常に有難いものであり、おろそかにしがちな基礎練習を積めます。
もちろん、会話のコツや豆知識なども学べます。この部分は、フリートークにはない特徴と言えるでしょう。
なぜフリートークでは英語力が身につかないのか?
フリートークで英語力向上を図るためには、セミナーに通うよりも難しいと言えるでしょう。
それにはふたつの理由が挙げられます。
ひとつは、フリートークによって英語力を身につけるのは、生まれたばかりの子供に適した学習法であるということです。
誰かが話していることを耳にいれ、聞き覚えたことを口にし、その後、字を覚えそれを書き起こす。 こうして英語圏で生まれた人たちは英語の言語能力を手に入れますし、同様のやり方で私たち日本人は日本語の能力を手に入れました。
しかし、大人が子どもとまったく同じ方法で英語を身に付けられるとは限りません。
当然、大人と子供では脳の柔軟さが違うため、習得に相当な時間を要するといえます。
次に、フリートークでの学習は誤りの修正をするのが難しいということがあります。会話は、聞こえた単語を拾うことで話のテーマを見つけられますし、相手の表情やジェスチャーで、それが良い話か悪い話かも判断できます。
つまり、予想で相手の話している内容を、ある程度理解できるのです。 今度はこれに対して自分が応えるのですが、この時おそらく多少はでたらめな文法や間違った表現を使っているはずです。
しかし、トークする相手は、こちらが話す間違いをくみ取ってくれます。これでは間違いを正すことは難しいのです。
基礎練習が不足している
以上のことから、フリートークは基礎練習を積むことに適していない、ということが理解できますよね。
英語が母国語でない私たちが、フリートークで英語力を養うのはとても大変なのです。
やはりある程度はセミナー形式で基礎を学ぶことは重要です。
セミナーでは単語、文法、発音などが学べるので基礎練習を実行できます。どんな言語でも、基礎は非常に重要。基礎練習を繰り返し練習することで、英語が上達します。
まとめ
フリートークは英語で『コミュニケーション』を図るのに適した学習法で、『英語力』を身につけたいなら、セミナー形式が適しています。
英語を駆使するにはどちらもおろそかにできません。
正しい表現・文法・リスニングばかりをやっても肝心な会話力は上がりませんし、力があってもコミュニケーションに慣れていないといけません。
どちらもバランスよく学ぶことは前提で、最初はセミナー形式を選んでみるという選択肢はいかがでしょうか?